正体不明の相手とは誰でも不安になるものです。
まして、その相手が月にいるとなればと思えば尚の事。
ストーンワールドに届いた謎のメッセージ。
その発信主は未知の存在であるホワイマンです。
敵か味方か?
これからホワイマンに関する考察記事を紹介していきたいと思います。
目次
【ドクターストーン】ホワイマンとは?
「ホワイマン」とは、突如として宇宙からメッセージを送信してきた謎の存在です。
人間なのか?
AIなのか?
未知の生物なのか?
連載は既に180話を迎えましたが、その正体は一向に不明のままです。
ホワイマンの語源は、95話で千空たちへのファーストコンタクトとして、モールス信号で「WHY?」という問いかけを繰り返してきたことに由来します。
【ドクターストーン】ホワイマンは月にいる!?
最初にホワイマンの存在を知ったのは前述した95話より。
この時はGPSテストをする千空たちの電波ジャックを仕掛けてきました。
2回目のコンタクトは、宝島での戦いでイバラに勝利した時です。
千空がペルセウスから石神村のルリに連絡すると、やはり強力なジャミングが発生。
今度はモールス信号ではなく千空の声でした(138話)。
双子説やタイムマシン説など様々な憶測が飛び交う中、元ソナーマンの羽京はボカロに近い音声合成だと、その正体を見抜きます。
早速にパラボナアンテナを作り、ホワイマンからの電波を逆探知する千空。
その結果、電波の発信源は数十万㎞上空の「月面」であることが判明しました。
月に上がってホワイマンに会いに行く。
千空がロケット製作に取り組むことになりました(以上139話)。
ちなみに北米においても、ゼノはホワイマンの存在は知っていたようです。
【ドクターストーン】ホワイマンが3700年前の石化現象を起こした!?
悪夢の石化現象。
日本を出発して4ヶ月後に辿り着いた石化爆心地。
約束の地には山のように積み重なる幾多の石化装置“メデューサ”が、日の光を浴びて禍々しくも美しく輝いていました(180話)。
そして、宝島編で海底から大樹にサルベージされた松風の証言と付き合わせると、数百年前にもメデューサの大量投下があったようです(139話)。
また、第3部最終回で千空と会話したホワイマンのセリフは、いきなりの地球の直径とメデューサへの音声入力でした。
幸いメデューサは発動せずに助かりましたが、発言はホワイマンがメデューサの存在を知っていたこと証拠になります。
つまり、3700年前からストーンワールドに至るまでの間、ホワイマンは同一の個人もしくは組織として存在し続けてきたと推測できます。
仮にホワイマンが個人の場合、人間が3700年もの間も生きることは不可能です。
唯一の例外としては、96話で五知将が推理したように「自身もろとも石化させていたか」です。
しかし、3700年前の無数のメデューサを見る限りでは、到底一人で作ったとは思えません。
さらにメデューサを分解すると、極小サイズながら電池として高価なダイヤモンドが使用されています。
工業力と資本力。
最低でもこの2つがない限り、石化現象を引き起こすのは不可能です。
千空たちは「ホワイマン」と言いますが、その実「ホワイメン」と呼称した方が正しいような気もします。
【ドクターストーン】ホワイマンの目的とは?
ホワイマンの存在を知る以前から、千空も早い段階で石化現象は攻撃なのかという疑問を抱いていました(15話)。
その当時の理由としては、仮死状態から千空自身が蘇ったように、石化解除されると損傷した体が健常な状態に戻る効果があったからです。
しかし、過去のメデューサ大量投下を振り返ると、司は人類が何らかの拍子で生き残らないための多段攻撃だとその理由を看破し、千空もそれに同意します(180話)。
宝島編で再びホワイマンが通信介入した際には、モールスではなく「1second、12800000m」と千空の合成音声でメデューサに命令をしていました。
この石化範囲は何と地球の直径と同じ長さ(138話)。
その目的は未だに不明ですが、ただ一つだけ明らかになったことがあります。
人類を何が何でも石化させる。
ホワイマンの人類に対する悍ましいまでの執念。
しかもメデューサにはレーダーに映らないステルス機能まで搭載と念の入りよう。
コハクは「正に敵意の塊」だと、ホワイマンを皮肉るのでした(181話)。
【ドクターストーン】人工知能レイがホワイマンの正体!?
外伝『Dr.STONE reboot:百夜』の主人公であるAIロボットのレイ。
地上では既に文明が滅んだ一方で、静止衛星上に浮かぶ国際ステーションISSでは、21世紀からの科学は止まることなく、驚くべき進化を遂げていました。
150年の歳月をかけて作り上げた新生ISSと自らのボディ。
ホワイマンが千空の推測どおり月に存在すると仮定した場合、レイはISSには居ないことになります。
ここで注目するのは、レイがヒューマノイド型のボディを手に入れたのは、自らがプログラミングした巨大な3Dプリンターであったことです。
もし、レイが自分のコピー(仮にレイ02とする)を製作して月に置いたとしたならば?
その場合は、レイ=ホワイマンの可能性は高く、何故百夜は戻ってこないのかとレイ02が「WHY?」とメッセージを送る理由にも繋がります。
また、ホワイマンが千空の声をコピーしたことについては、石化前に百夜の研究室を訪れた千空の声をレイがメモリーに記録していれば、再生は可能かもしれません。
もっとも、レイの存在については、外伝でも但し書きのあるように、あくまでも可能性の物語のため、この推測も“if”に過ぎません。
まとめ
現在の連載では、北米では時計職人技師のジョエル、南米では2人の科学者である千空とゼノがメデューサの分解タイムに勤しんでいます。
これから分解が進みある程度の法則性が見つかれば、モノによっては製造メーカーのクセや特徴があることから、そこから推測してホワイマンの正体に繋がるようなヒントが見出せるかもしれません。
ましてやメビウスの輪のような小型のメデューサに、ステルス機能を装備させる技術を持つメーカーは相当絞られてくるはずでしょう。
ホワイマンが次に千空たちに連絡する際、何を語るのか気になるところです。

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