【ダイの大冒険】魔王軍の魔影参謀ミストバーン!ローブの奥に隠れた素顔とは?ヒュンケルを助けた本当の目的は?

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「忠臣蔵」の「忠臣」とは“忠義に厚い部下”のことで、主君の為に死ぬことすらも厭わない人物のことを意味します。

バーンのカリスマから成り立つ魔王軍ですが、魔界や冥界などでは権謀術数の蠢く世界。

にもかかわらず、最後までバーンに忠誠を誓う男がいました。

古参の参謀にしてバーンの片腕的な存在のミストバーンです。

 

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【ダイの大冒険】ミストバーンの性格

ミストバーンの特徴を一言で表現するならば、「無口」または「寡黙」という言葉がピッタリでしょう。

「・・・」のセリフが間違いなく一番多いキャラで、あまりの口数の少なさはロン・ベルクをして「お前にも口があったのかと」と言われる始末です。

その外見は全身を“闇の衣”で覆い、頭もフードをすっぽりと隠し、ボンヤリと光った目しか見えません。

昔のアニメ『銀河鉄道999』に登場した車掌さんのようなイメージですかね。

そして作品中でバーンに忠義を尽くす一番のキャラでもあります。

クロコダインをはじめ六軍団長が次々とダイの仲間になる中、最後までバーンに仕えた家臣の見本のような人物でもあります。

そのモットーは「大魔王様のお言葉はすべてに優先する」です。

(13巻P285)

性格は基本的には冷静で、人物評価についてもバーン様という絶対像を除けば敵も味方も関係なくすこぶる公平です。

しかし、鬼眼城での戦いではマスクを破壊されて口元が見えてしまうというハプニング。

必至に素顔を隠すミストバーンは逆上して勇者一行に猛攻撃を仕掛けて、怒りの口調ながらも急に饒舌になりだしました。

結局、この時はキルバーンに諭されて落ち着きを取り戻しましたが、やはり素顔の下には何か秘密が隠されていると思わせるに十分なエピソードでした。

(10巻P224~)

 

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【ダイの大冒険】ヒュンケルに暗黒闘気を指導

“暗黒闘気”とは、悪の心から発する生命エネルギーのことで、ダイたちが正義の心から放出する“光の闘気”とは対極に当たります

暗黒闘気の相当な使い手としてバーンと並び立つミストバーンは、「闘魔傀儡掌」や「闘魔最終掌」など高次元の技を操ります。

そのミストバーンが弟子として暗黒闘気を教えたのが、当時アバンへの復讐に失敗したヒュンケルでした。

アバンが光の師ならばミストバーンは闇の師。

(10巻P186~187)

ヒュンケルはアバンへの憎しみをみなぎらせて暗黒闘気の操り方を学ぶ一方で、心の奥底には憧れの感情を持ち合わせていました。

相反する二つの闘気を持つヒュンケルが不死身たる所以です。

また、詳細は後述となりますが、ヒュンケルはミストバーンにとってのスペアボディという役割もありました。

 

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【ダイの大冒険】明かされた大魔王側近の立場

ミストバーンは魔王軍設立前からバーンに仕えていた側近中のまさに側近です。

そのため、組織図としては魔軍司令のハドラーより下の軍団長でありながら、それ以上の権限があるような描写も散見されていました。

ハドラーが超魔生物に進化した後に、ミストバーンは魔軍司令の後任となります

また妖魔司教のザボエラも昇進して、魔軍司令補佐に就任するのでした。

 

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【ダイの大冒険】闇の衣に隠された真実

ヒムの“闘気拳(オーラナックル)で吹き飛ばされたミストバーン。

しかしクロコダインは、ロン・ベルクから「闇の衣を取らせるな」と忠告を受けていたことを思い出します。

ミストバーンと互角に戦ったことのあるロン・ベルクは、漠然としながらも底知れぬ力を“闇の衣”が封印していると推測していたのです。

バーンの許可なく姿をさらしたミストバーン。

(20巻P120~121)

