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【キングダム】楚軍総大将満羽が強い!満羽を変えた過去とは!?

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この記事では什虎城攻防戦で登場した什虎軍総大将・満羽についてご紹介していきます。

満羽はあの楚の汗明を打ち破った蒙武の前に立ちはだかった更なる強敵

その圧巻の強さはもちろん、抱える悲しい過去や蒙武にかけた言葉など、満羽はとても興味深い人物として描かれています。

そしてその存在は今後蒙武が語られる上で重要な伏線であると感じられます。

それでは満羽がどんな人物なのか、作中での活躍や過去の悲劇、蒙武との関係性まで詳しく解説していきます!

 

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【キングダム】満羽のプロフィール

満羽の初登場は第650話でした。

満羽は楚軍将軍で、什虎城の城主。

「什虎」は秦・魏・韓・楚の四か国の国境地帯にある楚の拠点で、皆が手に入れたいと願うが近寄ることも出来ずにいる最大要地です。

そこが不落でいる理由は、満羽・千斗雲・玄右・寿胡王が根城にしているから

什虎を守るこの4人は元はそれぞれ楚に吸収された国の大将軍たちで、国が滅んだ後もなお楚軍と戦い続けた上に敗れず、観念した楚に生存を認められた怪物たちなのです

満羽も元々は小国「汨」の大将軍でした。

そして現在什虎の城主となっている満羽は、什虎軍総大将として秦魏同盟軍の前に立ちはだかりました。

ただし楚にいるのは上記のような理由であるため、什虎軍は楚軍とはいえ楚国に忠義があるわけではありません

 

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【キングダム】満羽の性格とは?

満羽は見開いた目と、両目からこめかみにかけて走る傷痕(?)、顎髭と独特の編み込みヘアが特徴。

性格はなかなか陽気で、初登場は何故か全裸に外套(靴は履いてる)というインパクト抜群なスタイルでした。

その上、蒙武が率いる秦軍が攻めてくると聞いて、警戒するどころか「久々の戦だ」とイスから飛び上がり大喜びするなどとても好戦的

全裸ではしゃぐ姿には変態と言う印象しか残りませんが、楚軍を返り討ちにし続けてきただけあって戦に自信があることが窺えます。

さらには「ドドンドドンドン」でおなじみの楚の大将軍・汗明を「ドドンドおじさん」と呼ぶなど、満羽はとてもユーモラスな人柄です。

しかしその明るさは過去の経験から精神が壊れてしまった末のものであり、本当の満羽の心はすでに虚無の底で死んでいたのでした。

この点については後ほど「満羽の過去とは?」の項目で詳しくご紹介していきます。

 

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【キングダム】満羽の強さとは?

満羽は上述の通り、他国からの侵攻に歓喜してしまうほどの戦闘狂。

秦軍が向かってきても意気揚々と出陣し、気づけば軍師・寿胡王の合図もなく飛び出して「来い。総大将の満羽だ」と名乗ってしまいました。

その満羽の強さは、武力でいえば『キングダム』の中でもトップクラスと言っても過言ではありません

満羽は蒙武かそれ以上に大きい体躯を持ち、大矛ひと振りで数名の兵を馬ごと叩き斬ってしまいます。

そして何より驚いたのが、あの汗明との戦いでも落馬しなかった蒙武を一撃で地面に叩き落としてしまったこと

蒙武には「俺は汗明より弱いぞ」と言っていましたが、直接戦ったことはないとのことなのでもしかしたら実際には汗明より強い可能性もあります。

少なくとも汗明を討ち取った蒙武に対し、まだ余裕がありそうな戦いぶりを見せていました。

満羽は、対秦魏同盟軍では戦略というものはほぼ窺えず勝手に戦場に飛び込んでいたので、タイプで言えば好戦的な本能型の武将なのでしょう。

そんな満羽に関して寿胡王は「満羽に指示は必要ない」と信頼を置いていました。

また、満羽は近衛兵団「迅戈」と精鋭隊「迅樹」を所有しており、特に「迅樹」は秦魏がざわついたほどの強さを持っています

 

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【キングダム】満羽は実在した?

史実を元に描かれている『キングダム』ですが、満羽という存在は史実に確認できないので『キングダム』のオリジナルキャラクターのようです

同じく什虎軍の千斗雲・玄右・寿胡王の名前もありませんし、そもそも「什虎」という場所も確認できません。

つまり什虎城攻略戦のエピソードすべてが『キングダム』オリジナルということですね

言ってしまえば物語の大筋には関係ないということです。

それでもこの什虎の戦いが描かれたのは、後の蒙武の物語のための伏線だと考えられます

それは蒙武に対する満羽の対応、そしてその対応を生むことになった満羽の過去から窺い知ることができます。

 

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【キングダム】満羽の過去とは?

