前回のワノ国編では、お玉の号令でSMILEの能力者が裏切り、7000対3万の戦力差はさらに縮まります。
ジンベエに強く執着をしていたフーズ・フーは、護送していたゴムゴムの実を奪われたことで海軍から追われたCP9だったのです。
それでは第1018話『ジンベエVSフーズ・フー』の考察を始めていきます。
『ワンピース』1018話！のネタバレ
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それでは『ワンピース』1018話！の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
お玉を守れ
城内では、お玉の能力で味方になった約300人のSMILE能力者によって戦局は混乱していました。
ライブフロアのステージ上で号令をかけたことで、この反乱は起こした術者としてお玉が狙われてしまいます。
ですが、最初に仲間にしたダイフゴー、スピード、ガゼルマンら3人の真打ちに助けられます。
ナミとウソップも含めた6人は、お玉を守りながら鬼ヶ島を逃げ回ります。
ゼウスはナミの相棒になり、喜んでバリバリと雷を落とします。
逃亡者の末路
SMILE能力者の反乱は末端のギフターズだけではなく真打ちも含まれています。
その真打の部下も追従する形で裏切ったものたちは千人、そして百獣海賊団は千名の負傷者を出したのです。
これで戦力差は百獣海賊団1万6000対侍軍9000にまで縮まりました。
そのメアリーズから入る戦局の高みの見物をしている世界政府のエージェント、CP0たちの目的は逃亡者のフーズ・フーでした。
フーズ・フーの持つ機密情報は古くなって世界政府の脅威にならないのですが、生き延びた逃亡者という前例を作らせないためにワノ国にまできていたのです。
フーズ・フー吠える
そのフーズ・フーは10人目の麦わらの一味となった海侠ジンベエと交戦中！
実はフーズ・フーは護送中のゴムゴムの実を赤髪のシャンクスに奪われたことで投獄されました。
ですが、フーズ・フーはシャンクスよりも「ゴムゴムの実」を食べて「麦わら帽子」を受け継いだ理由で、ルフィにその恨みの矛先を向けていたのです。
フーズ・フーの飛ぶ噛みつき、牙銃は振り払ったジンベエの武装色の覇気でも防げなかったのです。
防御できない攻撃でもジンベエは魚人柔術でいなします。
魚人空手奥義〝鬼瓦正拳〟
その攻防の中でフーズ・フーは投獄中に聞いた太古の昔から伝わる伝説の戦士、太陽の神ニカの話をします。
苦悩から開放してくれるという実在したのかもわからない希望の存在でした。
それをタイヨウの海賊団を率いたジンベエに聞いてきたのですが。
魚人と奴隷を蔑視するフーズ・フーにジンベエは怒りを燃やしていました。
指銃の連続攻撃、〝斑〟をしながらそのニカの話をした看守が消されたことで興味をもったとフーズ・フーは言います。
ジンベエはただ武装色硬化で身を守っていました。
それだけでフーズ・フーの指は折れてしまいます。
ジンベエはフーズ・フーの手首を魚人空手〝粗鮫〟（ソシャーク）で握りつぶしたのです。
近距離からの六式〝剃〟を応用した蹴りと牙銃の直撃も武装色硬化で弾き返します。
そして歴史に興味本位で踏み込んだフーズ・フーを、魚人空手奥義〝鬼瓦正拳〟で沈めました。
『ワンピース』ネタバレ1018-1019話のまとめ
【予告】
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百獣海賊団は、SMILEの能力者ギフターズの中から優秀なものを真打ちとして格上の待遇を受けます。
その真打最強の6人が飛び六胞と呼ばれます。
真打ちには外部から入ってきた悪魔の実の能力者も含まれます。
飛び六胞は全員悪魔の実の能力者ですが。
CP0はフーズ・フー抹殺のためにわざわざ世界政府未加盟のワノ国にまで来ていたのですね。
その始末を魚人島を守るために世界政府に飼われていたジンベエに事実上任せる形になりました。
そのフーズ・フーは、シャンクスに敗れたことで投獄されたという事情には同情しますが、その恨みを辺り構わず直接関係のないルフィに向けるその性根は腐り果てています。
タイヨウの海賊団という名称は、一般的には単なる魚人海賊団と呼ばれています。
フーズ・フーの言っていた太陽の神ニカは、おそらく抹消されて歴史の本文に関わることなのでしょう。
太古の昔から奴隷たちを救ってくれると崇められている伝説の戦士という話なので。
天竜人の所有物になったという竜の足跡をかたどった奴隷の焼印を上書きする太陽の紋は、その伝説に即したものだったようで。
自身にも太陽の紋を持つジンベエの心情を土足で踏み荒らしたフーズ・フーには全く同情できません。
次号は休載なので、次回は週刊少年ジャンプ34・35合併号に掲載予定となります。
次回をお楽しみに。
