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最新ネタバレ『約束のネバーランド』147-148話!考察!700年の恨み!五摂家を次々と葬るギーラン!!

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前回、王都の外橋・城下爆破によりついに決戦の火蓋が切られ、ノーマン達の手引きでギーラン家が王城内に侵入。

実は既に五摂家の家族を食らい、成り代わっていたギーラン家。

家族かと思われた敵の手にかかり、早々にプポ卿が倒され、その脳を食らったギーランの姿がより人に近く変貌します!

 

そして今回、ギーラン家VS王・五摂家の戦いの最中、場面は700年前、ギーランが失脚した当時の回想へ。

民を思う清廉さゆえに王達に疎まれ、部下であるドッザに裏切られたギーラン。

その積年の恨みが700年後、五摂家に襲いかかります!

ということで、ギーランが失脚した詳細と、恨みを爆発させ五摂家を圧倒していく様子に注目して、147話の内容をお届けしていきます!

 

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『約束のネバーランド』147話!のネタバレ

それでは『約束のネバーランド』147話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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バイヨン激高!

ギーラン家に食われてしまった妻と子どもの面を手に、身体を震わせるバイヨン卿。

やはりギーラン家は移動中を襲ったのか、バイヨンの家族が乗る列車を狙う様子が描かれています。

かつて美しく清廉だと尊敬していた相手からの仕打ちに、深く項垂れるバイヨン。

そして直後怒りの叫びをあげ、ギーランに向かっていきます!

「ギーラン貴様ァ……ッ!!!」

尊敬していた分だけ、ギーランへの怒りは倍増しているように見えます。

 

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民を思うギーランの進言

そして場面はここから700年前の回想へ。

王・貴族が集まる会議のような場で、女王レグラヴァリマがある鬼に発言を許可します。

近年下級農園の生産が追いつかず各地で飢えが絶えない、このままでは民は滅びると進言する鬼。

それは当時の五摂家の1人、ギーラン卿でした。

国庫を開き、貴族の備蓄の一部を開放しましょう、というギーランの提案にざわつくその他の貴族達。

貴族の食う人肉は下々のそれとは違う、与えるのは危険だ、と先代のノウム卿。

一方先代のバイヨン卿は、程度によって一部のみなら、と若干賛成寄りです。

プポ卿はだめだと叫ぶ親族に後押しされ、我らの分が減ると反対。

それに対し、ギーランがそのようなことを言っておる場合かと声を荒げます!

飢えた民が野良鬼となり、親子や同村で共食いし合う事態が各地でどれだけ広がり、どれだけの村が滅びているか。

治める民あっての統治、民を守らなければ鬼の繁栄はなく、鬼全体が滅びる前に手を打たねばとギーランは力説します。

「我らのため統治のためにも貴族が身を削り救うべきなのだ!!」

ギーランの剣幕に沈黙する他の五摂家。

 

やがてイヴェルク公がギーランをなだめ、話は解ったが皆の懸念も尤もだと間に入ります。

問題は泰平で増えた民に対し農園の生産が追いついていないことだというイヴェルク。

しかし今ラートリーとも協力して下級肉の量産も試み、農園の在り方を見直している最中だと続けます。

イヴェルクは待とう、その結果を見てからだと言い、話を切り上げ、解散を告げます。

ぞろぞろと退出する貴族達。

民を思うギーランの訴えは流されてしまった形です。

それにしても、当代バイヨンに美しく清廉と思われていただけあり、失脚前のギーランは想像以上に真っ当な性格だったんですね。

民のため自己犠牲も厭わない、まさに理想的な領主といった感じです。

初登場時の野良落ちした巨体、老獪な様子とのギャップがすごいです。

何があったらこれほど変貌してしまうのか、その答えは続いて明かされていきます!

 

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ドッザの裏切り

進言が聞き入れられなかった会議後、領地に戻るも苛立ちを隠せないギーラン。

なぜこの危機が解らない、皆対岸の火事のように己の利益しか考えていないと。

そもそも下級肉の量産は何度も試み、少しも叶わないからこそ今飢饉になっているのにと憤ります。

そんなギーランをご立派と讃えるのは、ギーラン家家臣で将軍のドッザ。

ギーランは五摂家の中でも随一の家柄と知・富を持ちながら、それを惜しまず領民に分け与えている。

これほど民や家臣に慕われている領主はいない、飢饉の影響を一番抑えられているのもギーラン領ですと、ドッザのギーランを讃える言葉は続きます。

まだ全てを救えていないと歯噛みするギーランに、諦めてはいけない、とドッザ。

蒔いた種はいずれ実る、救える。

「ギーラン様の義は必ず届きます 私もどこまでもお支え申し上げます」

その言葉にありがとうと感激するギーラン。

その後ドッザに、領下の行商から聞いたある噂について調べに向かうよう頼みます。

それは飢饉の村を救うムジカ達の噂でした。

彼らの力が本当なら民の飢えを何とかできる、農園の今後にも役立てるかもしれないと、ギーランはドッザを送り出します。

 

しかし、待っていたのはドッザの裏切りでした!

