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最新ネタバレ『キングダム』584話!考察!狙われた王賁

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前回は、趙左翼を追い込む事に成功した秦右翼。

さて、ところが、数々の修羅場を乗り越えてきた尭雲と趙峩龍は、この状況を黙って見ているわけではありません。

李牧からの助言もあり、どうやら玉鳳隊の王賁に狙いを定めたようです。

覚醒した飛信隊と玉鳳隊に勝つためとはいえ、なぜ王賁ばかりを狙うのか!?

今回は、朱海平原十三日目の戦場の様子を中心にお届けしていきます。

 

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『キングダム』584話!のネタバレ

それでは『キングダム』584話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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動き出した趙峩龍

朱海平原では、玉鳳隊も激しい戦いを繰り広げていました。

そんな中、趙峩龍は部下に指示を出します。

「行くぞ、左から崩して王賁をはめる」

「ハ!出るぞぉ、趙峩龍様に続けェ」と、趙左翼の1部隊が動きを変えました。

趙左翼の狙いは王賁です。

そのために、趙峩龍がまず囮になるようです。

その動きに気付いた玉鳳隊。

「報告!敵本陣が右に動き出しました」

「こちらの右翼を狙っています」

「あの数・・・右に援軍が必要です!」

慌てる隊員達を番陽が「分かっておる!」と、なだめます。

そして、王賁に伝えました。

「賁様!

賁様は今はまだここで全体の指揮を取らねばなりませぬ

右には私が行って、陣頭指揮を取ります」

それを聞いた王賁は、すぐさま指示を出します。

「四百を連れて右へ行け、番陽

 任せたぞ!」

「ハ!」と返事をして、急いで右へ向かおうとする番陽。

ところが、「待て、番陽」と王賁は呼び止めました。

「あれは、趙峩龍自ら動いてきている

 気をつけて行け

 危うくなったら俺もすぐに向かう故、決して無理はするな」

「心得ました」と受けとめるも、番陽は王賁の身を案じました。

「賁様もお気をつけ下さい

 あの趙峩龍が、こうも早く動いてくるとは

 何か〝狙い″があるのかもしれませぬ」

「ああ、分かっている」と答える王賁。

 

番陽は、良い読みをしていますね!

でも、この状況で王賁と番陽が離れたのは良くなかったのかもしれません。

これでは、敵の思うつぼです!

 

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混乱する信

飛信隊も、趙左翼の動きに焦っていました。

「隊長!あれっ尭雲が右へっ!」

報告をしてくる隊員に対して、「あぁ、見えてる」と返事をする信。

どうやら、羌瘣隊を狙っている事に気付いたようです。

それは、軍師の河了貂も気付いており、部下の報告にも冷静に答えます。

「大丈夫、羌瘣も気づいてるよ

 それに、またおかしな揺さぶりかもしれない

 尭雲の動きは目で追いつつ、右だけに気を取られないで

 他にも注視しといて」

 

この状況に、羌瘣も冷静に判断していました。

なぜなら、馬上は難しくても、下に降りれば尭雲に勝てると確信していたからです。

「尭雲が入って来たら、バレない程度に私の所へ道を・・・」と、隊員達に指示を出そうとした時、異変に気付く羌瘣。

なんと、尭雲軍だけでなく、隣の戦場の岳嬰軍が真横まで迫っていました。

亜光軍と戦っていた馬南慈軍と岳嬰軍。

その岳嬰軍の1部が飛信隊めがけて移動してきたのです。

 

「殺せっ!飛信隊を殺せっ」

「岳嬰様の仇だァ!」

岳嬰軍は、討たれた将軍の恨みを晴らすべく、目は血走り、ものすごい勢いで近づいてきます。

「奴らは亜光軍と戦ってるんじゃないのか!?」と焦る隊員達に対して、「いや、隣は亜光軍と馬南慈軍が戦ってて、今日は岳嬰軍が語軍予備だった」と、河了貂が答えます。

河了貂が心配している通り、今まで個別に戦ってきた趙左翼も、ここにきて連携して戦術を使ってきたのです。

 

羌瘣はすぐさま「歩兵の壁を右に作れっ!急げ!」と、隊員達に指示を出します。

そして、心配する隊員達に力強く答えました。

「大丈夫

 今は、圧倒的に私たちの方が強い!」

羌瘣の言う通り、近づく岳嬰軍に対して〝連結剛力″をくり出します。

遠くにいる河了貂や他の隊員達も驚くほど、趙の騎馬が宙を舞っています。

さすが、羌瘣隊の隊員達ですね!

