【キングダム】鄴(ぎょう)攻めの流れを振り返り!史実とは違う!?鄴攻略の全貌とは?

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秦軍総大将・王翦による鄴攻めは、王翦が歴史に名を残すこととなる重要な戦いです。

攻め入る秦軍を迎え撃つのは、趙国三大天・李牧。

今回の記事では、鄴攻めの流れを振り返りながら、キングダムにおける鄴攻めと史実における鄴攻めの違いについてご紹介します。

 

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【キングダム】昌平君によって考えられた鄴攻め

鄴攻めは、昌平君によって考えられた突飛な作戦です。

秦国は元々、黒羊を拠点として趙国の西部を攻略するために大軍を発する予定でした。

しかし、統一戦が短期間で決しない限り秦国の体力が持たないと気付いた李牧が、防衛線として趙国西部に複数の城を築きはじめてしまったのです。

防衛線となる城を一つひとつ武力突破していくとなると、少なくとも十年はかかってしまうという試算が昌平君により導き出され、秦国にとって正攻法とされていた趙国西部の攻略が難しくなりました。

趙国西部の攻略に十年もかかってしまっては、十五年で六国を滅ぼすという期日にはとても間に合いません。

そこで、正攻法ではない奇策として考えられたのが、趙国西部への攻略を囮にして王都・邯鄲の喉元である鄴攻めだったのです。

鄴攻めは多くの犠牲を払い、万一失敗に終われば秦国の全滅をも覚悟しなければならないほどのものです。

しかし、鄴攻めが成功すればわずか三年で王都・邯鄲を落とし、趙国を滅ぼすことができるというものでした。

 

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【キングダム】王翦の独断で列尾を抜けて鄴を目指す

鄴攻めは王翦・桓騎・楊端和の連合軍戦で、その総大将を務めたのが王翦です。

王翦はかつて秦国の六将であり、昌平君の軍略の師でもあった胡傷に認められるほどの「軍略の才」を持った人物でした。

鄴攻めの策を練っていた昌平君は、出陣前、胡傷にも認められていた王翦に対し、「戦局の流れによっては攻略の策を捨てて、適宜判断してほしい」と伝えています。

秦軍が趙国西部攻略を囮に鄴攻めに向けて出陣することは、李牧を欺き悟らせないようごく一部にしか知らされていません。

そして列尾へ向かう途中にある金安で、進路を変更し鄴へ向かうことを告げるのでした。

楊端和軍と飛信隊の活躍により列尾はわずか一日で落ちましたが、列尾は李牧により意図的に落としやすく造られた城で、裏を返せば奪い返しやすい城であることに王翦はいち早く気づきます。

列尾を不落として補給線を確保し続け鄴を攻め落とすという昌平君の戦略が崩れ去ってしまったのです。

そして、王翦の独断により列尾を越えることを全軍に号令しました。

 

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【キングダム】桓騎軍に包囲され鄴が籠城へ

王翦の指示により落とされた鄴周囲の九つの城の難民は続々と鄴へ避難しました。

鄴は非難したすべての難民を受け入れ、籠城を始めました

秦軍の持つ兵糧が先に尽きるか、多くの難民を受け入れてしまった鄴にある食糧が先に尽きるか、兵糧攻め合戦に持ち込むことが王翦の狙いだったのです。

王翦の指示により桓騎軍六万が鄴の包囲を任され、王翦軍をはじめとするその他の軍は、鄴を開放するために攻め入ってくる閼与と遼陽の軍を迎撃に出ました。

 

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【キングダム】橑陽にて楊端和&壁が趙軍と激突

橑陽では、楊端和軍と援軍として合流した壁軍、合わせて六万が趙軍と激突します。

橑陽の総大将である舜水樹はあえて軍を下がらせ、橑陽を縄張りとする犬戒のもとまでやってきました

犬戒とは、五百年前に中華に乱入し、周王朝を滅ぼした大騎馬民族の末裔です。

本来、無断で縄張りに入れば趙国民であろうと容赦なく攻撃する犬戒ですが、「李牧だけが自ら橑陽に赴いてうまい羊をふるまってくれる」という理由で、総大将である舜水樹とともに戦うことを決めるのでした。

 