「ギーラン卿 謀叛の廉で一族もろとも“野良落ち”の刑に処す!」

妖しい血の者を使い王政の転覆を企てたという身に覚えのない罪で、ギーランは捕らえられてしまいます。

驚愕と共にドッザの裏切りを悟るギーラン。

捕らえられた彼を前に、ドッザはギーラン領の謀叛を進言したと悪びれず告げます。

拾ってもらい、チャンスをもらい、働きを真っ当に評価してもらえて感謝していると続けますが、ドッザの本心は次の一言に集約されていました。

「あんたがバカで良かったよ」

ギーラン失脚とムジカ達の出現時期が重なっていた理由がここまでで明らかに。

ドッザは邪血の噂を裏切りに利用したんですね。

ドッザがギーランの腹心だったことも明かされ、主君を裏切ったドッザの腹黒さが際立つ展開でした!

裏切る前のギーランへの褒め言葉がめちゃくちゃ白々しいです。

 

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邪魔にされた正しさ

牢の中、自身と一族の潔白を訴え、イヴェルク公を呼ぶギーラン。

しかしイヴェルクの返答はギーランを呆然とさせます。

「知っているよ」

ギーランは謀叛を企てていない、全てはドッザによる出任せだと知っているとイヴェルク。

ではなぜ、というギーランに対し、残酷な言葉がかけられます。

「邪魔なのだ君のその“義”が“正しさ”が 君の忠義には感謝する だが邪魔なのだ」

増えすぎた民が死ねば与える人肉も足りる、それが陛下の御心だと。

衝撃を受けるギーランに、陛下だけでなく皆腐っているのだと告げるイヴェルク。

ギーランの清さは目障りで、ドッザの濁りが丁度良かったのだと言います。

そしてドッザはギーランに代わって女王に認められ、ギーランは“野良落ち”の刑により人肉を絶たれたのか、雄叫びと共に醜く変貌していってしまいました。

王と貴族の腐敗は想像以上でした。

忠臣のギーランを失脚させただけでなく、その後には自分達の統治を守るために邪血も殺して食ってしまうわけで、本当に民のことは全く考えていないようです。

ギーランの絶望は相当なものだったと思います。

 

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ギーラン、五摂家を圧倒!!

場面は再び700年後の現在へ。

ノウムとバイヨンが襲いかかってくる中、ギーランは700年間を回想します。

かけがえのない家族や家臣の無残な死を。

我らの700年はこんなものではないと。

そして次の瞬間、ギーランの手にはノウムとバイヨンの首が掴まれていました!

一瞬で2人を殺し切断した首、それを、恨むなら父母を恨めと言いながらガリガリと食らっていくギーラン。

その姿を目にし、ドッザは不敵に笑います。

「あのヒョロ甘“ギーラン様”がやるじゃねぇの」

自ら槍を持ち、ギーランに向かっていくドッザ。

ノウムとバイヨンを一瞬で葬ったことから、もうかつてのギーランではない。

700年美味い人肉だけを食べてきた現五摂家とは違うということか、と分析します。

その上で、五摂家の地位に胡座をかかず武人としての力を高めてきた自分は例外だと、ドッザは油断なく全力でギーランを殺そうとします!

しかし次の瞬間にはそのドッザの首も、ギーランの配下の手ではねられてしまいました!

ドッザの目を潰し、怒りを込めて告げるギーランの配下。

「頭が高ェよ てめぇまず「ごめんなさい」だろ ドッザ」

 

その様子を天井裏から見ていたシスロとバーバラ。

あと2匹、とノーマンに報告します。

それを受けたノーマンの、動け、という指示。

五摂家のうち4人までがギーランに倒され、ノーマンまでが何かを仕掛けるか!? 

というところで、147話の内容はここまでとなりました!

 

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『約束のネバーランド』ネタバレ147-148話のまとめ

700年前のギーランの進言、ドッザの裏切りとギーランの“野良落ち”、そしてその復讐心で五摂家を次々と葬ったギーラン達。

何よりも、武人として鍛錬していたというドッザさえ一瞬にして倒してしまった、ギーランとその配下の強さが圧倒的でした!

まさかここまですんなりと五摂家が倒されてしまうとは思いませんでした。

残るはイヴェルク公と女王レグラヴァリマのみ。

女王は前回余裕を見せていましたが、ノーマンもまた新たな手を打つ中で、秘策はあるのでしょうか。

それともエマ達の到着を待たずして王達は殺し尽くされてしまうのか?

見逃せない緊迫の展開が続きます!

 

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