烏野高校の春高バレー初戦は、神奈川第二代表の椿原高校に2-0とストレート勝ちを収めました。
そして2回戦からはシード校が登場してきます。
その烏野の対戦相手は稲荷崎高校。
全国大会常連校にしてスター選手が集う稲荷崎の紹介がこれから始まります。
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【ハイキュー】兵庫の強豪稲荷崎高校!
稲荷崎高校は兵庫県代表で3年連続31回目の出場です。
主な成績は以下の通りです。
2011年度:インターハイ全国第3位、春高全国第3位。
2012年度:インターハイ準優勝。
まさに全国屈指の強豪校。
“昨日を守って明日何になれる?”と横断幕には「思い出なんかいらん」
ユニホームカラーは黒。
ここ2年で優勝に近い“最強の挑戦者”です。
これだけの実績があれば、マスコミなどの取材はもちろん、自作の応援グッズを持参する熱心な追っかけもいたりと、稲荷崎のメンバーが姿を現しただけで期待と黄色い声が会場を支配します。
白鳥沢を上回る応援の規模。
その熱狂は試合後の澤村をして、田中の姉が率いた烏野太鼓が無ければ完全に呑まれていた、と振り返るほどでした。
【ハイキュー】学校のモチーフはキツネ?
春高バレー編には動物の名前をモチーフとした高校が数多く登場してきます。
分かりやすい例では、梟谷はフクロウに、鴎台はカモメ。
読みで音駒がネコ。
稲荷崎は「稲荷」から「お稲荷様」で、そこからイメージするのはキツネ。
272話の表紙にもしっかりキツネが描かれています。
宮兄弟の「宮」は神社のお宮から。
キャプテンの「北」はキタキツネ。
尾白アランは「尾が白い」でキツネの尻尾からでしょう。
【ハイキュー】名だたる選手がズラリ
まずはキャプテンより(以下、学年や背番号は春高バレー時のものです)
北信介(きたしんすけ)
・3年生、背番号1、175cm、WS
強豪稲荷崎のまとめ役。
レギュラーではありませんが普通に上手い選手です。
チームの精神的支柱として第2セット途中からコートに入りチームを引き締めました。
「反復・継続・丁寧」を信条とする私生活から練習に至るまで無駄がありません。
口調は淡々としていますが、冷静な正論パンチで暴走気味の宮ツインズの手綱をコントロールします。
角名倫太郎(すなりんたろう)
・2年生、背番号10、185cm、MB
鵜養コーチをして“センスの塊って奴”と言わしめた角名の特徴は、体勢を崩してもスパイクを決める「攻撃の幅」が広いことです。
また、スロースターターでもありますが、本調子になると手がつけられなくなるほどです。
劇中では月島が優れた読みをする選手であることから、それを踏まえて体幹による打ち分で翻弄していました。
尾白アラン(おじろあらん)
・3年生、背番号4、184cm、WS
名前と褐色の肌からして恐らくはハーフと思われます。
「全国5本指」の一人に入る全国屈指のスパイカーなので、梟谷学園の木兎と同等のレベルです。
恵まれた体格からパワーある豪快な一撃を打ち下ろします。
宮兄弟へのツッコミ担当ですが、実は小学5年生の時には既に面識があり、この時は横文字がカッコいいと体格以外で驚かれていました。
宮侑(みやあつむ)
・2年生、背番号7、身長183cm、S(セッター)
宮兄弟の兄の方です。
日向が見せる好奇心旺盛さと、初期の影山を彷彿とさせる尊大さを兼ねたような性格でチーム一の変人。
しかし、プレースタイルは高校NO.1セッターの名に恥じません。
セッターは10本の指で支えると、厳しい体勢でもスパイカーが撃ちやすいようにアッパートスで整える仕事ぶり。
鵜養コーチは全日本ユースレベルに驚き、研磨は「セッターの鑑」と感想します。
そんなプレーを目の当たりにした影山。
「ここ(春高バレー)に来てよかった」
と率直に言うのでした。
宮治(みやおさむ)
・2年生、背番号11、身長183cm、WS
宮兄弟の弟の方です。
体格は治の方がやや上。
性格は侑よりは冷静で物事を俯瞰して見ることが出来ます。
双子ならではの兄とのコンビプレーは最早脅威で、宮兄弟の名が知れ渡るのにそう時間はかかりませんでした。
烏野戦でもぶっつけ本番で変人速攻を決めてしまいます。
そのほかの先発メンバーです。
赤木(3年生、背番号15、174cm、L(リベロ))。
大耳 (3年生、背番2、身長190cm、MB)。
銀島 (2年生、背番号10、180cm、WS)。
【ハイキュー】宮兄弟の区別方法
まずは外見からです。
髪の毛
侑・・・前髪が左分け、モノクロだとトーン無し、カラーで金
治・・・前髪が右分け、モノクロだとトーン有り、カラーで灰色(シルバー?)
