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最新ネタバレ『キングダム』641-642話!考察!将軍への一歩を踏み出した李信

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鄴攻略を完遂した秦軍

前回は、信と壁が69日ぶりに再会したところで終わりました

さて、ついに終結した秦軍VS趙軍の戦い。

秦が不可能とされていた趙南部を勝ち取り、ほかの国にも大きな衝撃を与えました。

ただし、信の大将軍への道はまだこれから。

朱海平原の戦いでは、岳嬰や趙峩龍、さらには龐煖まで信が倒しています。

偉大な功績に昇格も期待できるはず。

はたして、咸陽に帰って来た信に政はなんと声をかけるのか!?

今回は、喜びと嬉しさに満ち溢れた咸陽の様子を中心にお届けしていきます。

 

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『キングダム』641話!のネタバレ

それでは『キングダム』641話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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帰還した飛信隊

どこまでも広がる綺麗な青空。

湧き上がる歓声。

鳴り響く太鼓の音。

風になびく飛信隊の旗。

人々が待ちに待った瞬間が訪れました

秦国王都・咸陽では、戦士たちによる華やかな凱旋が始まっていたのです

先頭にいるのは、もちろん信。

隣には河了貂もいます。

後ろにゾロゾロと続く飛信隊の隊員たち。

みんな笑顔で歓声を受け取っていました

「信五千人将、よくぞ龐煖を倒してくれたー」

「渕副長もよくやってくれた!」

戦士達を褒め称える声に、今までの疲れが吹き飛びそうです。

河了貂は、知らないお爺さんから「結婚してくれ」とプロポーズされていました。

 

モテているのは、飛信隊全員といってよいでしょう。

女性たちが花束を持ち、好きな男性の元へ駆け寄ります。

こんな時だけ、キメ顔で自慢する尾平

側にいた慶と昂は呆れ顔です。

新人の干斗(かんと)達は女性に囲まれてデレデレ。

すると、花束を持ってキョロキョロする一人の女性が。

どうやら松左に渡したかったようです。

女性に気づいた崇原

「後で渡しておきます」と、花束を受け取っていました。

 

橋の上で凱旋を眺める政。

隣にいた昌文君は穏やかな表情で言ったのです

「信に会われないのですか、大王様」

政は「ああ、皆がよく戦ってくれた」と返事。

信とは後でゆっくり会おうと決めていました

政は飛信隊の元気な姿を確認したあと、城へと戻っていったのです。

帰還した兵達は、それぞれが武功に合わせた褒賞をもらいました。

まだほかの武将が戻って来ていないので、論功行賞はまだ先

それまで、しばしの解散となったのです。

 

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完成した信の新居

嬉しそうに咸陽の門から出て来た兵士達。

久しぶりの帰宅です。

尾平は東美(とうび)に早く会いたくてウズウズ

いや、モミモミするような手の動き。

昂は尾平の手の動きに呆れています。

 

干斗はそのまま帰るかと思いきや、信に話しかけました。

「隊長の家は

 ご出身の城戸村にあるんですか?」

信の家があるのは風利(ふうり)という場所

城戸村ではありません。

そういえば、信の家を見た事がないと集まる男性陣

今や信も五千人将。

報酬はある程度もらっているはず。

飛信隊の新人達からすると、隊長は立派な屋敷に住んでいる違いないと気になっていたのです。

 

信自身も家に帰るのは1年ぶり

お金だけ預けて、大工の田有に頼んで以来帰っていませんでした。

すると、信に駆け寄った田有。

信の新たな屋敷が完成したと言うのです。

鄴攻めに行っている間、田有の組の者達が家を仕上げてくれていました

田有にお礼を言う信。

新居と聞いて、尾平は黙っていられません。

「信の屋敷見たい人!」

「はーい!」と、勢いよく手を上げる仲間達。

みんなで信の屋敷を見に行くことになったのです

 

信の屋敷に到着。

目の前には、ボロい小さな家

いや、むしろ小屋というべきでしょうか。

衝撃を受けて言葉がでない尾平たち。

しかし、信自身は全く気にしていません。

「前より渋くなってる気がする」と、田有を大絶賛

新人達は、予想外のボロい建物に意気消沈。

尾平と慶は「これに大金をかけたのか?」と半信半疑。

ボロい小屋は確かに以前の住まいですが、新しい新居ではありません。

田有が呆れながら信の頭を掴み、左側に向けました。

「バカ言ってんな

 隊長、あっちだ」

左側を見ると、目の前には立派な新居!

広大な敷地に、塀に囲まれた立派な建物がいくつも並んでいました。

絶句する尾平たち。

これぞ五千人将の屋敷というべきでしょうか

尾平は驚きすぎて絶叫していました。

 

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嬉しい再会と報告

立派な新居を使わない手はありません。

その夜は急遽、信の家で宴をすることになりました

いつもの宴と違うのは、それぞれが家族を連れて来ていること。

豪華な食事においしいお酒

たくさんの家族が訪れ、子供達も大はしゃぎ。

屋敷内は賑わっていました。

尾平は、東美(とうび)と友理(ゆうり)を連れて登場

「頭が高い、平伏しろ」と自慢げに歩いていきます。

東美は尾平の婚約者

友理は尾平の弟、今は亡き尾到の婚約者になります。

尾平にはもったいないくらい可愛い東美。

恥ずかしそうに歩いていました。

信も久しぶりに東美と友理に会えて嬉しそうです。

 

