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【キングダム】成蟜は意外に強かった?王弟謀反編で描かれた成蟜の強さや活躍について徹底解説!!

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本記事では王弟謀反編における成蟜について詳しくまとめていきます。

王弟謀反編はその名の通り王弟・成蟜が反乱を起こすという出来事が描かれていますが、その内容は王都奪還編で描かれた反乱とは全く違うものでした。

そしてここでの成蟜が王弟としての品格と愛ある人間味に溢れ、これまでの傲岸なイメージとは違いとてもかっこいいと話題になりました

それでは王弟謀反編の概要と、その中で見えた成蟜の強さや変化について分かりやすく解説していきます!

 

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【キングダム】王弟謀反編のあらすじ

紀元前239年、突如趙軍2万が秦北東の要衝・屯留に向け侵攻。

合従軍の失敗から未だ内政が落ち着いていないはずの趙…しかも2万という僅かな兵力での侵攻に、秦はその意図を測りかねつつも急ぎ対処に臨みます。

しかし屯留の周囲には早急に向かわせられる将軍がいませんでした。

そこで声を上げたのはなんと王弟・成蟜

成蟜は自ら将軍となり3万5千の兵を率いて出陣し、あっという間に趙軍を撃退してしまいました。

ところがその後咸陽に衝撃の報せが届きます。

それは成蟜が主犯格となり、屯留が反乱を起こしたということ

咸陽は早急に反乱軍を鎮圧すべく動き出しますが、しかしその裏には国を左右しかねない恐ろしい罠が仕掛けられていたのでした

 

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【キングダム】王弟謀反編は何巻?

王弟謀反編はコミックス34~35巻に収録されています

34巻は合従軍編終了直後であり、各国が大戦の余波による内政の乱れや財政難を落ち着かせることに尽力し、いかに再び来たる戦に備えるかという時期でした

勝者となった秦はその点すぐさま整うかと思われましたが、政の蕞での活躍により勢力図が一気に変化し、大王派と呂不韋派の争いがより激化しつつあったのでした。

 

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【キングダム】成蟜の目的とは?

成蟜の反乱…その目的は当然王座の奪取でしょう

何せ成蟜にはかつて政の暗殺を企てた前科があります

しかし政は現在の成蟜が突発的な反乱を起こすとは思えず、この挙動を不自然なものと疑っていました。

成蟜は嵌められたのかもしれない。

そう考えた政は“場合によっては成蟜を救出しなければならない”とし、反乱軍討伐の一方で信頼のおける飛信隊を屯留に送ることにしました。

 

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【キングダム】成蟜は嵌められた?

それでは実際に屯留ではどのようにして反乱軍が興ったのか。

趙軍に攻められていた屯留でしたが、成蟜軍の到着により僅か半日で解放されます。

屯留は成蟜の第一夫人・瑠衣の故郷、しかも瑠衣が帰郷中であり、成蟜は趙軍撃破の後すぐに瑠衣の無事を確かめに行きました。

しかしそこで成蟜は、屯留城主代行の蒲鶮(ほかく)によって幽閉されてしまったのです。

そしてその間に蒲鶮が成蟜の名を掲げ反乱軍を発足。

つまり成蟜が反乱を起こしたわけでなく、ただ首謀者の汚名を着せられてしまっただけなのでした

 

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真の首謀者は?

蒲鶮によって嵌められた成蟜ですが、実はその裏には呂不韋の手引きがありました。

合従軍との戦いにおいて政に勢力を奪われた呂不韋は、大王陣営を弱らせるため、政派と成蟜派を戦わせると同時に秦国内での王族への信用を失わせようと企てたのです。

屯留に攻め入ってきた趙軍も呂不韋と通じていました。

この成蟜の反乱は最初から呂不韋によって描かれていたものだったのです。

 

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【キングダム】成蟜の強さとは?

王弟謀反編で明らかになったのが成蟜の強さ。

趙軍を撃退した将軍としての手腕もさることながら、さらに驚かせたのが剣術の腕前でした

屯留では壁率いる討伐軍によって攻城戦が開始され、その中で成蟜は門番を味方につけ脱獄しました。

そして瑠衣救出を目指す成蟜は、少数の護衛と共に蒲鶮の放った追っ手や瑠衣の見張り兵を次々に斬り伏せていったのです

蒲鶮を迎えうった際には壁走りも披露。

そして護衛・朱韓と共に、蒲鶮とその部下5名を討ち倒したのでした。

 

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【キングダム】王弟謀反編で成蟜は死亡した?