強引な覚え方としては、宮兄弟の髪の色を金→銀になぞらえて、兄→弟と認識すれば大丈夫でしょう。
マンガの場合は侑の方が多く出てくるので「トーンを貼るのが面倒な方が兄」と覚えましょう(独断あり)。
性格
侑・・・ボケ
治・・・ツッコミ
アランや角谷からすれば、どちらも関西弁なので双子ともボケになるのでしょうが。
名前
侑・・・兄の「あ」
治・・・弟の「お」
かなりの高確率で間違いは減ることでしょう(笑)
【ハイキュー】春高2日目の烏野との決戦!
稲荷崎とチームカラーが黒で被るため、オレンジのセカンドユニホームで臨む烏野排球部。
田中と新山女子の天内による幼馴染イベントを挟みつつ、完全アウェイの烏野選手を後押ししたのは田中の姉、冴子が率いる烏野太鼓でした。
烏野先手必勝の第1セット
宮侑のサービスエースからはじまり、容赦ない旭へのブーイングに日向のスパイク失敗など烏野は不安な立ち上がり。
そこに烏野1年生コンビのお株を奪う宮ツインズの変人速攻が決まります!
しかし、烏野も負けてはいません。
変人速攻には“慣れ”だと月島が止めれば、ピンチサーバー山口が大活躍。
最後は凹んでいる暇はないと、元気印の田中が超インナースパイクを決めました。
27烏野-稲荷崎25
第2セットは稲荷崎の圧勝
7烏野-稲荷崎14 と既に大差がついた途中から描かれた第2セット。
2つのサーブを使い分けて西谷をターゲットにする宮侑。
広い攻撃の幅を持つ角谷に惑わされる月島。
烏野に傾きかけた流れをピシャリと抑えた途中投入の北。
16烏野-稲荷崎25
隙のない稲荷崎が下馬表どおりの強さを見せつけました。
30点越えの第3セット
フルセットまでもつれた第3セットは、案の定25点を過ぎてから、マッチポイント、同点の繰り返しで息詰まる展開となりました。
終盤、さすがの影山も高校No.1と渡り合い疲れがきたか、珍しくトスの精度が乱れますが、悪いと謝る影山を責めることなく「次もくれ」とさらに高みを要求する日向に、その後覚醒する影山。
土壇場でキレイなトスを受ける東峰は、これからの後輩が羨ましく思う一方、スパイカーに対しても相応のスキルが求められることに同情してしまうほどです。
最後は宮兄弟は双子速攻の高速バックアタック「ウシロ・マイナス“背“」を発動させますが、日向と影山がこれを読んでドンピシャでブロック!
これが決勝点となります。
32烏野-稲荷崎30
ブロックで止められて、はしゃぎ過ぎたと反省する侑ですが、30点マッチといい、速攻が読まれたラストといい、実はインターハイ3回戦の青葉城西戦で烏野が敗れた時と同じ構成なのにお気付きでしょうか?
【ハイキュー】リベンジを誓った翌年の春高は?
実況席では春高2日目の大波乱と、勝った烏野よりも稲荷崎が負けた方をクローズアップしていましたが、それは観客も同様の衝撃だったでしょう。
試合終了後に侑は日向と影山に「インハイで潰したる」と治に負け犬の遠吠えかと突っ込まれながらコートを後にします。
これで引退するキャプテン北に、孫の代まで自慢できる後輩になると誓う宮ツインズ。
その1年後。
同じ春高の舞台で3回戦に両校は再び対戦しますが烏野は惜敗。
その背後にはOBとなったアランたち観戦しており、先輩の前で見事リベンジを果たすのでした。
まとめ
春高バレー編では、敗退後は烏野の試合を観ながら「ジャンプ」ではあるあるのライバル解説者ポジションに収まった宮兄弟。
新章のブラジル編では、日向にトスを上げたいと感想していた及川が再登場しました。
宮侑もやはり日向にトスを上げたると宣言していたことから、どこかでの再会を期待せずにはいられません。

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