若手のやった剛力とは比べ物にならないくらいの威力です。

 

「すごいけど、あれだけで敵を全て防げるわけじゃない

 右に援軍を送らねば」

隊員の心配に、河了貂もすぐ答えます。

「分かってる

 まずは信が動いているはずだ

 皆が右へ行くと他に穴が開く」

ところが、珍しく信は全く動いていませんでした。

それどころか、茫然としていました。

心配する隊員達に対して、信は驚いた表情で言いました。

「・・・・どういうことだ・・・

 相手の狙いが、急に全く分からなくなっちまった」

 

羌瘣隊を狙っているとばかり思っていた飛信隊。

ところが、信だけは気付いたのです。

尭雲から殺気が出ていない事に・・・

「じゃあ、なんで尭雲は右に・・・」と不思議に思った隊員達。

信も、本当の標的は誰なのかまでは気付いていないようです。

「分かんねェ

 分かんねェから、尭雲から目を離すな

 奴は絶対他の奴らを狙ってる」

その言葉に、戦場を眺めていた邦馬が気付きました。

「・・・居ない・・・

 尭雲が・・・消えました」

衝撃が走る飛信隊。

 

標的が羌瘣隊ではない事に気付けたところまでは良かったのですが、それ以上に趙左翼の動きは早く、尭雲が姿をくらます事に成功してしまったようです。

少しでも早く、信には王賁が狙いであると気付いて欲しいところですが・・・

肝心の玉鳳隊はどうなったのでしょうか!?

 

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趙左翼の本当の狙い

一方、亜光軍と戦っている馬南慈は、部下から報告を受けていました。

「馬南慈様

 後ろの岳嬰軍から一千騎、飛信隊へ突撃しました

 そして代わりに

 今、後ろを尭雲軍が通過します!」

「ああ」と答えつつも、馬南慈の頭の中では昨夜のカイネとの話を思い出していました。

 

「李牧様は、玉鳳 王賁を狙えと?

 飛信隊 信の方が狙いやすそうだがのォ」

李牧の助言を伝えに来たアイネに対し、不満そうに答える馬南慈。

その疑問にアイネが答えます。

「理由は二つある

 一つは、あの二隊はほぼ同時に戦果を出しているが

 玉鳳は五千、飛信隊は八千

 つまり、玉鳳の方が無理をしていると・・・

 それと二つ目は、相性だ

 本能型の尭雲将軍の動きを

 今の飛信隊 信は読んでしまう

 だが、将軍とまだまともに戦っていない王賁には

 その動きは読めないと」

「と言うことはつまり」と再度尋ねる馬南慈に対して、アイネはハッキリと言いました。

「尭雲将軍に王賁の首をとってもらう」

 

やっと、王賁ばかりを狙う理由が分かりました。

王賁が弱いから狙われたわけではなかったのです。

ただ読んでいるこちらとしては、前回の話で王賁が討たれてしまう事が分かっているだけに、少しずつ王賁に近づいていく敵陣の動きにハラハラします!

 

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迫る尭雲

玉鳳隊でも、敵の異変に気付いていました。

「ん!?敵襲!左真横から騎馬がきます

 数・・・二百から四百」

「何!?」と驚く隊員達。

すぐに「歩兵!構えろっ」と、敵が入ってこないように横並びに壁を作ります。

玉鳳隊からすると、敵の数からして隣の馬南慈軍だと思い、まさか二つ隣の尭雲軍だとは誰も思いませんでした。

そして、さらに読みが甘かったのは、ここに出現したのはただの三百騎ではなく、朱海平原全体の中でも最強とされる尭雲直下兵団〝雷雲″の精鋭騎兵だった事でした。

少数でありながら、あっさりと玉鳳隊の歩兵の壁を崩していき、中に入られてしまいます。

慌てて「関常を呼べっ」と叫ぶ王賁でしたが、指示を受ける前に関常らはすでに前に出ており、ここで関常隊と雷雲の壮絶な潰し合いが始まりました。

そんな混乱した戦場の中、その場から離れ、まあるく曲線を描くように走っている数十騎がいました。

それは〝十槍″です。

雷雲の中でもさらに腕の立つ最強戦士たちです。

そんな十槍が、混乱する戦場を上手く抜けて王賁に近づいていました。

そして、そのすぐ後ろには、尭雲本人が控えていたのです!

 

読んでいる私からすると、王賁後ろ!後ろ!と言いたくなるような展開です。

ただ、冷静に考えてみると捨て身の作戦かな?とも思えます。

なぜなら、最強戦士に囲まれているとはいえ、敵陣の中を少人数で将軍自ら挑んでいるからです。

これでもし、王賁を討つ事を失敗してしまったら、敵の中心にいる尭雲自身がピンチになってしまうのではないでしょうか。

とにかく、まだ状況に気付いていない王賁が心配です!

 

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『キングダム』ネタバレ584話のまとめ

今回は、少しずつ王賁に近づいていく敵の様子が分かり、とてもハラハラする回でした。

やはり、趙左翼もまだまだ侮れませんね!

でも、よくよく考えてみれば、飛信隊よりも少ない数で、さらに戦った事のない敵と、王賁率いる玉鳳隊は今までよく耐えてきたなと思いました。

王賁には、信と一緒にこれからも活躍して欲しいので、こんなところで死んでしまっては困ります。

それでも着実に王賁に近づく尭雲。

いよいよ、王賁VS尭雲の展開になるのでしょうか?

そして、異変に気付いた飛信隊はどう動くのでしょうか?

次回も楽しみです!

 

この記事の関連記事はこちらからです⇩

⇒『キングダム』586話!討たれた王賁・・

⇒『キングダム』585話!王賁!命がけの脱出!・・

⇒『キングダム』583話!王賁の危機・・

⇒『キングダム』582話!考察!ついに動き出した中央軍・・

 

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