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【アオアシ】アシトの持つ「俯瞰(ふかん)の能力」とは?ただ見渡すだけじゃないアシトのスゴさとは!?

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この記事を読むとわかること

  • アシトは俯瞰の能力を持つ選手であり、敵と味方の場所を瞬時に把握して記憶できる。
  • アシトはチームが勝つための自分の居場所や役割を解析し、戦術を進化させることができる。
  • アシトは敵と味方の行動パターンを予測し、先回りして対処することができる。

近年の撮影技術の発展は、スポーツ界にも多大な影響をもたらしました。

ビデオ判定によるチャレンジなどは、その一例でしょう。

特にドローンを用いた映像などは、自分が鳥になった気分にさえなります。

ことサッカーに関しては、観客席の手前から向こう側までの映像でオンエアされるため、野球中継と比較しても割と全体が映りやすいスポーツでもあります。

 

もし空からサッカー場を見渡して、チームを勝利に導くことが出来たのであれば?

誰もが一度は思う「俯瞰の能力」に関する説明が、これから始まります。

 

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【アオアシ】俯瞰の能力とはどんなもの?

俯瞰とは、高い所から物事を見下ろしたり、広い視野で全体を把握することです。

 “イーグルアイ”と呼ばれる視点。

本作では上空を舞うカラスがイメージとして多く描かれます。

そのカラスが選手たちの気持ちを代弁するのは、55話のクライマックスからです。

 

サッカーをTV観戦すると皆が思うこと。

空きスペースに何故パスを出さないのか?

それはTVカメラが上から撮影して分かる話なので、地上で戦う選手たちを怒るのは酷というものです。

一方で、世界には上空を旋回しているとしか思えない選手が稀に存在します。

アシトはそんな俯瞰の能力を有する選手だったのです。

 

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【アオアシ】アシトの持つ俯瞰の能力のスゴさ①敵と味方の場所を瞬時に把握して記憶できる!

まずはオープニングの第1話より。

愛媛に帰省した福田が目にしたのは、荒くれ者としてプレーをするアシトの姿でした。

異常なほどボールに触れる機会の多いアシト。

まるで一人でサッカーをしているようです。

アシトは小銭を敵味方の選手に見立てて同点ゴールを力説しますが、福田が不気味な笑みを浮かべた理由はそこではありません。

ありえない。

 

アシトがフィールド22人の位置を記憶していたことに驚愕したのです。

しかも、ただ漠然と憶えれば良い訳ではありません。

例えば144〜145話を振り返ってみましょう。

福田は通学路にある赤い看板の数を質問します。

「4」と答える富樫に対して、その間違いを訂正して「7」と正解するアシト。

 

自分に都合の良い解釈ではなく、見たものを正しく覚え、判断する能力をアシトは備えていたのです。

 

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【アオアシ】アシトの持つ俯瞰の能力のスゴさ②チームが勝つための自分の居場所や役割を解析する!

無意識のうちに全選手の位置を記憶するアシト。

5話のセレクションでは、ピッチ全体を捉える“大いなる俯瞰”に誰もが驚きます。

この時はFWのアシトが自陣に下がることで、引き付けられた敵DFの空きスペースにロングパスを供給することに成功します。

これには月島はアメイジングと大絶賛です。

 

しかし、11対22のミニゲーム感想戦では、浅利や黒田は静かに反発をします(45~46話)。

その理由は、アシトが狭すぎるサッカー観で、自分が点を取る前提の話をしたからです。

そこで「もし自分が○○の立場であれば」と、他人の気持ちで考えを改めるアシト。

さらにエスペリオンの戦術を理解していくと、基本のトライアングルから高度な5レーンまで、小気味良いテンポでパスが繋がるように進化していきます。

成京戦ではフィニッシャーの位置に自らを移動して決勝ゴール(55話)。

柏商戦では栗林の立場で自分が取るべき役割を解析すると、絶妙なポジショニング。

アシト→栗林→阿久津のカウンターで得点シーンを演出します(135~136話)。

技術は拙いアシトですが、それを補う能力が発揮された一例です。

 

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【アオアシ】アシトの持つ俯瞰の能力のスゴさ③敵と味方の行動パターンから予測し先回りして対処する!

成京戦の終盤から、朧気ながらも選手の動きを予測し始めるアシト。

アシトの未来を読む力については、阿久津も攻撃面では及第点を与えるほどです。

ならば守備でも活かせと、敵ではなく味方の情報が入ったメモリを渡す阿久津。

それこそが、フィールド全選手の動きを矢印で可視化することに繋がっていきます。

 

選手の流れ、試合の流れ、選手たちの意志の流れ、と様々な行動パターンを全身フル稼働で予測・処理するアシト。

するとフィールド上での選手たちに違和感が生じます。

アシトが攻撃だけでなく、守備でもエグい位置取りを始めたからです。

大事なのはオフ・ザ・ボール時の動きでした。

敵の矢印から届かない場所に予め立つことで、次の攻撃を封じていたのです。

アシトを中軸として、見えないロープに繋がれた錯覚に陥るエスペリオン。

阿久津はフィールド上での味方の振る舞いを研究してきました。

さらにアシトはサッカー以外での仲間の人となりを汲むことで、味方を手足のように操ることを実現したのです。

アシトがチームの守備を統率した瞬間です(271~273話)。

 

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【アオアシ】アシトの俯瞰に期待する福田!

愛媛からアシトをスカウトした福田には、大いなる野望がありました。

それはエスペリオンを世界一のビッククラブにすることです。

しかし、今のユースは唯一SBが穴であることは、福田はもちろん、栗林や阿久津も気が付いていました。

アシトはFWではなくSBを期待する福田。

しかも、SBに転向すれば世界に通用すると断言するほどです。

SBはその名の通り、自分の片方と後ろに敵は存在しません。

360°に気を配るボランチとは、ここが決定的に違います。

福田はアシトを「自由」にさせることで、能力が発揮できると考えていたのです(274話)。

 

事実、SBに転向したアシトの成長曲線は、福田や阿久津の予想を遥かに超えていきます。

確かに船橋戦では先が見えるばかりに痛恨のハンドも犯しました(198話)。

しかし、その危うさも含めてアシトの行く末に目が離せません。

青森星蘭戦で攻守コンプリートを掴んだアシトは、フィールドの中央で試合を作るSBを選択しました。

 

その考えを尊重する福田は、遂にエスペリオンのゲームメイクをアシトに託します。

 

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【アオアシ】アシトの俯瞰はオカンのお店がルーツ!

青森星蘭戦で北野と会話をするアシト。

北野はフィールドを遠くから眺めることで俯瞰の能力を手に入れました。

しかしアシトは違います。

その原点はフィールドではなく、母:紀子のお店で会得したものです。

 

ボールは丸めた新聞紙。

アシトはお客に当たらずに、いかにして店内の反対側にボールを運べるか考えました。

その時から遠くを視る訓練をしていたと振り返ります。

いつの間にか、教室でも目の前の友達と話をしつつ、横目で隅々まで全部知ることがクセになっていたのです。

 

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【アオアシ】俯瞰の能力を使える他のキャラとは!?

アシトと同じ俯瞰の能力を持つ人物。

それは、ユース日本代表の司令塔:北野蓮でした。

青森星蘭の背番号10は、アシトと同学年ながらもJ1の鹿島と仮契約を結ぶほどの実力を有しています。

しかも選手の位置を把握する記憶力は、スペイン代表のシャビを上回るほどです。

 

北野はフィールドが敵味方で入り乱れたカオスの状態で、俯瞰の能力を遺憾なく発揮。

この手に試合をコントロールしていきます。

アシトは敵でありながらも、既に俯瞰の能力を言語化した北野を感心するのでした。

 

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まとめ

青森星蘭のラストで覚醒したアシト。

確かに福田たちがアシトに細かなイロハを教えていれば、もっと早く司令塔になれたかもしれません。

しかし、他人に教えてもらったのでは身に付きません。

エスペリオンに入団して、多くの挫折と経験を積み重ねてきたアシト。

その紆余曲折の末に、自分で考えた結論だからこそ重要なのです。

 

“自分で掴んだ答えは一生忘れない”(273話)。

アシトの俯瞰の能力が完全な形で開花をしました。

 

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