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【キングダム】兵糧を燃やされるも壁がロゾを討つ

舜水樹により壁軍の兵糧庫が燃やされてしまったことで、壁軍は兵糧の半分を失ってしまいます

逃げ場のないところまで追い詰められ、楊端和軍はピンチを迎えますが、フィゴ族のダントと協力し、見事犬戒王・ロゾを討ち取りました

 

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【キングダム】犬戒族を味方につけ舜水樹を追い返す

犬戒王・ロゾに勝利した楊端和軍は、犬戒軍を引き連れて舜水樹の前に現れます。

そして、犬戒は楊端和につくことを明言したのでした。

犬戒は今まで犬戒王・ロゾに圧制を敷かれていましたが、趙国はそれを知りながら無視していました。

楊端和はそんな犬戒に対し、支配者ではなく仲間になると申し出たのです。

これにより舜水樹は敗北し、開戦から十日、楊端和軍は橑陽城を占拠することに成功しました。

 

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【キングダム】信が参加する朱海平原の戦いが開始

鄴へ向かい南下する趙軍と趙軍を迎撃すべく北上する秦軍が撃突したのが、朱海平原です。

王翦軍本陣のある中央軍には麻鉱軍・飛信隊の五万八千、右翼には亜光軍・玉鳳隊の二万五千、左翼には楽華隊五千が配置につきました。

左翼の数があからさまに少ないという布陣の偏りは王翦から李牧に対する「さっさと左翼を攻めてこい」というあからさまな挑発でしたが、李牧は王翦の挑発に応じて趙軍右翼である紀彗軍三万を全軍前進させたことにより朱海平原の戦いの幕が開けました

 

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【キングダム】秦左翼は麻鉱を失い蒙恬が立て直す

波状攻撃を仕掛け中央軍から左翼へと移動した麻鉱軍でしたが、李牧自らが率いる別動隊にあっけなく将軍・麻鉱が敗れてしまいます。

戦初日で麻鉱軍が消滅すれば、秦軍左翼はおろか戦そのものに敗れてしまう可能性があるほどの危機的状況でした。

そんな中、麻鉱軍を復活させるために指揮をとったのが蒙恬です。

麻鉱軍の兵それぞれの個の力を復活させるため、楽華隊と飛信隊で協力して士気を回復させることに成功しました。

 

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【キングダム】秦右翼は亜光を失い信が岳嬰を討つ

亜光は趙軍の馬南慈と尭雲の挟み撃ちに合い、瀕死の状態に陥ってしまいます。

亜花錦の救出と玉鳳隊の援軍により、なんとか窮地を脱することができました。

亜光を助けに向かう王賁に岳嬰の首を託された信は、敵に畏れを抱かせるほどの一撃で岳嬰を討ち取ったのでした。

 

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【キングダム】兵糧不足によって飛信隊&玉鳳隊が覚醒

兵糧の配給が尽きそうになっても、総大将である王翦からの指示や援軍はありません。

そんな中王賁は、敵左翼撃破の鍵を握るのは飛信隊・玉鳳隊の二隊であり、撃破するためには隊の覚醒が必要であると告げました

連戦の疲労と空腹により兵の足取りはいつも以上に重く、趙軍の敵の多さや気配の変化に最期の覚悟を決める兵も多くいましたが、信と王賁の檄により、飛信隊と玉鳳隊の士気は爆発したのです。

その勢いのまま、信の号令による戦術無視の全軍総攻撃が始まりました。

 

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【キングダム】趙左翼の趙峩龍と尭雲を討つ

尭雲の一撃により、王賁は一時瀕死の状態に陥ってしまいます。

右翼の大将は信となり、開戦から十四日目にして信自ら趙峩龍を討ち取りました

そして朱海平原の戦いが最後を迎える十五日目、瀕死の状態から脱し、心臓が止まりそうになりながらも出陣した王賁が尭雲を討ち取ります

趙峩龍と尭雲を失った趙左翼を撃破し、李牧のいる中央軍へと向かっていきました

 

