キルアはHUNTER×HUNTERの中でも人気が高いキャラクターです。
暗殺一家ゾルディック家に生まれ、幼い頃から暗殺者として育ってきました。
それ故か実年齢的よりも達観したクールな性格をしています。
そんなキルアが残した名言についてまとめてみました!
Contents
【ハンターハンター】幼少期から暗殺教育を受けてきたキルア!
キルアはククルーマウンテンに実家を構える伝説の暗殺一家・ゾルディック家の三男として生まれました。
生まれ持った暗殺者としての才能は家族の中でも1番と認められており、父シルバも長男イルミを差し置いて、後継者として期待していました。
そんな特殊な家庭環境で育ったキルアは生まれた時から暗殺者としての厳しい訓練を課せられてきました。
生まれた時から電流を浴びせられていたり、毒への完璧な耐性を身につけさせられたり、拷問に耐えられる様に痛みを与えられたり…。
その期待の高さから幼いキルアにとって辛すぎるほどの訓練が行われてきた様です。
訓練に関してはっきりした描写こそありませんが、若干12歳にして、高圧電力や毒にに耐える肉体を持ち、数多くの暗殺術を使いこなすキルアを見れば想像を絶する地獄の訓練受けてきたことがわかるはずです。
キルアのこの生い立ちが後に名言を生むことになります。
【ハンターハンター】暗殺者ならではの名言「クセになってんだ、音殺して動くの」
ハンター試験後、ゴンと共に行動する様になったキルアはヨークシンにやってきました。
ゴンの目的であるグリードアイランド(G.I)入手に付き合っていたのです。
そこでクラピカ、レオリオとも再会し幻影旅団と対決することに…!
キルアは幻影旅団の跡をつける役割を任され、センリツと一緒に行動を開始しました。
並んで歩くキルアの足音を聞いたセンリツは「あなた…まさか殺し屋さん?」と聞いてきました。
「足音よ こんなに近くにいてもestintoだから」
センリツはクラピカの仲間で、特殊な耳(すごく聴覚が優れている)を持っています。
ちなみに”estinto”とは音楽用語で”ごくごく弱く”という意味です。
キルアは元暗殺者であることを認め、あの名言を口にしました。
「クセになってんだ 音殺して動くの」
なんと…普段から音を殺して動いているらしい!
生まれた時から暗殺者として育てられたキルアならではのクセですね。
暗殺者もハンターもターゲットに気づかれないよう接近するのは大切な技術です。
ゾルディック家の訓練は苦しいものだったと想像できますが、キルアを支える力になっていることも間違いないでしょう。
【ハンターハンター】複雑な家庭事情を思わせる名言「強力な電気か・・・生まれた時から浴びてたぜ 家庭の事情でね」
G.Iを手に入れることは諦めたゴンとキルア。
(というか、金銭的に自力入手は不可能だったw)
次なる作戦は大富豪バッテラ氏の持つG.Iのプレーヤーになることでした。
そのために念の特訓を重ね、いざ!試験に臨みます。
キルアはツェズゲラの前で発を見せます。
キルアの発はオーラを電気に変えてみせました。
変化系能力者であるキルアの強さも生かされていますね!
ツェズゲラは驚きのあまり、言葉少なに合格を言い渡しました。
オーラを電気に変化させることは理論上は可能です。
ただ、そんなことは一朝一夕で身につくことではありません。
プロのハンターでもあるツェズゲラだからこそ、キルアの発の難しさを知っています。
「拷問に近い強力な電気を浴びる修行だけでも数年は要るだろう」
ツェズゲラはキルアが何者なのかを計りかねていました。
キルアはそんなツェゲズラにあの名言で返しました。
「強力な電気か…生まれた時から浴びてたぜ 家庭の事情でね」
多くを語らずとも、キルアの家庭に大きな問題があることが判明しましたw
まぁ…家庭に大きな事情があったおかげでG.Iのプレーヤー試験に合格できたので、結果オーライでしょうか…?
【ハンターハンター】暗殺教育の極致「オレなら平気だよ!!訓練してるから・・・毒じゃ死なない」
キルアが初めて挑んだハンター試験にて。
試験場に辿り着いたキルアはルーキーの洗礼を受けます。
“新人潰し”のトンパに強力な下剤入りのジュースを渡されてしまったのです。
キルアが一本目を飲み干している間、トンパはゴン達やハンゾーなど他のルーキーにも洗礼を与えようと近づきますが、ことごとく失敗しています。
結局下剤入りのジュースを飲ませることに成功したのはキルアだけでした。
トンパを見かけたキルアは今度は自分から声をかけます。
「さっきのジュースもっとくれる?」
トンパの目の前で4本ものジュースを飲み始めたキルア…。
既に1本目の下剤は効き始めてもいい頃合いです。
それよりも合わせて5本も飲めば脱水症状を起こして死んでもおかしくない量の下剤を飲んでいることになります。
さすがに心配そうな顔を浮かべたトンパにキルアが放った名言!
