スポンサーリンク

最新ネタバレ『キングダム』594-595話!考察!深手を負った信

スポンサーリンク

趙峩龍本陣に辿り着くも、最強の徐兵団に邪魔された飛信隊。

前回は、徐兵団の隊長2人に狙われた信でしたが、渾身の一振りで徐林を倒す事ができたところで終わりました。

さて、目の前に趙峩龍がいるにも関わらず、なかなか直接対決ができない信。

さらに、徐林を討つために敵の槍に刺されてしまいました。

今度こそ、余裕そうな趙峩龍を討つ事ができるのか!?

今回は、信の様子と羌瘣の活躍を中心にお届けしていきます。

 

スポンサーリンク

 

『キングダム』594話!のネタバレ

それでは『キングダム』594話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

スポンサーリンク

徐林の仇

土雀右隊長の徐肖は、涙をまき散らしながら叫びました。

「よくもォッ

 林を!我が弟をォ!!」

 

頭を切り取られた土雀左隊長の徐林は、どうやら徐肖の弟だったみたいです。

そのため、信によって死んでしまった姿を見て嘆いていました。

さらに、その悲しみは怒りとなって、信に集中します。

「集え全〝土雀″共!

 他の精兵共もこの地に集い

 徐林の仇を討って弔え」

 

最強の徐兵団以外にも、飛信隊の周りに集まる敵。

飛信隊は追い詰められ、周囲を丸く円を描くように敵に囲まれていました。

必死に抵抗する飛信隊。

しかし、徐肖の攻撃で深手を負ってしまった信。

右の脇あたりからは、力を入れる度に血が溢れます。

その隙を狙って、信の周りにはあり得ないほどの敵が押し寄せ、攻撃するどころか、防御するだけで精一杯でした。

 

少し離れたところで、信が追い詰められる様子を眺めている趙峩龍。

側にいる部下も、この様子であれば信だけでなく、飛信隊全員討ち取れると確信しました。

「飛信隊を、ここで終わらす」

趙峩龍は興奮する事なく、冷静に眺めていたのです。

 

一方で、指示を出していた河了貂は心配していました。

「敵の後軍が、一部形を崩して

 趙峩龍本陣あたりに密集している」

「まさか隊長がっ!?」

仲間の報告にも、河了貂は言葉を返す事ができませんでした。

 

松左に助けられた飛信隊の新人達。

追い詰められる隊長達の様子を、遠くから心配そうに眺めていました。

その時、干斗らが支えていた松左が、肩からずり落ちるように地面へ倒れました。

反応がない松左に、必死に呼び掛ける干斗。

「松左さん!?

 ちょっと待って下さいよ!

 松左さん!!」

涙を流す新人達。

松左から返事が返ってくる事はありませんでした。

 

スポンサーリンク

助けに来た仲間

集まった無数の敵に追い詰められる飛信隊。

敵の攻撃に、去亥は思わず落馬してしまいます。

容赦なく向けられる槍。

去亥が覚悟した、次の瞬間!

現れたのは羌瘣でした。

去亥を狙った敵を、一振りで倒してしまいます。

羌瘣はすかさず言いました。

「ひどい包囲だ!

 何とか入ってきたが

 ここから脱出は相当難しいぞ」

信を助けるために、どうにか輪の中心に侵入できた羌瘣隊。

すぐに、那貴一家も駆け付けてくれました。

しかし、想像以上の敵の数に、圧倒される羌瘣と那貴。

このままでは脱出するどころか、全員が討たれてしまいます。

羌瘣は信の傷を見て言いました。

「深手を負っているのか・・・」

信は「大した傷じゃねェ」と、傷を手で覆いながら答えます。

 

駆け付けた那貴からすれば、当てが外れていました。

なぜなら、この異常な包囲を脱するには、信と羌瘣二人の力が必要だったからです。

だからこそ、羌瘣も無茶をしてまで助けに入って来ました。

なのに、肝心の信が深手を負っています。

羌瘣だけでも、限界まで力を使えば脱出できるかもしれません。

しかし、それではその先が繋がらなかったのです。

羌瘣は覚悟を決めて言いました。

「脱出はしない」

その発言に驚く信と那貴。

 

円を描くように敵に囲まれてしまった飛信隊。

この包囲を作っているのは、趙峩龍の精鋭兵ばかりです。

要するに、敵の主力部隊が結集している事になります。

この輪から脱出できたとしても、そのあと助かる見込みがありませんでした。

「斬って斬って斬りまくって

 趙峩龍軍の主力を消す!」

思いがけない発言に、驚く周囲の仲間達。

今は、飛信隊自体が全滅の危機にさらされています。

こんな状態で趙峩龍が狙えるはずもないので、周囲からは反発されました。

それでも、羌瘣は意志を変えません。

「どっちが先に力尽きるかだ

 私が〝楔″を討ち続ける

 皆はそこを狙って敵を倒せ

 いいな!」

 