若い青年体のミストバーンは肉体においては大魔王バーンよりも上だとして、自らを“魔王軍最強”と宣言します。

アバンはミストバーンの正体を「バーンであってバーンでない」と結論します。

バーンは限りない永遠の命を得るために、叡知と魔力のみを残した老バーンと、若さと力をミストバーンにと、肉体を二つに分離していたのです。

ダイに追い詰められた老バーンと、“凍れる時間の秘宝”で全盛期の肉体を封印していたミストバーンに預けていた身体が数千年ぶりに一つに戻ります。

真・大魔王バーンが降臨するのでした。

(20巻P317~322)

 

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【ダイの大冒険】ミトスバーンの本当の姿

バーンに肉体を返却したことで本体を失ったミストバーン。

ヒムに寄生虫ヤローと侮辱されたミストバーンが本当の姿を現します。

(20巻P330)

若いバーンの額に付いていた時は小さなアイマスクほどの大きさでしたが、今は影のような暗黒闘気の集合体で上半身が刺々しく、足は大樹に生えた根のようです

幽霊とガス生命体の中間のような存在は、魔界で数千年にわたるドス黒い戦いの思念の中から誕生したと、かつての弟子:ヒュンケルも聞いたことない声で経緯を話すミストバーン。

次々と強い生命体の身体に乗り換えて魔界で強くなりましたが、実体がないゆえに他人に憑りつく以外に方法が無かったのでした。

 

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【ダイの大冒険】ミストバーンが他人を尊敬したワケとは?

余に仕える運命だったとスカウトされたミストバーン。

天地魔界に無敵と言われたバーンの肉体を預かるという重責に自分の存在意義を見出したからこそ、あれほどまでにバーンへの忠義を尽くしたといえるでしょう。

また、自らを鍛えて強くなることが不可能なミストバーンは、それを成しえた者に対して敵味方を問わずに羨ましいと尊敬をしていました。

打倒ダイのため超魔生物に進化したハドラーの執念に尊敬を覚える辺りは、肉体がないことに対するコンプレックスの裏返しだったのかもしれません。

そんな、生真面目な一面を持つミストバーンの例外を持つ関係が、死神ことキルバーンでした。

卑怯・残虐とネガティブな単語が揃いそうなキルバーンとは正反対の性格のためなのか、お互いを「キル」「ミル」と呼び合う仲でもありました。

それぞれが真の目的を隠し、別の本体を持つ者同士、公にしていないながらも何かしらシンパシーを感じたのかもしれませんね。

 

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【ダイの大冒険】暗黒師弟による最期の戦い

バーンに本体を返却したミストバーン。

一度はマァムに乗っ取りラーハルトたちを圧倒します。

アバンの虚空剣に敗北したかと思われましたが、ミストバーンの本命はやはりヒュンケルでした。

乗り移ったミストバーンはヒュンケルと心の中で対話をします。

幼き頃にヒュンケルを救ったのは、一から暗黒闘気を教えて自分のために優秀なメインボディを確保することが目的だったのです。

武器として育てられていたことを知るヒュンケルでしたが、ミストバーンが最後は自分に憑依する気がして、最初から己の魂の中に“光の闘気”集中させていました。

ヒュンケルの魂に触れた瞬間、“光の闘気”によって消滅するミストバーン

クロコダインは闇の師弟の終結を悟り、ヒムも長年鍛えたヒュンケルという理想の身体の中で死んだことを本望だろうと思っています。

幼いころに仇敵として戦いを挑んだアバンに「誇り」と言われ、ヒュンケルが救われた瞬間でもありました。

(21巻~P40まで)

 

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まとめ

文字通りベールに包まれたミストバーンの正体は、実体のない存在という少し悲しい内容でした。

確かにヒュンケルを自分の新たな身体に仕立てようと悪い面はありますが、その一方でバーンに対する忠誠はもはや健気としか言いようがありません。

自らの能力を忌み嫌っていたミストバーンに希望を与えてくれたバーンだからこそ、過剰なまでの恩返しをしたかったとのではと思います。

 

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