「オレなら平気だよ 訓練してるから…毒じゃ死なない」
ゾルディック家の暗殺教育の極致ですね!
キルアは一族の中でもトップクラスの完璧な毒耐性を備えているので、下剤くらいは楽勝だったようです。
【ハンターハンター】二回目のハンター試験での名言「みんな気絶しちゃってるけど、二次試験・・・やる?」
G.Iで知り合ったビスケを師としてゴンとキルアは修行に邁進していました。
そんな中、ついにあの時期がやってきたのです!
それはハンター試験!
287期のハンター試験では兄イルミとの衝突もあり、キルアは失格となってしまいました。
あれから約1年後の288期の試験にキルアは挑むことになります。
キルアは一時G.Iを抜け出し再受験しました。
288期の一次試験は、受験生同士が戦い合い2時間以内に他の受験生5人を倒し、ナンバープレート5枚を試験管の元に持ってくればOKというもの。
(287期の4次試験に少し似ていますね)
キルアは287期の時点でもずば抜けていましたが、今は念まで習得済み…。
キルアにとって、他の受験生など敵ではありませんでした。
あっという間に他の受験生を全員ノックアウト。
(この中にはヨークシンでお世話になったゼパイルも含まれていますw)
キルアはその後1時間半をかけ、全ての受験生のナンバープレートを回収して試験管の元へ向かいました。
居眠り中の試験官に声をかけたキルアが放った名言がこちら。
「みんな半日くらいは起きないと思うけどね」
「やる?2次試験」
試験管に向かって生意気!w
でも認めざるを得ない圧倒的な力を示したキルア。
ネテロも認めたことで一発合格が決まりました。
288期の合格者はキルア1人。
少し遠回りしましたが、ようやくキルアも正式なハンターとなりました!
【ハンターハンター】キルアがゴンを大切に思っている事が分かる名言「ゴンオレなんだ・・・ゴンお前にあえて本当によかった」
ゴンは父ジンの伝言通りG.Iをプレーヤーとして楽しむことにしていましたが、周りは違っていました。
カードを手に入れても奪われてしまうという悪循環から脱出するために、徒党を組もうとしていたのです。
ゴン達もその誘いを受けます。
でもゴンは不機嫌な顔で「オレはいい」とその誘いを断ってしまいました。
キルアはゴンに従いますが、断った理由を聞きました。
ゴンはジンが言うようにG.Iを楽しみたいと思っています。
みんなが言うように、殺戮や奪い合いが前提のゲームだと思いたくなかったのです。
キルアはそんなゴンに自分の持論を話しました。
「(奪い合いについて)オレはアリだと思うぜ」
例えばカードをかけて1対1の勝負をする。
大別すればこれだって”奪う”ことになりますが、ルールさえ決めておけばアリでないか?
G.Iはハンター専用ゲームなのですから。
キルアは「あんな奴らほっといて オレ達はもっとゲームを楽しもうぜ」とゴンに声をかけました。
ゴンはキルアの冷静でいて前向きな考え方を聞いて納得した顔をしました。
「キルア!ありがと!」
「キルアと会えて オレ 本当に良かったよ!」
ゴンの素直な言葉を聞いたキルアは驚いた顔を浮かべました。
「やめろよ 恥ずいだろ」
恥ずかしがり屋のキルアはゴンに直接言うことはできませんが、ゴンに伝えたい言葉がありました。
心の中で語ったのがこの名言です。
(ゴン オレなんだ ゴン お前に会えて本当によかった)
言葉に出せなくて、表情も分からなくても、この時のキルアの口元が笑っているんですよね。
ゴンと一出会ったことでキルアの人生は動き出したと言っても過言ではないでしょう。
キルアがいかにゴンを大切に思っているかがわかる名シーンの1つです。
まとめ
キルアは暗殺一家ゾルディック家の期待の星として厳しい訓練に明け暮れていました。
ハンター試験やヨークシンでの任務中は暗殺教育の賜物を惜しげもなく披露し、名言も残しています。
性格的にはクールでシャイ、生意気なキルア。
2度目のハンター試験の名言はキルアだから言えたセリフだと思います。
そして、ゴンに対する想いは心の中にしまっておくんですよね…!
キルアは生意気なセリフは得意ですが、素直な言葉はなかなか口にできません。
ゴンにキルアの想いが伝わっているのかは正直わかりません。
でも2人が唯一無二の親友であることは変わらないでしょう。
最近では出番の少ないゴンとキルアですが、また再会し変わらない友情を見せてほしいですね!

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