キングダムの中でも、その飄々とした態度と掴めない性格、何を考えているかわからない顔など色々謎めいていますが、その振る舞いに人気キャラクターに名前が挙がる騰。
今回はその騰について、話を掘り下げて行こうと思います。
目次
【キングダム】王騎軍の副官
初登場は王騎の副官として、唐突に登場しました。
登場の仕方も王騎の命令に対し、その命令をそのまま部下に振ろうとしたのを王騎に「あなたですよ」と言われるコントのような展開でした。
初めて信が王騎の城に訪れた際に門番として登場し、開門したと思ったらすぐ閉門してしまうなどどこかユーモアな行動がありました。
その後は、王騎の傍らには騰がいるという場面がよくあり、天下の大将軍といわれる王騎と物おじしない掛け合いがまた魅力の一つとなっております。
【キングダム】掴みどころのない性格
騰といえば、そのつかみどころのない性格です。
キングダムの武将といえば、大抵は野心を持っている人、圧倒的な威圧感を持っている人、冷徹な人、ギラギラしている人などです。
しかし、騰はその中でも冷静な性格でありながら、どこかユーモアを持っており、育成など、他の人にも気を配れるなど、しているけど、感情は読み取れないなど本当につかみどころのない性格をしております。
【キングダム】特殊な攻撃法ファルファルファル
騰の代名詞といえるのが攻撃時に振るう武器をふるう効果音である「ファルファル」という独特な音です。
武器自体がクルクル回るような構造なのか、手をクルクル回して攻撃しているのか、いずれにしても描写的に不明ですが、その効果音はキングダムのどのキャラクターにもない唯一のものとなっております。
【キングダム】王騎への忠誠心が高い
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騰は王騎の言動、行動に対し、常に「はっ、○○です」という言葉とともに理解を示し、忠実に実行しているなど忠誠心が高いキャラクターとし描かれております。
王騎が討たれた際には血眼になるなど感情の変化が見え、最期の言葉を受け取るときには握る手に感情がこもっているなど、よほどの忠誠心が有ったのだと推測されます。
【キングダム】王騎亡き後はお茶目な部分が加速した?
王騎が亡き後の騰は、王騎軍を率いるなど活躍しますが、その戦闘では「ファルファル」の音が違う「フェル」という効果音が出た際に、自分で「フェル?」と疑問を持ったり、録鳴未がそばで生きているのにも関わらず「あの世で同金・鱗坊・録鳴未と酒でも飲むがいい」と言ってしまうなど、お茶目な部分が目立つようになりました。
【キングダム】若手育成に貢献
騰は信や王賁などのいさかいを収めるだけでなく、見込みがある若手を登用するなど育成に貢献しております。
「私は、これから秦軍の武威の一角を担うべき若き才能達が 傑物 呉鳳明に挑み、その力と名を中華に轟かせる戦いだととらえている。」など、若き才能が活躍する場を与えるべきだと間接的に言っています。
自分のことより若手を活躍させることを優先に考える人柄が現れるシーンです。
【キングダム】表情はないが熱い心を持つ
表情はあまり変化がない騰ですが、王騎の最期のシーンで組む手の血のにじむさまは、熱い感情がこもっているシーンとなります。
また、「私には中華を股にかけた大将軍 王騎の傍らで支え続けた自負がある」など、王騎のそばで常に戦っていたという自信に満ち溢れた言葉から、王騎とともに戦っていたという、熱い心が現れるシーンとなります
【キングダム】忘れられない騰の名言
騰といえば、様々な名言がありますが、いくつか挙げていこうと思います。
- (蒙武に対して)我が主であった大将軍王騎の死はお前を強くした。そして私は元から強い。
- 強さの底が知れぬのは、我らが殿の方だ
- 私には中華を股にかけた大将軍 王騎の傍らで支え続けた自負がある
- 天下の大将軍だ
- あの世で同金・鱗坊・録鳴未と酒でも飲むがいい
- 私が抜擢しました。ココココ
【キングダム】騰が再び登場するのはいつ?
次に登場するとしたら、史実通りとするならば、韓との決戦時に登場すると思います。
史実では、騰が韓を滅ぼすとの記述があるので、そこで大将軍として活躍するのではないかと考えます。
まとめ
色々騰について記載していきましたが、感情が読めない表情でありながら、熱い心も持ち合わせる人です。
若手にも活躍させるチャンスを与えるなど、現代社会の頼れる上司の理想像のような性格です。
今は騰が登場していない戦いですが、今後の話で騰が出てこないはずはないので、これからどのように活躍するのか楽しみです。

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