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最新ネタバレ『キングダム』598-599話!考察!王騎の矛で散った趙峩龍

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藺相如の1つ目の遺言に従い、逃げずに信の目の前に現れた趙峩龍。

前回は、趙峩龍の攻撃によって、信が倒れそうになったところで終わりました。

さて、追い詰めたとはいえ深手を負っている信。

趙峩龍の戦闘力は明らかにされていませんが、今まで戦う事なく体力が温存できています。

こんな状態で、はたして信は趙峩龍を討つ事ができるのか!?

今回は、追い込まれる各隊の様子と、信の活躍を中心にお届けしていきます。

 

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『キングダム』598話!のネタバレ

それでは『キングダム』598話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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限界に近づく亜光軍

運命の日を迎えた、朱海平原十四日目。

馬南慈軍を抑えるべく、亜光軍が奮闘していました。

しかし、回復した馬南慈の攻撃は凄まじく、次々と仲間の首が飛んでいきます。

 

そこへ現れたのは亜光錦。

馬南慈の首を狙うも、先に気付かれ防御されてしまいました。

そして、近くいた弁兄弟が犠牲になってしまいます。

「またあの小隊か!?」

「くそっ、ハエのようにまとわりつきよって」

亜光錦の予測できない動きに苛立つ馬南慈軍。

1人の部下が「私の隊で亜光錦を追う」と提案しましたが、馬南慈は反対して言いました。

「よせ

 狩場に誘われるのがオチだ」

馬南慈も、亜光錦の戦い方は分かっているようです。

 

それよりも、敵の数をもう少し減らせば、亜光軍を突破できます。

そうなれば、苦戦している趙峩龍軍へ向かう事ができました。

「そして儂が、飛信隊 信の首を

 天高く飛ばしてくれる!」

馬南慈の目的は援軍を送る事ではなく、信の命を奪う事だったのです。

 

挑発には乗らず、いよいよ亜光軍を突破しようと動き始める馬南慈軍。

「もう一度、背後から攻撃をかける!」と部下に指示をしながらも、亜光錦もそろそろ限界が近づいている事に気付いていました。

「馬南慈の足止め限界が近い・・・

 急げよ、飛信隊 信・・・」

 

馬南慈軍を惑わすべく、命懸けで率先して動いた亜光錦。

いつものニヤリ顔で余裕そうに見えますが、元々実力がある千人将なので、冷静に状況は理解できていたようです。

亜光錦が動かなければ、とっくに突破されていたでしょうね。

 

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突破された玉鳳隊と飛信隊本陣

玉鳳隊もまた、将軍不在の尭雲軍を必死にくい止めていました。

しかし、王賁が討たれた今、番陽だけでは元々厳しい戦いです。

歯を食いしばって敵の攻撃に耐えるも、限界は近づいていました。

 

「よしっ、抜けたぞっ」

「行け」

玉鳳隊の隙間から、ついに突破口を開いた尭雲軍。

次々と敵に抜かれていきます。

焦る玉鳳隊。

しかし、このまま総崩れになるわけにはいきません。

何が何でも、飛信隊の邪魔をさせるわけにはいかないのです。

 

焦る周囲に対して、番陽は声をあげました。

「一人でも多くの敵の足を止めるのだ

 そうすれば、飛信隊 信が

 必ず趙峩龍を討つ!!」

全ては、飛信隊の信にかかっていたのです。

 

亜光軍と玉鳳隊の動きは、飛信隊本陣にいる河了貂も把握していました。

それどころか、敵の小隊が本陣を狙っていると急報が入ります。

「馬の用意を

 最悪の場合、本陣を捨てる!」

焦る仲間。

それでも、河了貂は諦めていませんでした。

「それより、飛信隊からの報告は!?」

「まだ来ていない!」と答える仲間。

逃げる準備をせずに、河了貂は戦場を眺めていました。

亜光錦や番陽と一緒で、想いは一つだったのです。

「信・・・

 頑張って・・・!!」

いよいよ、猶予を許さない状況となってしまいました。

馬南慈軍も尭雲軍も飛信隊を目指し、ついに集結しそうな勢いです。

これで信が趙峩龍を討てなければ、本当に秦右翼の負けとなってしまいます!

 

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一騎打ち

趙峩龍の攻撃を受け止め、反撃する信。

激しい矛のぶつかり合いが繰り広げられていました。

周囲の敵も、趙峩龍と一騎打ちなどさせまいと、信を邪魔しようと近づきます。

 

そこへ、敵を近づけないように間に入った羌瘣。

ところが、今まで無理な立ち回りをしたせいか、いつものように攻撃ができません。

それどころか、口からは血を吐いてしまう程でした。

「ジャマだ、女ァ!」

敵の攻撃により落馬し、地面に叩きつけられる羌瘣。

その様子を見た我呂が、馬から降りて倒れた羌瘣を助けに行きます。

 