厨房では、竜有と河了貂が次々と料理を作り上げていました

新居なだけあって、厨房も使いやすいようです。

羌瘣は部屋のど真ん中に布団を移動

起きてみんなと一緒に食べればいいものを、近くの料理に手を伸ばしては布団の中でモグモグ食べていました。

部屋に響く皆の笑い声。

家族全員が押しかけても余裕で入る屋敷の広さ。

五千人将となれば、ここまで立派な屋敷に住めるわけです。

新人の干斗たちも夢を膨らませていました。

「三日後に王宮に呼ばれてる?」

宴も落ち着いて来た頃、信の発言に田永が驚いて尋ねました

王宮に単独で呼ばれるなどスゴイこと。

渕はついに信が将軍になるのではと期待しました。

なぜなら、信は岳嬰・趙峩龍・龐煖の三人を討っていたからです

将軍になってもおかしくないでしょう。

感極まって号泣しだす尾平。

東美がハンカチで涙を受け止めています。

なんて優しい女性でしょうか。

 

すると、我呂が水を差しました

「いーや、ちょっと待て

 そういうのは論功のときでいーはずだ」

持っている盃の手はプルプルしています。

平然と話を続けますが、我呂は大分酔っているようです。

今のところ、王翦・桓騎・楊端和の三将がまだ戻って来ていません。

なので、論功まだ先になるはず。

それなのに、わざわざ信を呼ぶなど「逆の理由だ」と我呂は考えたようです

 

信は下僕から五千人将まで登り詰めました。

しかし、下僕から将軍になるなど聞いたことがなかったのです

将軍にも格式は必要。

実力があっても、五千人将止まりの武将はいました。

我呂は最後に断言したのです。

「多分

 武功は十分だが将軍にはしてやれねーって話だ」

周りは、我呂の言い分に激怒!

仲間同士で言い合いが始まってしまいました。

そんな事はお構いなしの信

遊びに来ていた子供達と触れ合っています。

王宮には信だけでなく、河了貂も一緒に行くことになりました。

 

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姓を与えられた信

三日後の咸陽。

高い外壁の上で、昌文君と政が待っていました

笑顔で政に話しかける信と河了貂。

まずは二人の活躍を政は褒めたのです。

再会を喜び合ったところで、本題に入りましょう。

政の話では、信が「将軍になるには問題がある」と言うのです

衝撃を受ける信と河了貂。

我呂の言っていたことは本当だったのでしょうか。

すると、政は「深刻な問題ではない」と指摘。

ただ、大きな問題ではあるようです。

 

政が言う問題とは「名前」でした。

将軍になるには『姓』を持つ必要があるのです

要するに、今でいう名字みたいなものですね。

さすがに将軍になるのに「信」だけでは変。

政は、信も『姓』を持つべきだと考えていました。

だから「姓を与えてやるから自分で考えろ」と言うのです

 

困惑する信。

字だってまともに読めないレベルです。

急に言われても思いつきませんでした

政がパッと思い浮かぶので良いと言うので、信は言ったのです。

「嬴(えい)」

さすがに大王と一緒というわけにはいきません。

昌文君が猛反対!

ならば、政に考えて欲しいと信はお願いします

黙って悩む政。

緊張しながら待つ信。

「ダメだ

 全く思い浮かばない」

政も考えるのは苦手なようです。

すると、政はふと漂(ひょう)のことを思い出しました

漂もまた『姓』を決めるのに軽く悩んでいたのです。

 

漂は政の影武者

王宮に仕えるにあたって、姓を与えることにしました。

ただ、急に決めろと言われても、漂もパッと思いつきません。

昌文君に急かされて焦る漂。

すると、政がよく食べている食べ物に興味を示しました。

政が持っていたのは「李(すもも)」だったのです

ならば「李(り)でお願いします」と、漂はあっさりと姓を決めてしまいました。

 

漂の新たな名前は、李漂(りひょう)

信は漂も姓をもらっていたと知って目を輝かせます。

思い出すのは、漂の言葉でした。

「ぜったい二人の名を

 将来歴史に刻むんだ」

二人で天下の大将軍になると決めた幼い頃。

漂は、信に夢を託して息を引き取りました。

歴史に名を刻むなら漂と一緒がいいと思ったのでしょう

信は青空を見上げて言ったのです。

「へへへ、じゃあ

 俺も李信にする」

あっさりと決めた信に対して、開いた口が塞がらない昌文君と河了貂。

政は穏やかに「了解した」と了承したのです。

 

信の新たな名前は、李信(りしん)

二千年以上も後世に残すことになる名前が誕生した瞬間でした。

 

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『キングダム』ネタバレ641-642話のまとめ

今回は、信が新たに「李信」となったことで、また一つ歴史が動いた回でした

信の穏やかな表情が見られたのは、久しぶりではないでしょうか。

なんとなくですが、子供と触れ合う信を見て、家族を持つのも時間の問題かなという印象を受けました。

約3年間かけて描かれた鄴攻め。

激戦続きの秦趙連合軍編は完結したといってよいでしょう。

ただし、厳しい戦いはまだこれからも続きます。

趙の領土を半分得たとはいえ、まだ邯鄲を占拠できたわけではありません。

さらに、中華統一を拒む他の国の武将達が数多くいます。

信は、これからも仲間と共に成長し続けなければいけません。

 

次回は李信となって、新シリーズへ突入。

助走期間ということで「キングダム」は3週連続の休載期間に入り、再開は6月からとなります。

李信を待ち受ける次なる壁とは!?

新章開幕が待ち遠しいです!

 

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⇒『キングダム』640話!領土を得た秦軍と要を失った趙軍・・

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