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最新ネタバレ『キングダム』596-597話!考察!ついに趙峩龍を追い詰めた飛信隊

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信の腕の中で、息を引き取った松左。

前回は、敵の包囲をどうにか抜けたものの、肝心の趙峩龍が森の奥へ逃げてしまったところで終わりました。

さて、仲間を助けるため、犠牲となってしまった松左。

唯一の救いは、最後に信と会えて感謝の言葉を伝えられた事かもしれません。

松左の思いを胸に、今度こそ趙峩龍を討つべく奮い立つ飛信隊。

今回は、松左の死を知った飛信隊の様子と、追い詰められた趙峩龍の動きを中心にお届けしていきます。

 

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『キングダム』596話!のネタバレ

それでは『キングダム』596話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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受け入れられない訃報

松左が横たわる周りで、涙を流す飛信隊。

何度も松左を呼ぶ声だけが、周囲へ響き渡っていました。

「見てて下さい

 この戦、絶対に勝ちますから!」

松左に勝利を誓う仲間達。

 

松左の死は、すぐに他の仲間へ伝えられました。

まずは最初に、松左と同じ、河了貂から援護を頼まれていた渕副長です。

驚きを隠せず、茫然としました。

そして、自然と込み上げてくる涙。

「うぐっ、し、松左・・・」

普段であれば、何事に対しても冷静に対応する渕副長ですが、今回ばかりは涙が止まりませんでした。

側にいた尾平も、動揺が隠せません。

「ちょっと待てよ・・・

 何かの間違いだろ?

 あの松左が、死ぬわけねェだろ」

いつものように笑おうとしても、勝手に流れる涙。

どうしても、松左の死を受け入れる事ができませんでした。

 

最後に、もちろん軍師の河了貂にも報告されました。

周囲の仲間も信じられず、何度も尋ねて確認します。

河了貂は言葉を失いました。

膝から崩れ落ちるように、その場にうずくまってしまいます。

 

異変に気付き、何度も「河了貂!」と呼ぶ仲間。

軍師である河了貂が、動揺してばかりもいられません。

「だ、大丈夫・・急いで続きを

 敵の主力が消えて

 今が最大の攻め時・・・」

必死に涙をこらえ、次の作戦を考えていました。

 

松左が死んだ事によって、やはり飛信隊全体が動揺していますね。

どれだけ松左が愛されて、信頼されていたのかがよく分かりました。

それだけに、今回の死は無念でなりません。

 

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自分を責める河了貂

必死に感情を抑え、机に広げた作戦図で状況を確認する河了貂。

そして、改めて気付いたのです。

「想定していたより、ずっと被害が少ない

 きっと松左が無理して助けてくれたんだ

 松左のおかげで、こんなに・・・」

 

新人達のために助けに行ったと思っていた松左。

実は、冷静に戦場の状況を把握しており、少しでも飛信隊全体の負担を減らすべく、一人で無理をしていたのです。

その代わり、松左自身が命を落としてしまった・・・

 

この戦に勝つためにも、攻めに集中するため援護に回す人数を減らしました。

そんな中で、軍師である河了貂が唯一、援護を頼んだのが松左と渕副長の2人でした。

指示を出した河了貂は自分を責めます。

「オレが死なせてしまった

 ムチャをさせてしまった

 ごめん、本当にごめん、松左・・・」

自分の指示を悔やみ、思わず涙が溢れる河了貂。

すぐに立ち直るからと頭を抱え、少しの間だけ感情がおもむくままに涙を流しました。

 

そこへやってきた急報。

「立て直さんと森の奥へ逃げた

趙峩龍の居場所を発見したそうです

 隊長も前線に戻って

 これから趙峩龍を討ちに行くと」

探しに行った那貴一家が、さっそく趙峩龍の居場所を見つけてくれたみたいです。

これでいよいよ、本当に趙峩龍を追い詰めた事になります。

 

涙を流しながら、河了貂は心の中で全ての思いを信へ託しました。

「頼む、信

 趙峩龍を討って・・・

 もう全てがそこにかかってる」

 

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松左への想い

前線で待つ仲間の元へ戻った信。

負った深手も、那貴一家が探している間に手当ができたようです。

すでに、出る準備ができている飛信隊の仲間達。

「よし、すぐに出るぞ!」

信も周囲へ呼び掛け、すぐに走り出そうとします。

 

その前に、その場にいた田永には気になった事がありました。

「ちょっと待てよ、信

 その前に、松左が死んだって

 嘘だよな?」

他の仲間も誤報だと思っていたようです。

 

しかし、信は力強く応えました。

「いや、本当だ

 松左は死んだ」

衝撃を受ける仲間達。

 

田永は受け入れられず、涙が止まりませんでした。

それでも、信は冷静に話を続けます。

「松左は、俺の腕の中で死んだ

 そんで俺がお前達の分までしっかり泣いてきた

 だから泣くな、田永」

「分かった」と言いつつも、涙が止まらない田永。

 

さらに、その場には気を失っていたはずの羌瘣の姿がありました。

目を覚ましたあと、一緒に自分も行くといってきかないそうです。

 