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【キングダム】王翦VS李牧による中央軍同士の戦い

戦が始まって十二日目にして、総大将・王翦率いる中央軍がついに全軍を出陣させました。

趙左翼を撃破した信率いる秦右翼は、李牧のいる中央軍の真横へ迫り、王翦が開戦以来狙っていた「挟撃」を成功させます。

しかし、李牧側もまた王翦に挟撃を仕掛け、王翦の喉元まで手が届くピンチを迎えました。

そのピンチに駆けつけたのが、王賁率いる玉鳳隊と蒙恬率いる楽華隊です。

玉鳳隊と楽華隊の援軍により王翦を討ち取ることができず、李牧は鄴を開放しに向かう決断をします

趙軍が全軍退却したことにより、朱海平原の戦いは秦軍の勝利で幕を閉じました

 

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【キングダム】王翦のスパイによって鄴が大パニック

いくつもの城の難民を迎えいれていた鄴ですが、その中に王翦が送りこんだスパイが紛れこんでいました

鄴への侵入に成功したスパイは十三日目の夜、鄴の東西南北にある大食糧庫に火をつけ、鄴は今ある食糧のほとんどを失ってしまうのでした。

食糧がなくなればいずれ迎え入れた難民が飢え、暴動が起こります。

王翦が鄴へ送りこんだスパイが、李牧を苦しめることになりました。

 

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【キングダム】因縁の相手だった龐煖を信が討つ

飛信隊が李牧本陣を目前としたその時、戦場に龐煖が現れました

羌瘣を始めとする飛信隊は信を龐煖に近づけないようにと奮闘しますが力及ばず、ついに信が龐煖と対峙することとなります。

王騎・藨公と目の前で名のある将軍が討たれ、因縁の相手であった龐煖を、信はついに朱海平原の戦いで討ち取りました

 

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【キングダム】鄴は崩壊し李牧が連行される

鄴を開放させるために急いで馬を走らせ、十八日目の日の出とともになんとか鄴に到着した李牧でしたが、城内で暴動を起こした難民により李牧の目の前で鄴は陥落します。

城門が開いたとともに鄴を包囲していた桓騎軍が一気に鄴へとなだれ込み、秦軍はついに鄴を落としたのです

李牧はすぐに桓騎軍との戦いを中断し、あふれ出た難民とともに鄴を離れ、鄴へ兵糧を運ぶ秦軍を阻止していましたが、王都邯鄲を守備する王都軍によって連行されてしまいました

 

【キングダム】兵糧問題は斉国の援助によって解決

鄴を落とした秦軍でしたが、それだけで兵糧問題は解決しません。

昌平君は秦国から列尾を越えて補給軍を向かわせていましたが、途中で趙軍に阻まれてしまいます。

趙軍は補給軍が運ぶ俵を次々に燃やしますが、大量に運んでいた俵の中身は空でした。

本当の補給軍は、秦国からではなく斉国からやってきていたのです。

王翦ははじめから、鄴にある食糧を燃やして陥落させようと考えていました。

そして、秦軍のために鄴へ食糧を送るには、水路を使うしかないこともわかっていました。

李牧も同じことを考え、必ず阻みに来るだろうと確信していた王翦は、昌平君に趙を挟んで反対側にある斉国から食糧を運んでもらうことを提案していたのです。

秦国は斉国から倍の値段で食糧を買い、無事鄴まで食糧を届けてもらうことに成功しました。

斉国の援助により食糧問題は解決し、秦軍は飢え死にすることなく済んだのです。

 

【キングダム】漫画と史実の違いは?

史実では、王翦が将軍として閼与を打ち破り、九つの城を打ち破ったと記されています。

その後鄴を攻めることになりますが、史実には桓騎が落としたとしか記されておらず、他の情報はほとんどありません。

兵糧攻め合戦であったことも史実からは確認できず、キングダムで描かれている朱海平原も史実上では一切登場しないため、オリジナルである可能性が高いと言えます。

キングダムでは王翦VS李牧として描かれた鄴攻めですが、史実では李牧が鄴攻めの戦いに参戦していたという記録すらありません

 

まとめ

総大将・王翦の戦略により、見事鄴攻めを成功させた秦国。

王翦が歴史に名を刻むことはもちろん、主人公・信が因縁の相手であった龐煖を討ち取ったり王賁や蒙恬が活躍するなど、たくさんのキャラクターの見せ場が描かれました。

史実による鄴攻めの記録は少ないため、キングダムでのオリジナル要素が強かったと言えます。

大戦を終えた秦国が中華統一に向けて、それぞれがどういった活躍を見せてくれるのか、今後のキングダムの展開に目が離せません。

 

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