側にいた田永は羌瘣を心配しましたが、それ以上に信が攻撃されていく様子が見ていられませんでした。

「くっ、くそっ」

悔しさのあまり、涙を浮かべる田永。

そして、倒れそうな信に向かって叫びました。

「負けんな、信っ!!」

田永の応援が届いたのか、趙峩龍の攻撃に必死に耐える信。

しかし、攻撃しようにも威力が凄すぎて反撃できません。

 

田有は驚きました。

「何でだ!?何であんなに強い・・・

いくら信がケガしてるからって

 趙峩龍は軍師みてぇな奴じゃなかったのか!?」

 

飛信隊の仲間からすれば、趙峩龍は策士であっても戦闘能力は高くないと思っていたようです。

ところが、大将の信が力で圧倒されているわけです。

これはショックだったでしょうね。

 

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受け継いできた想い

趙峩龍は攻撃しつつも、甘く見られていた事に腹を立てていました。

「・・・弱いわけがなかろうが」

そう言って、今までの思いを語り始めたのです。

「思いを紡いでいくのが〝人″ならば

 我が双肩には、先に逝った六将と

 病という不運で黄金の時代を去った

 主、藺相如の思いが宿る・・・」

趙峩龍もまた、今まで戦場に散った仲間の思いを胸に、ここまで戦ってきました。

主との約束を果たすために、ここで負けるわけにはいかないのです。

趙峩龍は矛を振り上げ、叫びました。

「砕け散れ!

 飛信隊 信!!」

 

趙峩龍の矛は信に直撃。

意識が飛んで白目をむいた信でしたが、手綱を掴み落馬を防ぎます。

まだ倒れない信に驚く趙峩龍。

 

すると、我呂に助けられた羌瘣は静かに話し始めました。

「だったら、あいつも負けない

 あいつも全員の・・・

 思いを余さず紡いでいる

 全ての思いを・・・」

趙峩龍が双肩に思いが宿っているならば、信もまた数々の思いを紡いできました。

思い出す、懐かしい顔ぶれ。

漂、尾到、松左など、全ての思いを胸に、信もここまで生きて辿り着く事ができたのです。

すでにボロボロで、意識などほとんどない信。

しかし、その思いをここで断ち切るわけにはいかなかったのです!

 

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天下の大将軍になる男

意識が薄れていく中で、信は本能で矛を振り上げました。

その姿に、趙峩龍は目を見開き驚いたのです。

「何ッ、王騎の姿っ!?」

信が矛を振り上げる姿は、まさに王騎そのものでした。

「ルアっ!!」

信の渾身の一撃が趙峩龍に直撃。

体からは血が飛び散ったのです。

 

一方で、同じタイミングで空を見上げていた尭雲。

何かを感じ取ったのでしょう。

部下から天幕へ戻るように言われても、尭雲は何も言わず、空をずっと見つめていました。

 

互いの攻撃によって、限界を迎えている趙峩龍と信。

信はカタカタと震え、意識が薄れていく中でも希望を捨てていませんでした。

「俺は負けねェ

 俺は砕けねェ

 俺は・・・

 中華を統一する王 嬴政の・・・金剛の剣だ!!」

信の言葉を聞いていて、再び藺相如の言葉と重なった趙峩龍。

それは中華統一・・・

藺相如の遺言でした。

「中華は一つになりたがっている

 伝えておきたいことが二つある」

趙峩龍の目がカッと開いた次の瞬間!

「俺は天下の大将軍になる男だっ!!」

強い意志だけで、叫びながら攻撃してきた信。

趙峩龍もまた、すかさず反撃します。

しかし、信の矛は見事に趙峩龍の体を捉えていました。

攻撃を受けた瞬間、趙峩龍は思いを尭雲に託したのです。

「二つ目は・・・

 尭雲、後はお前が・・・」

 

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『キングダム』ネタバレ598-599話のまとめ

今回は、ついに限界を迎えた亜光軍と玉鳳隊、そして、それぞれの思いを胸に、趙峩龍と信の魂のぶつかり合いのような戦闘が印象的な回でした。

今回も、藺相如の二つ目の遺言は分かりませんでしたが、自分が死ぬ時であっても、最後は尭雲に想いを託す趙峩龍の姿が切なかったですね。

王騎の姿と重なった時、趙峩龍もこれで最後だと分かっていたのでしょう。

だからこそ、主との約束を果たそうと、最後の最後までもがいたのではないでしょうか。

ただ、紡いできた想いでは、信の方が上回ったのかもしれません。

ついに趙峩龍を仕留めた信。

これで秦右翼全体の流れが変わり、王翦将軍の耳にも届くはずです!

このまま趙左翼を倒す事はできるのか!?

次回が待ちきれません!

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『キングダム』600話!秦左翼で荒れ狂う龐煖の目的・・

⇒『キングダム』599話!秦右翼の勝利を揺るがす脅威出現・・

⇒『キングダム』597話!中華統一を成す男・・

⇒『キングダム』596話!ついに趙峩龍を追い詰めた飛信隊・・

 

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