満羽はかつて小国「汨」の大将軍でした

現在の様子とは違い真面目で忠義に溢れる人物だった満羽は、大国・楚に抗い続ける「汨」の精神的支柱であり、民からも絶大な人気を誇っていました。

しかしやはり国は疲弊の一途をたどり、汨王や大臣たちは楚への降服を考えだします。

民の行く末を案じる満羽は降服を反対。

そして満羽ら軍部は、汨王や大臣たちとの間に溝が生じながらも国のために戦い続けました。

ところが満羽軍が遠地で戦っている間に、国は楚に降服してしまったのです。

満羽たちは帰る場所を無くし、守るべきものを失いました。

それでも投降せず彷徨いながら楚軍と戦い続けた満羽軍でしたが、ある日あるものを目にしてしまいます。

それは敵の亡骸として地に倒れていた、汨の若者の姿。

満羽たちは知らない間に汨の人間を含んだ楚軍と戦っており、それを殲滅していたのです。

守ろうとしていた者が敵となっていた事実に気づき、満羽たちの精神は壊れ、そこでついに楚軍に降服

そして春申君の提案により千斗雲らと共に什虎城を与えられ、虚無の中で何も背負うもののない自由な戦いに身を投じていたのでした。

 

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【キングダム】什虎城の戦いでの活躍

什虎の戦いで満羽は3万を率いて蒙武軍と対峙。

蒙武が疲れる前に戦いたい」と、軍師・寿胡王の合図のないまま飛び出し蒙武兵を蹴散らします

騰軍や楚軍、魏軍の到着で仕切り直した後は、その動きを止め蒙武の動きを静観。

そして一通り観察してから蒙武を急襲して一騎打ちとなり、満羽が蒙武を落馬させたり、蒙武が満羽を落馬させたりと激しい戦いを繰り広げました

 

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【キングダム】満羽は死亡した?

満羽は蒙武と互角以上の戦いをしながらもまだ余力がありそうでしたが、本陣が陥落したことを受け、蒙武に再戦を誓い撤退

ところが根城の什虎城も魏軍によって陥落していました。

再び帰る場所を失ってしまった満羽たちは、静かに楚の王都「郢」に向かったのでした。

つまり什虎の戦いで満羽は死亡していません

「郢」にて媧燐と会ったようですが、その後の満羽たちの動向は未だ描かれずにいます。

敗戦の将なので処分される可能性もありますが、しかし圧巻の強さを誇る什虎軍ですから、恐らく今後楚軍として再び秦と相まみえることになるでしょう。

 

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【キングダム】満羽と蒙武の関係性とは?

満羽は本来自ら突っ込み前線を押し上げるタイプでしたが、什虎の戦いでは蒙武を静観する様子を見せました。

それは蒙武が「背負っている者」だとして興味を持ったから。

かつて国を背負って戦っていた満羽は「背負うものが力を与える」と知っており、蒙武の力がそれによるものだと感じたのです

「お前はかつての俺たちに似ている」

満羽たちは「背負っていたものに裏切られた」過去によって虚無を悟ることになりました。

しかしそうなる以前の自分たちのような蒙武に出会ったことで、満羽の心に変化が生じたのです

そのことを寿胡王は「かつての自分を重ねてしまうような本物の“漢”に出会ったのだろう」と表現していました。

そして満羽に「背負っている」と言われた蒙武が「背負うもの」として思い浮かべたのが、親友である昌平君の存在。

函谷関でも昌平君に最も重要な戦いを任され、蒙武はそれにしっかり応えましたよね。

満羽は蒙武に警告しました。

「生きている者の何かを背負っているとしたら、それに裏切られることがあるやも知れぬということを覚悟しておかねばならぬ」

ここで注目すべきが、蒙武が背負っている昌平君の史実での動き。

史実での昌平君は、後に楚王として起ち秦国と対峙します。

つまりこれが『キングダム』で描かれるとなれば、蒙武は「背負っていたものに裏切られる」という悲劇に見舞われるのかもしれません

しかし寿胡王はこれまでの戦場の中で「人は愚か」だと結論付けながらも、満羽と蒙武の出会いを見て「人の愚かさの先に何かがあることを願うばかりだ」と語っていました。

その「何か」が描かれるための什虎の戦いだったと感じるので、迎えるのは必ずしも悲劇ではないのかもしれないとも思います。

満羽と蒙武は什虎では決着がつきませんでしたが、「何か」が描かれる時が決着の時になるのではないでしょうか。

 

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まとめ

満羽は楚の什虎城城主で、什虎軍の総大将として蒙武と対峙。

「背負っていたものに裏切られる」という悲しい過去を持ち精神を壊してしまっていましたが、蒙武と出会ったことで心に変化が生じました。

満羽は『キングダム』オリジナルキャラクターであり物語の大筋にはあまり関係ありませんが、しかし今後蒙武と昌平君の関係が描かれるうえでとても重要な人物だと感じられます。

再び登場する可能性は高いと思いますので、是非その日まで満羽の存在と言葉を胸に刻んでおきましょう!

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒千斗雲が強い!満羽との関係性とは!?・・

⇒秦国最強の武力を誇る蒙武(もうぶ)!親子三代で秦を支えた系・・

⇒合従軍として蒙武に挑んだ汗明!ドドンドドンドン!正々堂々と・・

⇒合従軍で趙と共に秦を攻めた楚軍!活躍した楚軍の将軍は?合従・・

⇒ストーリーと史実は違う!?史書からみるキングダム実話の世界・・

 

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1件のコメント

満羽はハッキリ言ってガッカリキャラです
あれだけ汗明をこきおろして
「実は戦ってない」ですからね

作者の原さんもキャラ設定やストーリー構築がホントにいい加減になりました
秦魏同盟というマイナーな史実をわざわざ取り上げながら
魏楚間の関係や当時の李園の策略といった重要事項に全く触れませんでしたからね
オリジナルバトルの黒羊戦からずっとこうです

どうしてこんないい加減なシナリオ作りする様になったのでしょうね
ただ残念です

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