兄弟というのは不思議なもので、同じ家庭環境で育ちながらも「こうも違うものなのか」と、時によっては真逆な性格をした組み合わせに出会うケースは多少なりとも経験があるかと思います。
石神村では、ルリとコハクの姉妹のほか、金狼と銀狼兄弟がいます。
これからは兄貴である金狼の紹介をしていきたいと思います。
目次
【ドクターストーン】金狼のプロフィール
性格はとにかく真面目。
信条は「ルールはルール」と原則論からは絶対に逸脱をしません。
初登場でも「よそ者を入れてはならない」というルールに従い千空にも襲いかかりました。
逆に言えば無茶な要求でも「ルールはルール」として従います。
その例が司帝国との最終決戦。
多勢に無勢の敵に対して、「決して殺してはいけない」という千空の出した無茶ぶりにもルールだと強い覚悟で挑んでいきました(75話)。
そして弱音を吐く男でもありません。
後述するように近眼がですが「言い訳は大の男がすることではない」と銀狼には他言無用でいることを要請します。
また氷月の管槍で腹部を負傷しますが47話で復活した際にも、血をにじませながらも「問題無い」と強がります。
外見は長身、短髪で右目下にキズがあります。
一見すると堅物な頑固者で融通が効かなそうですが、文字の重要性に着目するとこれからの時代には必要だと、積極的に新しいことも取り入れていきます。
勿論、銀狼はサボっていましたが(笑)
ピシッとした正しい姿勢で文字を学ぶ姿が印象的です(113話)。
【ドクターストーン】実は密かに厨二病?
金狼という名前に金の槍。
この鉄板の組み合わせに、妄想シーンが入りました。
結局は千空に買収はされませんでしたが、実は本人かなり満足をしていたようです(19話)。
お堅い返事しかしない金狼でしたが、24話では避雷針としてコハクに槍を奪われます。
「この槍だけはダメだ!」との願い虚しく、そこに雷が落ちていきました。
あ〜あ。
次のチャンスは29話より。
銀の槍が欲しい銀狼は、あくまでも近眼対策の間合いのため、御前試合に勝つためだと最もな理由をわざと金狼に教えて、キラキラ光る槍が欲しいとする2人の思惑は一致。
千空に金と銀の槍が欲しいと、直談判をしに行くほどでした。
しかし千空は銀の槍だけを了承。
ぐぬねの金狼にゲス顔の銀狼でした。
【ドクターストーン】槍使いの名手
金銀兄弟の2対1でもコハクには敵いません。
これはコハクが強すぎるので仕方がないところですが、弱くては門番は勤まりません。
事実、司帝国との戦いでは、氷月とともに石神村を強襲したモブキャラたちを圧倒します。
【ドクターストーン】実はボヤボヤ病だった!科学の目でマグマを圧倒!
御前試合を控えてコハクが金狼と銀狼に稽古をつけるのは27話より。
「門番は質問しない、ルールはルールだ」
と答えながらも、ルリの命を救いたいというコハクの気持ちを汲んであげるのでした。
しかし、コハクは特訓の中、金狼の間合いの甘さを指摘します。
何と金狼もスイカ同様にボヤボヤ病こと近眼でした。
御前試合ではマグマと一回戦でも焦点が合わずに苦戦をしますが、スイカから「科学の目」だとレンズ入りの被り物を受け取るとマグマを連打で圧倒します。
その後、47話で千空からメガネを貰いましたが、あのスイカマスクではなく普通のデザインでした。
真面目ぶりは変わりませんが、よく見ると裸眼で目を細めたりする必要がなくなったためか、目つきの悪さは解消され柔らいような微妙な描き分けがされています。
【ドクターストーン】兄弟エピソードは数知れず
36話の扉絵はスーツを着たツーショット。
箇条書きで2人(たまに+α)の活躍を簡単にご紹介します。
23話
ゲンの初登場で「敵」と認識するや否や、コハクとも一緒にゲンを三方から瞬く間に囲みます。
25話
千空が作成した「二刀流手回し発電機」では、円盤を2枚同時に回すため息の合った2人に白羽の矢が立ちます。
必死に円盤を漕ぐ姿を見て、さすが兄弟とコハクは感心します。
46話
司帝国の尖兵として襲いかかる氷月。
目が悪いことを見破られ、二度目の管槍の突きで腹部を負傷します。
橋を壊せと門番の役割を全うしようとしますが、兄貴を思う銀狼がそれを躊躇わせます。
52話
通信機器を作るために必要な金線。
やはり息の合ったコンビネーションを要するため、まずは綿あめを作りました。
美味しいと評判でしたが人力ではやはりムラが出てしまい、この後千空はギアの製作を決意します。
77話
司を相手にマグマも一緒に3人でのジェットストリームアタック(笑)
結局は瞬殺されますが、初弾の突きは「悪くない」と司に一応の評価を受けています。
【ドクターストーン】ゲスな弟でも兄貴は信頼している
ペルセウスの乗船を拒否した銀狼に対して素っ気ない反応の金狼。
しかし女の子にアピールするため、泳いでペルセウスを追いかけてきた銀狼の姿に「信じていたぞ」と嬉しそうな兄貴は千空たちと謎の踊り。
そんな言葉を聞いてしまっては乗る気は無かったと本音は語れません(100話)。
そして宝島編では「奥義他人任せ」でペルセウスから脱出しようとする銀狼に対して、石化状態にありながらも“自分の為すべきことをしろ”とメッセージを弟に送りラボカー奪還への勇気をほんの少し後押しするのでした(109話)。
この時は、“自分だけ”と言いながら、金狼を背負って一緒に船から脱出しようとする銀狼の兄貴思いも描かれていました。
【ドクターストーン】第2回人気投票では大躍進の4位!
そんな真面目一徹の金狼に読者は惹かれたのか組織票かは不明ですが、第2回の人気投票では新キャラ多数登場の中、敵将である司の票を上回る第4位。
チャラい銀狼より上の結果に、真面目な人が最後に報われる好例となりました。
確かに、87話のファッションショーのシーンを見るとぎこちない様子ですが、スラッとした印象を受けますしね。
まとめ
小さな村の門番から、兄弟揃って仲間と共に大海原へ。
ルールという縛りさえあれば御し易いかと思いきや、メガネ男子になってから目元だけではなく性格も丸くなった気がします。
宝島編では石化されるという憂き目に合いますが、復活して兄弟ならではのコンビプレーを見せて欲しいところです。

⇒金狼のプロフィールまとめ!科学王国一真面目な男!弱点を科学・・
⇒銀狼だって女子にモテたい!欲望が顔に出すぎ!?科学王国きっ・・
⇒ストーンワールドの仮面女子はメガネっ娘!ロリ可愛いスイカは・・