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【約束のネバーランド】ラートリー家の象徴フクロウ!様々な用途に用いられている!?エマ達脱獄者を苦しめる!?

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今回は「フクロウ」に注目です!

エマたちがW・ミネルヴァの存在に気づくことになったきっかけが、ハウスに寄贈された本の蔵書票のフクロウマーク。

その後の「ミネルヴァのペン」にもこのフクロウマークが出てきたことから、エマたちや読者にとってすっかり“ミネルヴァのマーク”として定着しましたが、物語を読み進めていくとフクロウがミネルヴァのマークではなく、ラートリー家の象徴なのだと知ることができます。

それでは『約束のネバーランド』においてフクロウとは何なのか、何故フクロウがラートリー家の象徴なのか、作中での描写や作者の意図などを読み取りながらご紹介していきます!

 

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【約束のネバーランド】ミネルヴァからの暗号にフクロウが用いられている!?

「フクロウマーク=W・ミネルヴァ」の図式が出来たきっかけが、ハウスに寄贈された本の蔵書票です。

W・ミネルヴァの蔵書票にはどれも同じフクロウの絵が刷られていました。

それは意識してみるとフクロウの絵の周りの円がモールス符号になっており、「逃げろ」「危険」「農園」など食用児たちに世界の真実を隠し伝える細工となっていたのです。

レイとフィルだけが気づいたほどのささやかなヒントではありましたが、これによってエマたちは「外に味方がいた。今もいるかもしれない」という希望を抱いたのでした。

さらにシスター・クローネからノーマンへ、そしてエマへと託された「ミネルヴァのペン」にも同様のフクロウマークが浮かび上がってきました。

このフクロウには「touch me」のモールス符号が与えられており、タッチすると今度はモールスのないフクロウマークと数字が浮かび上がります。

これは同じくモールスのないマークのついた本をガイドとして読み解く暗号となっていました。

そしてもう一つ、「promise(約束)」という一見理解できないモールスが書かれていた本も、なんと食用児たちが脱獄後の世界を生き抜くためのガイドブックとなっていたのです。

こうしてW・ミネルヴァはフクロウのマークにヒントを盛り込み食用児たちを導いていたのでした。

このフクロウマークは食用児たちの道標であり、W・ミネルヴァという強い味方を感じる安心マークと言えます。

 

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【約束のネバーランド】フクロウは様々な事を暗示していた!?作者の意図とは!?

フクロウマークがおなじみとなっていますが、『約束のネバーランド』には実はちょくちょくフクロウが登場しています。

印象的だったのが第47話、ソンジュが世界の真実を語るシーンです。

そこで鬼と人間の世界を分ける提案をしたとされる人物の肩にフクロウが乗っていたことで、フクロウマークを使うW・ミネルヴァとの関係が匂わされました。

伏線のひとつとなっていたその答えは第141話で描かれましたが、その人物はユリウス・ラートリーであり、W・ミネルヴァであるジェイムズ・ラートリーの先祖にあたる人でした。

ユリウスはフクロウを相棒としていたようなので、もしかしたら初代調停役である彼をきっかけにフクロウがラートリー家の象徴になったのかもしれませんね。

他にもコミックスの表紙や表紙裏にも度々フクロウが描かれています。

最も興味深かったのが6巻の表紙裏

佇むフクロウを真ん中にして道が2つに分かれており、片方の道には血が続いています。

6巻では世界の真実が語られたこともあり、フクロウがラートリー家の象徴だと知ると、ラートリー家(フクロウ)を調停役(真ん中)として人間の世界(何もない道)と鬼の世界(血が続く道)に分かれたことを暗示しているとも読み取れますよね。

このように『約束のネバーランド』ではフクロウの描写に様々な意味が隠されているのです。

 

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【約束のネバーランド】襲撃時にいたフクロウはラートリー家の偵察機だった!?

https://twitter.com/DemizuPosuka/status/1442854466051469312

注目したいのが第103話のフクロウ

第103話はアジトの監視カメラに映ったフクロウが木から飛び立つシーンから始まりますが、この回にアジトがラートリー家に襲撃されてしまいます。

どうやらアジトのカメラにフクロウが映ったわけではなく、フクロウがアジトのカメラを見つけたようなのです。

つまりこのフクロウはラートリー家の偵察だったということ。

このシーン以外にもフクロウがエマたちの上空を飛んでいる姿が描かれていましたので、ラートリー家は子どもたちを探すためにフクロウを利用していたのでしょう。

どれだけ追っ手を警戒していても、鬼でも人間でも機械でもないフクロウは自然の一部として見過ごしてしまうでしょうから何とも恐ろしい偵察機です。

襲撃が開始された12巻の表紙ではエマたちの後をついていくように飛ぶフクロウが描かれていますが、このフクロウはW・ミネルヴァが彼らの行く末を見守っていると捉えられる反面、ピーター・ラートリーが彼らを追跡していることが暗示されているとも捉えられますよね。

序盤では「フクロウ=ミネルヴァ=味方」というイメージだったものが、「フクロウ=敵の刺客」として覆された衝撃の出来事でした。

 

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【約束のネバーランド】偵察フクロウは様々な情報を集めていた!?シェルターの情報が漏れたのもフクロウのせい!?

上記のようにピーター・ラートリーはフクロウを偵察に使っていたようですが、常にフクロウを肩に乗せていたユリウスも恐らく同じように偵察させていたのではないでしょうか。

何故ならフクロウは偵察に優れた生き物であると考えられるからです。

その理由はフクロウが夜行性のため、以下のように探知力と隠密性に優れているから。

  • 首が270度稼働するので視野が広い
  • 目の感度が人間の100倍あり遠くが見え夜目も利く
  • 他の鳥と違って立体視ができるので対象までの距離も把握できる
  • 真っ暗闇でも平気なくらい聴力も抜群(音を集めやすい構造をしている上に立体的に感じることが出来る)
  • 羽ばたきが静か

監視や偵察に適していますよね。

そして何より記憶能力にも優れているのだそうです。

きっとラートリー家は鬼の世界で有利に生きるため、フクロウを使い様々な情報を集めてきたのでしょう。

 

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まとめ

フクロウはラートリー家の象徴と言える存在であり、代々情報収集や偵察などに使われてきたと考えられます。

きっとW・ミネルヴァのフクロウマークも家紋のようなものなのでしょう。

となるとW・ミネルヴァことジェイムズ・ラートリーは、フクロウを司る者としてローマ神話の女神である「ミネルヴァ」を偽名に使ったのかもしれませんね。

「ミネルヴァのフクロウ」ひいてはフクロウそのものは一般的に「知恵の象徴」と言われていますが、知恵を振り絞って未来を切り開くエマたち、高い知能を求めて人間の肉を食べたがる鬼たち、フクロウはまさにそういった「知能」が鍵となる『約ネバ』の世界観を象徴するものと言っても良いのではないでしょうか。

物語の象徴「フクロウ」は様々なところに描かれていますので是非見つけながら読んでください。

ただしラートリー家が内部分裂していることにより、フクロウもエマたちを導く味方であったりエマたちを苦しめる敵の刺客であったりとその存在感を変えますので注意深くみてくださいね!

 

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