やはり、羌瘣はすごいですね。

瞬時に皆が助かる方法を考え、自ら犠牲になる事を選んだわけです。

いかに無茶な作戦を言っているかは、本人が1番分かっているはずです。

それでも、この戦いに勝つためなのか、羌瘣のまなざしには迷いがありませんでした。

 

スポンサーリンク

斬りまくる羌瘣

趙峩龍の側にいた部下が、飛信隊の攻防を眺めながら言いました。

「戦いの輪の攻防が激しくなっていくぞ」

「フッ、火が消える直前ということか」

余裕そうな趙峩龍軍。

 

しかし、輪の外側は趙峩龍の精鋭兵しか視界に入らなかったのに、輪の隙間から飛信隊の兵が見えてきました。

飛ぶ精鋭兵の首。

羌瘣の強い意志と共に、押されていた飛信隊が息を吹き返したのです!

我呂は、周囲の仲間を急かしました。

「もういい!次に行くぞ

 早く行かないと、あいつが・・・」

信も同じ気持ちだったようで、自分のケガなど気にする事なく、敵を倒し続けました。

「くそ、何やってんだ

 こんな戦い方・・・お前・・・

 羌瘣!」

信からすれば、羌瘣の無茶な戦い方は見ていられませんでした。

 

敵ばかりが広がる先頭で、宙を舞うように華麗に敵を倒していく羌瘣。

特殊な呼吸法を使って、最大限に力を発揮します。

しかし、この術には限界がありました。

最大限の攻撃を発揮する代わりに、長くは続けられないのです。

それは敵も知っているようで、羌瘣をまず倒そうと考えていました。

そんな事はさせまいと、決死の思いで周囲の敵を倒していく飛信隊。

信も血を流しながら、羌瘣の周りの敵を倒していきます。

 

スポンサーリンク

命懸けの戦術

「もういい、羌瘣!

 十分だ、もう戻れっ」

信が呼び止める声など気にせず、ひたすら舞うように前へ進み続ける羌瘣。

それでも、信は羌瘣の名を呼び続けます。

呼び掛け続ける信を見かねて、側にいた我呂は言いました。

「今はあいつの戦術に従え

 信っ」

本当は、我呂も信と同じ気持ちだったのでしょう。

ただ、手強い精兵隊を羌瘣が乱し、そこを他の仲間が討つ作戦です。

いわば、命懸けの立ち回りなのです。

だからこそ、羌瘣の気持ちに自分達がしっかり応えてやらなければ、彼女も報われないと我呂は考えていました。

「分かってるってんだ

 バカヤロォ!」

我呂の言葉に、腹を立てながら怒りを敵にぶつける信。

飛信隊の勢いは、輪となって少しずつ外へ広がっていきました。

さすがに、趙峩龍の部下達も異変に気付き動揺します。

「何だ、何が起こっている!?」

「輪が・・・逆に広がっている?」

このまま全滅するかと思いきや、再び勢いを取り戻した飛信隊。

眺めていた趙峩龍も目を開き、ギリっと歯を食いしばりました。

 

華麗に攻撃し続ける羌瘣。

ところが目はすでに血走り、口から血を吐き出してしまうほど、限界を迎えようとしていました。

その様子を、静かに見つめる土雀右隊長の徐肖。

部下も何やら準備ができたようです。

徐肖は部下に向けて言いました。

「殺るぞ」

 

仲間を信じて突き進む羌瘣。

ただ、読んでいるこちらとしても、見ていられないほど無茶な戦い方です。

さらに、羌瘣を狙っている徐肖の動きも気になります。

はたして羌瘣は、生きて敵の輪から脱出する事ができのでしょうか?

 

スポンサーリンク
"
"

『キングダム』ネタバレ594-595話のまとめ

今回は、信を助けるべく駆け付けた羌瘣が大活躍の回でした。

本来であれば、信と合流して敵の輪から脱出する作戦だったはずです。

しかし、信が倒した徐林の攻撃によって深手を負ってしまっていました。

それでも最善の方法を考え、自ら無理をして前進する羌瘣。

松左もついに倒れてしまいましたし、これ以上、犠牲になる仲間を見たくありません。

羌瘣の覚悟、そして信の気持ちは通じるのか!?

次回も楽しみです!

 

この記事の関連記事はこちらからです⇩

⇒『キングダム』596話!ついに趙峩龍を追い詰めた飛信隊・・

⇒『キングダム』595!松左との最後の別れ・・

⇒『キングダム』593話!趙峩龍本陣に辿り着いた飛信隊・・

⇒『キングダム』592話!松左の最後の願い・・

 

スポンサーリンク

 

 
 

 

スポンサーリンク

 

関連記事



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA