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【アオアシ】育成部長の加瀬順!その役割は??選手を想う優しい眼差しに注目!!

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日本でプロサッカー選手になる場合、主に3つのルートが考えられます。

一つ目が、純粋な“ユースっ子”として育成組織からトップに昇格。

二つ目が、高校、または、大学を経てプロ契約。

三つ目が、ユースから高校などを経由してのプロ契約。

いずれにしても、プロになるまで多くの人々の支えが必要です。

今回紹介するのは、主人公アシトが所属するエスペリオン育成部長の加瀬順。

選手たちの将来に関与する、非常に重要な役職を担います

 

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【アオアシ】加瀬順の経歴とは??

名前は、加瀬 順(かせ じゅん)

年齢は連載開始時が49歳でした。

白髪交じりの髪の毛に少し無精ひげ

温和な表情で年相応に落ち着いた雰囲気です。

原作3巻では30歳以降のキャリアが紹介されていました。

34歳で東京CEユース監督。

36~39歳で東京CE監督。

46歳で日本女子代表コーチ。

いくら福田がレジェンドとはいえ、まだ代表スタッフの経験はありません。

一方の加瀬は、なでしこジャパンのコーチも務めていました

何気にスゴイ。

指導者としての実績は、明らかに福田や伊達よりも上でしょう

 

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【アオアシ】育成部長の仕事とは??

加瀬は育成部の部長さんです。

原作では「育成部長」と「強化育成部長」の2パターンありました。

出世したのか、単なる呼称の違いかは不明です。

どちらの場合も、肩書きに“ユース”と記載がないことから、ジュニア、ジュニアユースも含む全育成選手の責任者かと思われます。

グラウンドで選手たちを指導するのは福田や伊達の仕事。

加瀬は表舞台のピッチではなく、広報の壬生と同様に事務方としてチームを支えます

立場上、福田や伊達との会話に登場するシーンが多い加瀬。

1年生限定の紅白戦では、アシトを煽るよう伊達に指示する福田に対して異を唱えるわけでもなく。

セレクション最終面接では、福田、伊達のほか、加瀬も面接官でした。

また、各年代別チームの橋渡しとして、大事な仲介役も果たします

栗林にプロ契約書を渡すシーンでは、クラブの総意を伝える立場として。

また、アシトがトップのガルージャに招集された際も同席をしていました。

そのほか、育児放棄された阿久津の後見人でもあります。

自分に親はいないと公言する阿久津。

サッカーの師はもちろん福田です。

伊達は阿久津のプライベートは知りませんが、加瀬は立場上そうもいきません。

阿久津が人並みの生活を送れるのは、加瀬が親代わりとして中学生の阿久津を引き取ったからです。

なお、エスペリオンのトップチームでは、育成部に相当するのは“強化部”でしょうか。

アシトや遊馬たちのトップ練習参加を決定したり、ベテランの司馬が来シーズンの進退を伝えようとした部署になります。

 

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【アオアシ】栗林に大事な話を伝える加瀬!

「エスペリオンの至宝」として将来を期待される栗林。

ユースカップを優勝で飾り、プレミアリーグも無敗と、チームに多大な貢献をしました。

その活躍を素晴らしいと絶賛する加瀬は、栗林にある書類を渡します。

正式にプロ契約を結ぶべく、代表してクラブの意志を伝えるのでした。

従来は二種登録のため、トップに帯同しても無給だった栗林。

これからは、年棒上限額500万円弱のC契約を提示されたのです。

しかもエスペリオンとの契約は18歳の誕生日までと期限付き。

既に幾つか欧州クラブからリサーチがあったと、加瀬はウラ事情を話します。

ならば栗林がJリーグで活躍すれば、さらに大きな道が拓ける。

そのようにクラブは考え、移籍金なしでオファーを受けられる契約書を作成したのです。

23歳以下の場合、トレーニングコンペンセーションで育成元にもお金が支払われるから大丈夫と説明する加瀬。

移籍金も残せずに申し訳ないと思う栗林に対して、クラブを愛している気遣いに「ありがとう」と加瀬はお礼を述べるのでした。

 

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【アオアシ】阿久津の行動に涙する加瀬!

セレクションに合格して、ド底辺のネグレストから脱出成功した阿久津。

しかし、母親の千早は息子が上京する前に早くも男と失踪、行方不明に。

以降、阿久津は母親との連絡は一切ありませんでした。

そんな千早が入院していると手紙が届いたのです。

会わせたくないと本音を漏らす加瀬。

千早が何か企んでいると思ったからです。

親代わりとしては、今さら何をと思っても当然でしょう。

千早はガンで余命1カ月ながら、今なお阿久津に憎まれ口を叩きます。

それでも普通は許してやれの場面ですが、加瀬の気持ちは違いました。

阿久津に憎んだままで良いと思うほどです。

それどころか、逆に阿久津が傷つかないかと心配までします。

結局、男漁りをしていた母親の心に残ったのが、最後は自分だったと知る阿久津

その夜は母親と一晩過ごすことになりました

唯一の弱点を克服した阿久津を目の当たりにした加瀬。

その心の強さに涙を流さずにはいられませんでした。

後日、千早の葬儀等の手続きは加瀬が済ませましたが、栗林にも葬儀会場を伝えていたようです。

栗林とごちゃごちゃする阿久津を見ながら、加瀬は良かったと安堵します。

エスペリオンが阿久津を見出せたのはもちろんですが、何よりも阿久津に戻るべき場所を用意できたと思ったからです。

 

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【アオアシ】加瀬のモデルは育成界の大御所!

加瀬のモデルと推察されるのは、中村 順(なかむら じゅん)氏

日本サッカーの育成界では、“特A級の人材”と評されるほどの人物です。

下の名前も「順」ですしね。

育成面の思想も当然ながら作品に反映されているようです。

『アオアシ』連載前に取材を受けた当時は、大宮アルディージャの育成部長でした。

中村氏は1966年の大阪府生まれ。

天理大を卒業後、選手ではなく指導者を目指してドイツに留学。

帰国後はJ1各チームのユース、トップチームのコーチ等を歴任。

2013~2016年には、なでしこジャパンコーチに。

特に2014年は、U-23日本女子代表監督も兼任しました。

2022年からはヴァンフォーレ甲府の育成部長に就任しています。

注目すべきはそのキャリアですかね。

プロ経験がないものの、監督を経験している

実はこれ、“お嬢”こと杏里の目指す将来像だったりします。

 

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まとめ

ユースたちの寮をはじめ、お金に関しては無利子の奨学金制度までと、あらゆる環境が完備されたエスペリオン。

それでも育成選手がプロになるまでには、長い年月を要します。

育成方針次第では、人の一生も左右しかねません。

その辺りを踏まえての重鎮として、加瀬はクラブにとって欠かせない存在です。

 

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