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【キングダム】信の初陣となった蛇甘平原の戦い!秦15万VS魏15万の行方は?信の活躍とは?

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信の初陣となった甘蛇平原の戦いは、後の飛信隊結成の布石とも言うべき戦いでした。

信の活躍と共に、どのような戦いだったのかを紹介していきます。

 

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【キングダム】信の初戦となった蛇甘平原の戦い

キングダム主人公である信の初陣は、紀元前245年に起きた「甘蛇平原の戦い」でした。

その前に既に朱凶と戦ったり、成蟜の反乱鎮圧に協力していたので、生死を掛けた戦いは既に経験済みでした。

なので初陣というと少し複雑な感じはしますね。

甘蛇平原の戦いは、秦が魏の重要拠点である滎陽を攻略する為に起こした戦いでした。

秦軍の総大将は麃公大将軍で、対する魏の総大将は戦国四君の一人である、信陵君の食客頭であった呉慶大将軍でした。

お互いに十五万の軍勢を率いており、その年の中華での最大規模の戦いになります。

秦軍は滎陽を攻める前に軍を整える為、第一・二軍は最前線の亜水という城に入城します。

そして信達のいる第四軍は「星眼の黒龍」と異名を持つ「黒剛」という将軍の待つ「丸城」に入場する事になるのです。

最前線に行く事になる亜水を除けば、皆敬遠したいのがこの丸城でした。

何故なら丸城の城主である黒剛は、戦いが大好きで、激戦区にこそ喜んで身を投じる程、過酷な戦いが大好きだったのです。

しかしここで思いもよらぬ一報が秦軍の元に届きます。

なんと丸城があっさりと呉慶に落とされてしまい、城主である黒剛は首を落とされてしまったのです。

これにより、第四軍も目的地を亜水に変え、最前線に行く事になったのです!

 

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【キングダム】特攻野郎の元でも死なない伍長

当時の中華での歩兵は、五人一組で戦う「伍」で戦うのが基本でした。

伍のリーダーを伍長といい、一兵卒から最初に出世する位になります。

伍長は一人でも強い歩兵を自分の伍に入れようと、勧誘に必死になります。

その方が生き残る確率もあがり、尚且より多くの武功を上げ、報奨を多くもらえるかもしれないのです。

そして歩兵達も、より頼りになる伍長についた方が得なのです。

理由は伍長が歩兵を勧誘するのと一緒です。

甘蛇平原の戦い時の歩兵で人気だったのが、後の飛信隊のメンバーとなる田有や中鉄でした。

尾平や尾到はもちろんですが、まだ実力をしられていなかった信や羌瘣は不人気で、どの伍長からも勧誘されず完全に「売れ残り」となってしまいます

そしてこの売れ残りを引き受けることになるのが、こちらも後の飛信隊メンバーとなる澤さんでした。

澤さんもまた伍長ながら、どう見ても頼りなく、人気薄の伍長だったのです。

なのでだれも伍に入ってくれず、信達と伍を組む事になったのです。

売れ残りを引き受けたというより、売れ残りしか組む相手がいなかったと言った方がよさそうですw

しかしこの「澤さん」只者ではなかったのです。

澤さんが伍長となってどのくらいの戦いに参加したのかは不明ですが、澤さんの伍は今まで一人も命を落とした者はいないのです。

故に後に「伝説の伍長」と言われる事になるのです。

澤さんの伍は、毎回多くの歩兵が命を落とすと評判の、イカれた特攻好きな「縛虎申千人将」の隊に配属されます。

縛虎申隊はこの戦いで、無謀な突撃を繰り返し、千人いたのが最終的には数十人になっていました。

それでもその数十人の中に澤さんの伍は全員が入っていたのです。

伝説の伍長恐るべしです。

 

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【キングダム】最弱と呼ばれた伍の大活躍とは?