蒲鶮を迎えうつ前、成蟜はすでに重傷を負っていたため逃亡は困難だと判断し、「先に行って助けを呼んでこい」と瑠衣を逃がしていました。

しかし蒲鶮との戦いでさらに深手を負い、瑠衣が戻ってきた時にはすでに瀕死の状態に

そして成蟜は瑠衣と信に言葉を送った後、そのまま静かに息を引き取ったのでした。

 

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【キングダム】成蟜が最期に遺した言葉とは?

死の間際に成蟜が瑠衣に伝えたのは、自分の死後、成蟜一派をまとめ上げ政の下に一本化しろということ

そして信に伝えたのは、政を支えてやれということでした。

貴様が奴の“剣”にして“盾”であることを忘れるな。貴様の存在自体が奴の支えとなる

成蟜が最期に遺したのは、死後も兄・政を支えんとする想いだったのです。

 

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【キングダム】成蟜と瑠衣の関係性とは?

瑠衣は成蟜の第一夫人

幼い頃から成蟜の第一夫人として仕え、時には母親のように面倒を見ながら愛をもって成蟜を支えてきました。

そんな瑠衣を成蟜は「頭がいいし心も強い」と感じており、顔には表さないものの大切にしている様子が窺えました。

此度の成蟜出陣も瑠衣を救うことが最大の理由となっていました

反乱が起きた後も自分だけなら逃げられた可能性があるにもかかわらず、成蟜は傷を負いながらも瑠衣を救出に向かったのです。

そして成蟜は死の間際に瑠衣への気持ちを打ち明けました。

成蟜と瑠衣はあまり良い初対面ではありませんでしたが、成蟜はその時のことを振り返り「あの時からずっとお前に惚れている」と伝えたのでした

 

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【キングダム】成蟜と嬴政の関係性とは?

成蟜と政は異母兄弟

成蟜は舞妓の母を持つ政の出自を嫌悪し、王位を簒奪しようと反乱を起こしたこともありました。(王都奪還編)

しかし呂不韋が相国となり勢力を増大させると、成蟜は幽閉された一派の解放を条件に政に協力し、共に呂不韋に対抗していくようになります。

そして政が蕞へ赴く前に中華統一の夢を語ったこと、そして咸陽を成蟜に任せていったことから成蟜は心境を変化させていき、政もその変化に気づいていきました

その変化について成蟜の死後、瑠衣によって「憎しみこそ消えずとも、嬴政様のことを兄として、王として尊敬していたと思います」と語られました。

一方で政も「奴の幽閉を解いてからここまで成蟜の力に大きく助けられた」「過去の罪を帳消しにすることはできぬが、俺もあいつと話すことはたくさんあった…」と胸の内を明かしたのでした。

屯留での反乱は、こうして変化し少しずつ築き始めていた政と成蟜の信頼関係があったからこそ、呂不韋の思惑通りの結末にはならなかったと言えます

 

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【キングダム】王弟謀反編の結末

屯留の反乱は、首謀者の蒲鶮が成蟜に、反乱軍大将の龍羽が壁軍に討たれたことにより鎮圧

成蟜の死に多くの臣下たちが涙を流しました。

しかし呂不韋との力の差はまだ大きく、政は成蟜の死の罪を責め立てることも出来ませんでした

一方で成蟜の想いを受けた瑠衣を筆頭に、成蟜一派の多くが政の陣営に与するというプラスの結果も残りました

そして政陣営は打倒呂不韋に向けてさらに一丸となったのでした。

 

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【キングダム】王弟謀反編の史実とは?

王弟謀反は成蟜の乱として史実にも残っており、作中でも『史記』の一部がこのように抜粋されています。

始皇8年(紀元前239年)王弟・成蟜が将となり趙軍を討った

そして屯留で謀反し、そこで死んだ

関係した軍吏は斬死となり、その後、民も臨洮へ移住させられた

戦った将軍は城内で死んだ

屯留の人、蒲鶮も謀反し死んだ

蒲鶮の屍はさらに誅された

ただし解説は数節あり、詳細は分からないようです。

これを『キングダム』では成蟜の成長と政との関係性の変化、呂不韋との勢力争いを絡めて描かれたわけですね。

ちなみに史実では反乱軍の討伐に派遣された将軍・壁が死んだとされています

『キングダム』ではそこを取り上げられなくて良かったですよね。

 

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まとめ

成蟜の乱は呂不韋の画策により、成蟜の名を使って行われた反乱でした。

成蟜は首謀者ではなく、瑠衣を救いたいという想いを利用されただけであり、命を狙われてもなお瑠衣を救おうと奮闘していたのです。

そして最期に、中華統一を目指す政を瑠衣と信に任せ死亡。

政との関係性はまだまだこれからだったのに…と非常に残念でしたね。

王弟謀反編の成蟜は初登場時の印象とは全く違う姿を見せていますので、是非王弟反乱編からの成蟜の成長を感じながら読んで頂ければと思います!

 

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