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最新ネタバレ『キングダム』734-735話!考察!砂鬼一家の始まり!生き延びる手段として提示した桓騎の恐るべき策とは!?

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約束の宜安城で砂鬼長・衣央の口からついに語られ始めた桓騎の過去。

桓騎少年が保護された(後に砂鬼一家となる)集落は、人並み以下の扱いで全てを奪われてきた子どもたちが助け合い生きていくために偲央が中心となって作った場所でした。

殺しはせず、大人(狼甫一家)に搾取されながらも、とにかく我慢することで必死に生き延びてきた弱く優しい集落。

そこへある日、上の立場である狼甫一家が偲央たちの仲間を殺して収穫物を全て奪い、集落まで襲うという理不尽な暴挙を始めました。

剣を抜こうとする桓騎ですが、偲央に「皆を守るために彼らに剣を向けないでくれ」と言われ止まります。

しかし狼甫一家が偲央に手をかけようとしたところで、ついに桓騎が刃を突き立ててしまったのでした。

第734話『生き延びる手段』は集落が砂鬼一家に変わっていった理由が描かれます!

 

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『キングダム』734話!のネタバレ

それでは『キングダム』734話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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一歩を踏み出させる桓騎

偲央の制止を無視して狼甫一家に刃を突き立てた桓騎。

手を出してしまったことに驚いた一同ですが、それよりも桓騎があっという間に4人を倒したことに絶句しました。

そして桓騎に触発されたのか、竹耳らも戦闘態勢となり狼甫一家を囲みました。

そんな中、残る1人ではなくあえてまだ辛うじて息のあった者に刃を突き立てる桓騎。

命乞いをする相手に「あいつら(集落の仲間たち)も助けてくれと言わなかったか?」と返しながら、無情にとどめを刺しました。

そのまま桓騎は最後の1人の頭に短刀を投げ刺し「今」と一言。

それを合図にして、竹耳らがこれまでの怒りもぶつけるように一斉に襲い掛かったのでした。

これまで偲央の意向で殺しを避けてきた砂鬼一家に、桓騎が一歩を踏み出させたという感じですね。

 

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現状を覆したい桓騎

村を襲った5人を全員倒したわけですが、偲央は激しく非難しました。

彼らを倒したところで、すぐに狼甫一家がこの集落を潰しにやってくるはずだからです。

屈強で数の多い狼甫一家から集落を守るためには、抗ってはいけなかったのです。

ところが桓騎は偲央の非難に動じず「助けてくれてありがとう、だろ」と言いました。

桓騎は何より、偲央たちが“奪われること”が当たり前になってしまっていることに腹を立てていたのです。

「そんなことおかしいだろうが!」という桓騎の言葉が、偲央たちの心を貫きました。

桓騎は「だって無力で…」と涙を流す偲央の頭を撫で「俺に任せておけ。全部うまくいく」と言いました。

 

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聖地を捨てる砂鬼一家

そして偲央らはその後すぐに桓騎の指示のもと狼甫一家を潰してしまいます。

その秘訣は殺られる前に殺ること。

狼甫一家は大きな野盗団でしたが、それゆえに逆に警備が緩かったため、狼甫の下僕に紛れて頭目・狼甫と幹部数名を殺害したのです。

ただしそれだけで巨大な狼甫一家は潰れず、むしろ一家の面子を守るため偲央らを潰しに来ると考えられました。

そのため偲央らは仕方なく、自分たちで発見し自分たちの村へと作り上げてきた大事な居場所・聖地を捨てることにしました。

しかし土地を捨てるだけでは追っ手は止みませんでした。

 

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砂鬼一家の始まり

狼甫一家からの追っ手と戦い続ける偲央らはある日、衝撃的な光景を目にします。

それはなんと罠にかかった狼甫一家2名をバラバラにしてそこら中に突き刺し、臓腑を取り出して結界のように周囲の木に巻きつけるというおぞましい光景と、その中で佇む桓騎の姿。

現在の砂鬼一家を彷彿とさせる異常な光景です。

桓騎が「お前らこの中入ってきてみろよ」と誘いますが、偲央らは当然ドン引きして拒絶しました。

が、この“ドン引きして近づけない状態”がまさに桓騎の狙いでした。

普通のことをやって生き延びられないのなら、誰もやれないことをやる。

つまりこのおぞましい行いが「この先お前たちが誰1人傷つけられないための手段だ」と桓騎は示したのです。

すると仲間たちを守るため、自分たちが生き延びるために竹耳たちが次々に覚悟を決めていきました。

これが現在の姿に繋がる砂鬼一家の始まりです。

 

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桓騎の怒りとは?

砂鬼一家はその日から“徹底的に”やり始めました。

仲間を守るためだと自分たちに言い聞かせながら、捕らえた敵を人の所業とは思えぬ残虐さで弄び晒し続けたのです。

そのおかげでついに追っ手は無くなり、その上「人じゃない」という恐ろしい噂まで付きました。

桓騎の言っていた通り全部うまくいったわけです。

するとそこで、砂鬼一家の1人が「今のは砂鬼一家の話であって、那貴が知りたかった桓騎の話ではないのでは」と口を挟んできました。

砂鬼一家は皆被り物をしているため分かりづらいですが、それは当時の領主に顔を焼かれたりして桓騎が出会った頃から被り物をしていた召(しょう)のようでした

回想では無口なので驚きましたね。

召は那貴が聞きたがっていた“桓騎が何者なのか”“桓騎の根っこに流れる怒りとは何なのか”…。

それを知るには「僕(召)の顔を焼いた領主を、桓騎が襲ったあの日のことを話さないといけない」と言いました。

いよいよ桓騎の底にある“岩をも溶かすほどの怒り”が明らかになりそうです!

 

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キングダム』ネタバレ734-735話のまとめ

やはり砂鬼一家が今のような姿になったきっかけは生きていくための策でした。

偲央が大事に守ってきたラインを踏み越えてしまったのはショックでしたが、それだけのことをしなくては変えられない彼らの環境と、それを理解しているからこそ桓騎の策を受け入れた竹耳たちの覚悟の表情に胸が苦しくなりました。

そしてこの過去を踏まえて現在の砂鬼一家の様子を見ると、信たちと話すノリが案外軽くてこれもまた闇深いなと感じました。

また砂鬼一家が無理をしてでも宜安に来ようとしていたことを考えると、捨てた聖地というのがこの宜安辺りだったりするのでしょうか。

それはさておき、桓騎のこの発想はただ者ではありませんよね。

合理的と言うべきか非道と言うべきか、この考えに至る人格がどのように形成されてきたのか本当に知りたいです。

というわけでいよいよこれから砂鬼一家を作った桓騎の根底が語られようかというところ。

今回の活躍を見るとすでに桓騎感があるので、偲央たちに拾われる前にはある程度仕上がっていたと考えられます。(何かの出来事がきっかけなのか血筋なのか)

しかし偲央たちに「そんなことおかしい」と声を荒げているところを見ると、この時はまだ“岩をも溶かすほどの怒り”までは感じられない気がします。

怒りが生まれるのはどうやらこの後にあるらしい、召の顔を焼いた領主を桓騎が襲った話。

その話にはやはり偲央が関係しているように思えてなりませんが、一体どんな経緯で深い怒りが生まれるのか、恐れながらも次回を楽しみにしていましょう!

 

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