信が組むことになった澤さんの伍は、周囲から見て最弱と馬鹿にされる程、弱そうな伍でした。

普通のおじさんの伍長に初陣が三人(羌瘣は除く)、五人中二人は(信と羌瘣)はどう見ても子供・・・。

最弱と呼ばれてもしょうがないメンバーでした。

しかしいざ戦いが始まると、信は敵陣に単身突撃し、魏軍の防衛陣に内側から穴を開け、味方に入り口を作ったのです。

その入り口からなだれ込む秦軍。

更に防衛の指揮官まで討ち取ります

おかげで序盤は秦軍に流れが傾きます。

他の伍のメンバーは澤さん・尾平・尾到で協力して、三人で一人を相手に奮闘します。

これこそ弱き者が強者に勝つ為の戦法でした(この時羌瘣は行方不明)。

しかしここで魏が誇る中華最強の騎馬戦車隊が姿を現します。

瞬く間に秦軍歩兵隊を蹂躙していく戦車隊。

打つ手が全く無い状況でしたが、ここで羌瘣が突如現れ策を提案します。

それは死体や盾を積み上げ、戦車の突進を防ぐというものでした。

伍長である澤さんはこれを名案と判断し、全員に「死体を積み上げて防壁を作ってください!」と呼びかけます。

さすがは伝説の伍長!これが大当たりし、なんとか戦車隊の攻撃を防ぎます。

しかしこの方法でも、戦車隊を倒せるわけではありませんでした。

このままだといずれは全員殺される・・・

誰もがそう思っていましたが、信が羌瘣の助言もあり戦車隊の車輪に槍を投げつけ、戦車隊そのものを破壊する事に成功します。

それを機に他の歩兵達も戦車隊そのものに狙いを定め、次々に破壊していきます。

そして戦車隊を退けた第四歩兵隊の戦場に、第四騎馬隊が合流する事になるのです。

更には全騎馬隊も第四歩兵合戦場に合流したのです!

澤さんの伍のメンバーの活躍が、麃公将軍を動かす事になったのです!

 

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【キングダム】命をかけた縛虎申の戦い

澤さん率いる信や羌瘣が属する伍は「特攻好きなイカれた将」と言われる縛虎申千人隊に組み込まれる事となりました。

縛虎申千人将は、気性が荒く、しつこく状況を聞いてくる部下を、その場で斬りつけていました。

その事を注意してきた、味方である同じ千人将の壁や尚鹿にも平気で噛み付いていました。

なんてわがままな!そして身勝手な!

そう思った読者も多かったと思います。

そんな縛虎申でしたが、総大将である麃公の事は心から信頼していました

信頼というより崇拝に近いものもあったように思えます。

とにかく麃公将軍の指示が絶対!

自分は駒の一つに過ぎない!

味方が目の前で大勢殺されようが、指示があるまで一切動かず、指示を待たずに動こうとした壁を止める程でした。

縛虎申曰く「あの方程戦に強い将を他に知らぬ」らしいです。

歩兵が次々と殺され、戦況は決して良くはありませんでしたが、縛虎申は麃公が総大将を務めるこの戦いの勝利を微塵も疑っていませんでした。

信達が魏の戦車隊を退けると、ようやく麃公から歩兵に合流せよ!との号令がかかります。

麃公の歩兵合流の意図・・・

それは合流して魏軍が占拠している丘を奪取せよ!でした。

意図を汲み取った縛虎申は、自身の千人隊の生き残り百人足らずを引き連れて敵陣に突撃します!

「特効好きなイカれた将」の真骨頂です!

無謀とも取れる突撃でしたが、なんとか丘の真下まで辿り着きます。

生き残りはこの時点で四十六人・・・

たったこれだけの人数で丘を駆け上がったのです。

途中、矢の名手である黄離弦の矢を心臓にくらってしまいますが、信の助けもあり頂上まで辿り着きます。

そして既に視力も失われている中、敵副将である宮元を討ち取ったのです。

縛虎申は仲間を大勢失った時程無茶をする将でした、

死んでいった仲間の為にも、なんとしてでも必ず目的を達成したかったのでしょう。

死んだ仲間は決して犬死にではない!

死んだ仲間が自分をここまで連れてきてくれたのだ!

わがままな俺様系の将だと思いましたが、実はとても仲間多いの将だったのです。

宮元を討ち取った後、部下に肩を担がれ下山しようとしますが、そのまま息を引き取りました。

この時の丘奪取がこの後、両総大将を大いに動かし、戦局は一気に終局へ向かうのです。

 

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【キングダム】丘からの撤退と王騎将軍の存在感

縛虎申千人将が魏軍副将である、宮元を討ち取り丘を降りるよう指示を出しますが、丘下に魏の大軍が迫っていました。

なんと近くのもう一つの丘に本陣を敷いていた魏軍総大将呉慶が、全軍を率いて丘を降り、信達のいる丘めがけて進軍していたのです。

非情にヤバい状況になってきてしまいました。

そんな時、丘下で宮元軍と戦っていた壁がある人物を発見します。

戦には関係ない丘に、なんと王騎将軍が現れたのです!

何故?

誰も何もわかりませんでしたが、周りの驚愕をよそに王騎は部下と共に丘を降り、信達のいる丘めがけて駆け出したのです!

途中にいた宮元軍を蹴散らしながら、瞬く間に丘に辿り着きます。

王騎が信達の丘に来た理由は、麃公対呉慶の戦いを間近で見たかったからwだそうです。

許可なく戦いに加わるのは罪に問われますが、見学したかっただけで、途中邪魔者を排除しただけとの事でしたw。

「完璧な言い訳です!」と騰は言いますが、明らかに力技での言い訳ですねw

しかしやはり王騎将軍の存在感は別格でした。

魏軍総大将呉慶が王騎に対する防御陣を敷き始めたのです。

王騎は昌文君から信の事を聞いていました。

期待はずれ・・・そう言われた信でしたが、王騎にはとても敵わない事を肌で感じていました。

王騎は信に「将軍」という存在について話しました

まるで当時の信に、将軍になる可能性を感じているかのようでした

この戦いが初陣である信に・・・

 

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【キングダム】信によってシュキマキアタックを阻止

王騎に対して防衛陣を敷いた呉慶本軍に、麃公率いる騎馬隊が襲いかかります。

その数五千騎。

この甘蛇平原の戦いは、お互いに十五万の軍勢での戦いになりました。

そして今現在の状況は、軍を率いる将軍、麃公と呉慶の考えで作りだしたもの。

合計して三十万人の戦いが、たった二人の将軍の考えで進行するのです。

王騎との話で「将軍」という存在が如何にどでかい存在かを知った信。

もっと王騎を話したかったですが、戦場に戻る為に馬を一頭借ります。

敵の総大将を目の前にしてうずいてしまっていたのです。

なんと信は呉慶をも討ち取ろうとしていたのです!