羌瘣は、疲れた素振りも見せずに言いました。

「深手を負ってるお前よりは動ける・・・

 それに、松左はいい奴だった、本当に」

羌瘣も、松左の死が残念でならないようです。

だからこそ、その報いを自分も晴らしたいと思ったのでしょう。

その言葉に「ああ、最高の奴だった」と答える信。

続けて「もう絶対一人で無茶するな」と、羌瘣に注意をしました。

 

仲間から矛を手渡される信。

空を見上げ、静かに息を吐きました。

そして、先にいってしまった松左へ、心の中で呼び掛けたのです。

「松左・・・

 しっかり見届けてくれよ」

気持ちを引き締め、信は馬を走らせます。

「行くぞ飛信隊っ

 今度こそ趙峩龍の首を取る!!」

掛け声と共に、あとに続く飛信隊。

 

松左は死んでしまったけれど、このまま悲しんでばかりもいられません。

今まで貢献してくれた松左のためにも、この戦は絶対に勝たなければいけないのです。

 

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大将不在の尭雲軍

趙左翼の宿営地。

状況の報告を受けている尭雲の部下。

バサッと音がしたので後ろを振り向くと、そこには尭雲の姿がありました。

「まっ、まだ起き上がられては・・・」

尭雲の体調を心配する部下達。

よく見ると、王賁に刺された右手の色が大変な事になっていました。

常人であれば、腕から切り落とすほどの深手だったのです。

 

尭雲は部下の心配をよそに、静かに尋ねました。

「趙峩龍が苦戦しているのか・・・」

趙峩龍が心配で、安静にしていられなかった尭雲。

尭雲の精鋭兵である〝雷雲″が援軍に向かおうとしていましたが、抵抗する玉鳳隊によって邪魔されているみたいです。

 

尭雲は、趙峩龍がなぜ追い詰められているのか、理解できませんでした。

「なぜ、お前ほどの男が追い詰められているのだ

もし、お前が討たれるような事があれば

 我々は・・・」

厳しい表情をする尭雲。

 

部下の報告通り、番陽率いる玉鳳隊は必死に抵抗していました。

 

「ひるむなァ!はね返せっ

 一人も左にっ

 飛信隊の戦場に行かせるでないぞォ」

仲間へ呼び掛けながら、必死に戦う番陽。

 

次々と首が飛び、犠牲になっていく仲間。

それでも、どんなに体に矢が刺さろうとも後退する事はありませんでした。

番陽もまた、思いは1つだったのです。

「急げ、信

 我らの限界は近い・・・

 趙峩龍を討ってくれ!!」

 

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旧三大天の遺言

それぞれの想いを胸に、趙峩龍を討つべく森の中を突き進む飛信隊。

信を先頭に、森の中で敵を次々となぎ倒していました。

このまま逃げ切れると思っていただけに、慌てる趙峩龍の部下達。

「てっ、敵襲です!」

「何っ、もうばれたのか!?」

「一体、どうしてここが・・・」

守備隊がまだ集まりきれていないだけに、趙峩龍軍も飛信隊よりは人数が多いとはいえ、趙峩龍を逃がすべく必死です。

ちなみに、趙峩龍の居場所を見つけた那貴一家は、馬南慈軍側へ逃げないように、先に道をふさいでくれていました。

 

思っていたより多い敵の数に、なかなか前へ進めない飛信隊。

そこで田永は叫びました。

「構うな、行けっ

 もう行ける奴から行って

 趙峩龍を討つんだっ!!」

他の仲間が壁となり、少数ながらも前へ進む信。

趙峩龍がいる場所のすぐ近くまで来ていました。

 

側にいた部下が呼び掛けます。

「趙峩龍様!脱出をっ」

部下の呼びかけに、なぜか耳を傾けていない趙峩龍。

頭の中では、主であった旧三大天・藺相如との会話を思い出していました。

 

体調を心配する部下をよそに、気分がいいからと外を歩く藺相如。

背中を向けたまま、穏やかに話し始めたのです。

「少しお前達に話しておくことがある

 〝中華″についての話だ」

 

記憶を辿りながら、何か答えが出た様子の趙峩龍。

部下の言葉に反して、信がいる方向へ進み始めたのです。

 

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『キングダム』ネタバレ596-597話のまとめ

今回は、松左の活躍によって飛信隊の想いがより1つとなり、いよいよ趙峩龍を追い詰めるところまで辿り着く事ができました。

ただ、気になるのは趙峩龍が思い出した藺相如の言葉です。

勝つ自信があった趙峩龍でも、ここまで来るとさすがに迷いが生まれてきており、前回はこの戦場へ送れられた理由を探している様子でした。

しかし、主の言葉によって逃げるどころか、前へ進んだ趙峩龍。

もしかしたら、自分の中で何か答えが出たのかもしれませんね。

いよいよ、趙峩龍と直接対決ができるところまで近づく事ができた信。

松左の無念を晴らすことはできるのか!?

次回が楽しみです!

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『キングダム』598話!王騎の矛で散った趙峩龍・・

⇒『キングダム』597話!中華統一を成す男・・

⇒『キングダム』595!松左との最後の別れ・・

⇒『キングダム』594話!深手を負った信・・

 

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