その作品でキーパーソンになる人物には、名前とかに何か特徴的な法則があったりします。
例えば
「ひなた」と「かげ」やま
翔「陽」と「月」島
などです。
では、1年生の中で上記のような絡みが無い山口は単なるモブ役なのでしょうか?
その答えはこれから始まる山口に関する紹介で判断していただければと思います。
Contents
【ハイキュー】山口のプロフィールとは?
- 名前:山口 忠(やまぐち ただし)
- 身長:179.5cm
- 体重:63kg
- ポジション:MB(ミドルブロッカー)
- 背番号:12(1年生)→1(3年生)
- 誕生日:11月10日
顔はニキビ顔で、少しオドオドする気配もありますが、基本的には明るくよく喋ります。
しかし力んで話すと時々噛んだりします(338話ほか)
高校時代は進学クラスに在籍していたこともあり、ブラジル編では大学生とのことです。
【ハイキュー】特殊能力揃いの一年では普通の人
日向、影山、月島と同期がチート過ぎることもあり、一番“普通”の選手の印象が強い山口。
だからこそ、ビビリのピンサーから始まり、春高で大きく飛躍する様は、4人の仲間では一番成長過程が分かりやすいかもしれません。
山口の活躍に驚く冴子に嶋田と滝ノ上が“そうだろう”とシミジミしたり、及川ガールズも山口がサーブを決めた瞬間は敵味方関係なく喜んだりと、意外と母性本能をくすぐられるキャラのようです。
アニメのアイキャッチでは目標のペットボトルにサーブが当たらず照れ隠しをする表情がいい味出しています。
【ハイキュー】月島に助けられた小学生時代
初登場から月島の腰巾着のように後方に位置する山口。
二人の出会いは小学校時代からのようで、イジメに合う山口が下校時にカバン持ちを命じられ涙目の時に月島が現れたのでした。
文句を言ってきたボス格に「カッコ悪」と一言でその場を収めた月島。
それを見た山口は、自分を含めたセリフであっても羨ましい、ああなりたいと月島をカッコいいと思い、これ以降一緒に行動するようになります。
【ハイキュー】OB嶋田に習ったサーブ
山口のサーブを教えたのは嶋田誠。
烏野OBで鵜養コーチと同期の27歳(2012年時)は、豚の輪切りがトレードマークの「嶋田ミート」が実家です。
メガネをかけた温和な性格ですが、町内会チームでジャンフロを披露するという大人気なさ。
しかし、これを見た山口は嶋田にサーブを教えて欲しいと弟子入りして、以後毎晩のように特訓が始まります。
山口を「忠」と呼ぶ嶋田は、烏野応援団の一人として同じくOBでとある滝ノ上とほぼ毎試合観戦をしています。
その師弟の絆のエピソードは260話より。
誘導灯を見るルーティンが出来ず焦る山口のため、会場向かいの観客席まで必死に走る嶋田。
山口は周囲の雑音が消えるほど集中力で見事にサービスエースを決め、実況アナウンスの言うように“役名に恥じぬ働き”をするのでした。
実はスピンオフ『ハイキュー部!!』では後輩に慕われる先輩ランキングでは、俺と忠が一番だと嶋田は確信していたりもします。
【ハイキュー】失敗を乗り越えて身につけた武器
ブロックという壁に阻まれない究極の武器であるサーブ。
しかし山口の公式戦デビューはほろ苦いものでした。
インターハイ予選の青葉城西戦で鵜養に励まされてコートに向いますが「この線の向こうは違う世界」と覚悟はしていたものの、想像以上のプレッシャーにテンパったかサーブはネットに捕まり失敗をします。
そして春高予選では途中迷いもありましたが、青葉城西戦で遂に自身の殻を破る一本を決めるのでした。
これが反撃の狼煙となると立て続けにサービスエースを決めて、相手にタイムアウトを取らせるほどの脅威の武器を手に入れました。
この活躍は単行本16巻に収録されており、表紙カバーには飛び道具ともいえる槍を持つ山口が凛々しく描かれています。
同じ選手交代のシーンでも和久南戦と青葉城西戦では全く表情が違うのにお気づきでしょうか。
これで自信を持ったか、この後の山口はここだというタイミングでは“俺を出せ”オーラを発するようになるなど、そこにビビリの姿はもうありませんでした。
音駒戦ではチームで一番早くサービスエースを決めて、あの影山が嫉妬の炎を燃やすほどの存在にまでになりました。
【ハイキュー】合宿での衝突から同等に並んだ二人!遂に月島とハイタッチ!
伊達工業の練習試合。
サーブで崩してブロックで仕留める“完璧なサーブ&ブロック”を目の当たりにします。
山口と月島、二人の名場面ともいえる圧巻の298話からです。
音駒戦で山口のサーブから始まり福永のスパイクをシャットアウトする月島。
冷静な盾の思考をクリアにする槍!
回想シーンを使う反則過ぎるコマ割りも相まって、二人のハイタッチで涙を流した読者は多数でしょう。
影山も“やりおる”と認めるプレーでした。
【ハイキュー】山口忠の名言は?
「ツッキー」
セリフとはやや違いますが外せない言葉です。
とにかく月島LOVEが止まらない山口。
多分会話の半分以上を占めるのは、この単語でしょう(笑)
些細なことですが月島の身長が188cmでも自慢したくなります。
そんな過剰にアゲアゲして月島に注意された時には「ゴメン、ツッキー」と幅広い応用が可能です。
「プライド以外に何が要るんだ!!」(88話)
自分で限界を決めてそれ以上を目指さない月島に山口が胸ぐらを掴んで奮起を促す「ハイキュー!!」屈指の名場面。
1年生で唯一レギュラーになれない普通の選手の言葉だからこそ響くものがあります。
この後、月島と山口の関係も徐々に変わっていくなど、二人にとってターニングポイントとなりました。
「くそカッコ悪い」(120話)
山口に大見得を切っておきながら和久南戦の2本目のサーブでジャンフロを避けた山口。
鵜養の怒りを縁下が上手く遮りますが、逃げに走った心の弱さを自ら自覚します。
まとめ
サーブの印象が強い山口ですが、実は鴎台戦では月島の代わりにローテの選手として交代し、直後に影山のトスを中央からスパイクを決めるシーンがありました。
最後の試合となる3年生の菅原もその交代を是とするほど、周囲から認められてきた証拠でしょう(367話)
こうした努力が実を結んだか、370話冒頭の谷地の回想シーンでは、高校3年時に山口が澤村の背番号1を付けているシーンがあり思わず胸アツです。
もしかしたらキャプテン?
という想像が膨らむだけに今後のスピンオフの執筆に期待せざるを得ません。

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