壁や尚鹿も麃公の援軍に向かい、信も合流して魏軍を次々に倒していきます。

信は魏軍最終防壁と呉慶本軍の間にあるスペースに、朱鬼・麻鬼と呼ばれる二人の将を見つけます。

この二人「将狩り」と呼ばれ、二身一体の攻撃で数々の将を討ち取っている強者でした。

大将軍を夢見る信は、おそらく二人を名のある将とわかったのでしょう。

武功を上げる為に二人を倒そうと、単身で突撃します

ですが朱鬼と麻鬼も「将狩り」と呼ばれるだけあって、そう簡単には勝たせてもらえませんでした。

二人を倒そうと勇んでいた信でしたが、麻鬼と対峙し一人相手にも苦戦してしまいます。

しかし麻鬼もまた信を倒す事が出来ずに焦りがでてしまい、剣が雑になってしまいます。

信はそれを見逃しませんでした。

麻鬼の頭上高く飛ぶと、麻鬼を一刀両断してしまうのです!

そして信に気をとられた朱鬼は、正面から突撃してきた麃公にいとも簡単に斬られてしまうのです。

全く見せ場なく終わってしまった朱鬼と麻鬼・・・信に発見されたのが運の尽きだったようです。

 

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【キングダム】呉慶と麃公が全面対決

王騎の出現により、九つの槍璧からなる「九重槍壁」の陣を敷き、王騎からの攻撃に備える呉慶でしたが、そこに横から麃公が攻撃を仕掛けます。

呉慶はすぐに防壁を動かし、麃公の突撃に備えますが、麃公の突破力は呉慶の想像の遥か上だったのです。

いとも簡単に防壁をこじ開ける麃公。

これには流石の呉慶も驚きを隠せなかったようです。

しかしそれでも慌てない呉慶。

麃公は流石の武力ですが、呉慶もまた戦国四君の一人である信陵君の智囊と呼ばれ、軍略の才は魏国随一で、先陣を駆ける武勇も持ち合わせていたのです。

防壁を突破され、朱鬼と麻鬼を信に討たれ、麃公が本陣に迫ってきていましたが、呉慶は笑います。

「これだからやめられんのだ、戦争は!」

大声で笑い叫ぶ呉慶でしたが、誰もが予想し得なかった行動にでるのです!

 

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【キングダム】呉慶が一騎討ちに負けた要因とは?

防壁を突破されたとは言え、魏軍の兵士の数は秦軍の倍以上いました。

呉慶の軍略の才能があれば、秦に傾きかけた流れを再び魏に戻す事は容易だったはずです。

ですが呉慶は、馬に乗り麃公の前に現れたのです。

なんとも不思議な光景でした。

両軍合わせて三十万規模の戦いで、総大将同士が相まみえる事などあるはずもなかったのです。

ましてや一騎打ちなど・・・

呉慶は元は小国「甲」という国の王族でした。

甲は呉慶が子供の頃に滅ぼされていましたが、呉慶は側近と共に何とか生き延びていたのです。

その後魏の信陵君に認められ、食客頭にまで成り上がったのです。

今や完全に魏が自分の故郷となりましたが、国を滅ぼされ城が燃える光景は今もはっきりと覚えていました。

侵略者によって故郷を失ったのです。

そして今、第二の故郷である魏に侵攻してきた侵略者である秦。

呉慶は子供の頃の経験により、侵略者を絶対に許せず、そして侵略者に対しては絶対に引かない信念を持っていたのです。

しかし一騎打ちでは決して麃公には敵わないのです。

将としてはこの状況は、引かなければいけませんでした。

総大将が敗れるという事は、戦いそのものに魏が敗れるという事になるのですから。

将としての責務より、私情を優先させた呉慶に待っているのは敗北だったのです。

滎陽を奪われるとまではいきませんでしたが、呉慶は麃公の矛の前に敗れ、魏軍敗北となってしまったのです。

 

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まとめ

この戦いで一気に百人将に出世した信。

後に信に多大な影響を及ぼす事になる、王騎や麃公との初めての出会いの戦いでもありましたね。

飛信隊の土台を作ってくれた田有や沛浪と出会ったのもこの戦いでした。

飛信隊の全ての始まりこそが「甘蛇平原の戦い」だったのです。

 

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