ハンターハンター最大のミステリアス・キャラクターといえば、ヒソカですね。
第1巻から登場しているにもかかわらず、過去や家族構成について全く触れられていません。
今回は、そんなヒソカの家族関係について、考察してみたいと思います。
目次
【ハンターハンター】ヒソカに兄はいるのか?
【#冨樫義博展 開催決定記念】
展覧会キービジュアルの登場キャラクターを紹介!ヒソカ=モロウ
ゴンがハンター試験で出会った危険極まりない人物。強敵との戦いに勝利することを至上の喜びとするバトルマニアで、ゴンも標的の一人。https://t.co/cxlbcA5EZz#ハンターハンター pic.twitter.com/O7vwuDmI5L— 冨樫義博展 -PUZZLE-【公式】 (@Togashi_ex) July 21, 2022
さて、ヒソカの過去はほどんど出てきていません。
名前がヒソカ=秘か(ヒソカ)=密か(ヒソカ)のためでしょうか。
合わせると「秘」+「密」⇒「秘密」の名前になるのですね。
「秘密」から名前の由来がきているが故にヒソカの過去も家族構成も謎が多い設定にされているのかもしれません。
なので、ヒソカの過去や家族構成がとても知りたくなります。
ヒソカに兄はいるのでしょうか。
まずヒソカの本名は“ヒソカ・モロ”である
第1巻でトランプ1枚で人間を切り裂くアブない奇術師として登場したヒソカ。
そんなヒソカの本名がようやく明かされたのが、34巻、天空闘技場での対クロロ戦でした。
実況が興奮しながら「ヒソカァァア―――――アアアモロォォ―――ゥゥ」と紹介しているので、ヒソカ・モロなのか、ヒソカ・モローなのか怪しいところですが、冨樫先生が単行本おまけで書いたスペルは、「Hyskoa Morroh」となっています。
冨樫先生のネーミングは、結構深く考えてそうで実は思いつきなんじゃないかみたいな節があるので、名前ですが、先程のようにヒソカは「密か(「秘密」)」、モロは「モロだし(見せてはいけないものを見せる)」の組み合わせなのではないでしょうか。
秘密が多く、かつ変態キャラからヒソカ・モロとついたのかもしれませんwww。
ヒソカの苗字“モロ”がつく人物はいない
意外な伏線を張り巡らす冨樫先生のことですから、実はヒソカのフルネームが長く伏せられていたことに、何か意味があるのかもしれません。
とはいっても、ヒソカの苗字“モロ”がつく人物は、現在ハンターハンターの中では出てきていません。
唯一関係がありそうなのは、現在ヒソカと揉めに揉めている幻影旅団メンバーですが、本誌の暗黒大陸編で全員のフルネームが明らかになり、その中に「モロ」がつく人物はいませんでした。
ヒソカの家族構成などは確認されていない
ヒソカの過去や家族構成については、7巻で、「ヒソカは過去を語らない、過去にあんまり興味がないからだ」とナレーションされています。
冨樫先生自身も、過去が分からないほうが魅力があるので、ヒソカの中二以前の過去は描きたくない、と語っています。
あえて謎にして、私たち読者に自由に想像してもらおう、という魂胆の様です。
というわけで、ヒソカの家族について、以下でちょっと想像を膨らませてみましょう。
ヒソカに兄はいない?
ハンターハンターは、意外と家族を巡るやりとりがテーマになっています。
ゴンがハンターになるきっかけは親父の仕事が気になったからですし、キルアの家族、ゾルディック家、特にイルミ兄との関係は、歪んだ愛情という形でちょくちょく取りざたされています。
実はヒソカにも兄弟がいた、なんて可能性は、今後あるのでしょうか。
少年漫画といえば、「実は兄がいた」設定ですよね。
ワンピースのルフィや、ナルトのサスケなど、物語に重要な役割を担う兄が必ずと言っていいほど登場します。
もしかしたら、今後冨樫先生の気が変わって、「ヒソカに実は兄がいた」設定を盛り込んでくる可能性も、無きにしも非ずなのではないでしょうか。
玩具”の中にヒソカの兄がいる可能性は?
ヒソカは強者を玩具と呼び、いつか遊んで壊すことを楽しみに待っています。
大のお気に入りの玩具は、クロロ、ゴン、キルアあたりでしょう。
もしヒソカに兄がいて、実は生きていたとしたら、絶対強者でしょうし、ヒソカはこの玩具をほっておくはずがありません。
ヒソカの玩具コレクションは31巻で勢ぞろいしています。
ゴン、キルア、サトツ、ブハラ、メンチ、ハンゾー、ゼノ、シルバ、クラピカ、チードル、サイユウ、レオリオ、ギンタ、ノブナガ、ジン、クロロ、ピヨン、カルト、フィンクス、イルミ、フェイタン、フランクリン、ビスケ、ミザイストム。
皆フルネームも知れていますし、この中にヒソカの兄が紛れている可能性はなさそうです。
ただ、31巻の326話と327話の間の空白ページで、この玩具コレクションのコマがピックアップされているのが、とても気になります。
この玩具コレクションの中に、何か深い意味があるのでしょうか。
ヒソカに兄がいたら、やっぱりサイコパスなのか
もしヒソカに兄がいたら、どういう人間でしょうか。
ヒソカは、「自分以外の誰にも属さない、自分が最強だと理解しているからだ」と語られている通り、結構一匹狼でナルシストですよね。
ヒソカが唯一仲良く(?)つるんでいるのは、ゾルディック家の長兄、イルミです。
あくまで現状ビジネスライクな関係ですが、俯瞰してみると、ヒソカに兄がいたらこんな感じなのかな、と思えてしまいます。
互いに歪んで狂っているからこそ、互いに認め合い、殺しあいたい、と思う関係。
31巻の共闘では、一貫してクレイジーな悪者を演じ、2人の狂いっぷりが際立っていましたね。
もしヒソカに兄がいたら、やはりイルミみたいな狂った人間なのではないでしょうか。
ヒソカはゾルディック家と関係がある
【近日登場予告!】
Sランク再念カード「ヒソカ『死の舞踏』」が登場予定!
攻撃のヒット数が多いこのカードは、降臨クエスト「念糸の紡ぎ手」でマチの攻略に有効なカードだ!#グリアド #ハンターハンター pic.twitter.com/M6DHm3kCGJ— HUNTER×HUNTER グリードアドベンチャー公式 (@HHGREAD) February 25, 2019
イルミはもちろんゾルディック家の長兄で、跡取りです。
ヒソカが実はゾルディック家と血縁関係があるという可能性はないでしょうか。
イルミはヒソカのことを、付き合いの長さはクロロよりヒソカのほうが少し長いと言っていますが、2人が知り合った経緯や詳細は謎です。
あくまでビジネスな関係ですが、イルミはヒソカと結構フランクに付き合っています。
そしてヒソカはイルミのことを95点と採点しており、玩具コレクションの中ではトップを争う逸材とみなしていました。
ところがイルミがヒソカを殺して大金を手に入れるために幻影旅団に加入したことが判明しました!
本当にただ大金を手に入れるためだけなのか、既に幻影旅団入りしているカルトをヒソカに殺されないための策なのか、それとも2人に殺し合い以外の因縁が込められているのか…。
今後この2人の関係にも注目したいですね。
まとめ
今回は、ヒソカの家族関係について推理してみましたが、どうしてもいつも一緒にいるイルミと何か繋がりがあるのか、が気になってしまいました。
血縁関係があるにしろないにしろ、2人とも互いを認め合う変人・狂人であることには変わりないので、今後の2人のガチの殺し合いが見ものですね。
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