ルフィの義兄であり、読者からの人気も高いエース。
その実力は、海軍三大将とも張り合えるほどです。
ここではエースの詳細から死まで、記していきたいと思います。
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【ワンピース】エースのプロフィール
- 海賊団:白ひげ海賊団2番隊長&元スペード海賊団船長
- 父親:ゴール・D・ロジャー
- 母親:ポートガス・D・ルージュ
- 年齢:享年20歳
- 身長:185cm
- 誕生日:1月1日
少年期はルフィと共に山賊ダダンの元で暮らしつつ、将来海賊になるためにサボと共に海賊貯金を行っておりました。
不屈の闘志は少年時代から折り紙付きで、強力な山賊に囲まれても、決して逃げないという姿勢を貫きます。
ルフィより二年先に出向し、スペード海賊団を結成します。
腕には「AS(X)CE」のタトゥーを入れており、Sの文字にバツ印を入れているのはなくなったと思われていたサボのことを思ってのことでしょう。
ルフィ同様大食漢で、アラバスタでは食事を摂りながら三日間同じ姿勢で眠ってしまっていたというマイペースさも持ち合わせています。
ロジャーの息子ということで荒れた少年時代を過ごしますが、独立する際には仲間想いの優しい男となっていました。
懸賞金額は5億5000万ベリーで、エースの若さを考えると、破格の値段ともいえる金額が掛けられていました。
【ワンピース】白ひげ海賊団 二番隊隊長
スペード海賊団が白ひげ海賊団挑んだ際、敗北を悟ったエースは仲間を逃がすことを条件に白ひげに挑みます。
しかし白ひげから、「そんなに暴れてぇのなら、俺の元でやってみろ」と海賊団への加入オファーを受けて、白ひげ海賊団に加入します。
当初は眠っている白ひげの隙をついて殺害しようと試みる毎日を送っていましたが、次第に白ひげを父と慕うようになります。
なお、スペード海賊団は解散し、クルーたちはみんな白ひげ海賊団の一員となりました。
白ひげをおやじとして慕って以来、白ひげを海賊王にすることを目標としています。
しかし、二番隊隊員のマーシャル・D・ティーチが四番隊隊長のサッチを殺害した際に黒ひげを追うことを決意します。
しかし白ひげから、「今回は嫌な予感がする。」と黒ひげを追うことを制されますが、エースは白ひげの言うことに背き、黒ひげを追うためグランドラインを逆走するのでした。
【ワンピース】火拳で名を上げた能力
身体全体を炎へと変化させることの出来る、「メラメラの実」の能力者です。
中でもエースの必殺技の代名詞とも言える「火拳」は、「火拳のエース」の異名の由来ともなっています。
また、炎の塊を銃弾のように発射する「指銃」、炎の壁を作る「炎上網」、や「鏡火炎」など、広くに渡り炎を壁のようにすることも可能です。
ロギア系のために相手の攻撃をほとんど受けることもなく、攻守ともに高い戦闘能力を誇ります。
また、エースが所有するサーフボードのような小船「ストライカー」はメラメラの実の能力を動力としており、足元で炎を焚くことでエンジンを起動させて、海上を自由に移動させることができます。
【ワンピース】黒ひげとの関係
エースが二番隊隊長に任命された時、古株のティーチに対して気に掛けるような発言をしていましたが、ティーチは俺には野心とかそういったものが無いと返されていました。
しかしティーチの狙いは決して目立つことなく「ヤミヤミの実」を入手することにあり、それを手にしたサッチを殺害。そのご白ひげ海賊団からは脱退します。
白ひげ海賊団唯一の禁断の掟である「仲間殺し」を行ったティーチを許すことなく、エースはティーチの後を追います。
【ワンピース】ルフィとは義兄弟
ルフィとエースは「兄弟」を名乗っていますが、実は本当の兄弟ではありません。
エースの父親はゴール・D・ロジャー、ルフィの父親はモンキー・D・ドラゴンです。
エースとルフィが兄弟関係になったのは、以下に記す兄弟盃を交わしたことが切っ掛けとなりました。
【ワンピース】3人で交わした盃
エースと共に日々修業の日々を送っていたサボ。そして仲間に入りたいと粘り強く懇願した結果、仲間入りを果たしたルフィ。
この三人は兄弟となるべく、「兄弟盃」をかわして兄弟となりました。
その後、ゴア王国にいることに嫌気がさしたサボは、一足早く小舟で出航しますっが、海上で銃に打たれてしまいます。
この時点ではサボが死んでしまったと思っていたエースたちは、「俺たちは自由に生きよう」と決意するのでありました。
【ワンピース】エースの両親は誰?
エースの両親は、“海賊王”ゴール・D・ロジャーと、ノース・ブルーのポートガス・D・ルージュです。
鬼と言われていたロジャーの悪口を周囲の人間から散々聞かされていたエースは、父親であるロジャーのことを恨んで育つようになります。
また、エースがロジャーの子供だとばれないように、自らの命を犠牲にしてエースを長期間身籠った母親には感謝している様子で、エースは自らの名を、「ポートガス」と名乗るようになりました。
また、血縁関係こそありませんが、ロジャーから生まれてくる子供のことを託されていたガープとは実の親子のような関係性で、ガープはエース処刑の際に涙するなど、血縁を越えた関係性でもありました。
【ワンピース】黒ひげとの戦いの結末
ティーチ捜索の結果、グランドライン、バロナ島にて黒ひげティーチ率いる黒ひげ海賊団を発見し、ティーチに戦いを挑むも「ヤミヤミの実」の能力の前に敗北してしまいます。
その後、身柄を海軍に引き渡されて、ティーチの七武海入りの切っ掛けとされてしまいました。
【ワンピース】頂上戦争のきっかけ
エースが公開処刑されることを知った白ひげは、白ひげ海賊団及び傘下の海賊団と共に、マリンフォードにエースを救出しに行きます。
しかしそれを知った海軍も、マリンフォードに海兵たちを招集し、白ひげ海賊団迎撃に備えます。
それに加えて、エース救出のためにインペルダウンへと侵入したルフィ、脱獄囚のイワンコフ、ジンベエ、クロコダイルなどを交えて史上最高の頂上決戦が幕を開けることになりました。
【ワンピース】エースを殺したのは誰?
一度はルフィによって救出されたエース。その後、白ひげのマリンフォード脱出命令を受け一度は助かったと思われたエースでしたが、赤犬の白ひげに対する侮辱発言が許せず逃亡の足を止めてしまいます。
怒りに燃えるエースに次々と侮辱する発言を淡々と述べる赤犬。
仲間たちが止めようとする中でもエースの怒りは収まらず、爆発してしまいます。
炎の拳を赤犬に振りかざしますが、「メラメラの実」の上位互換能力を持った「マグマグノ実」の能力者である赤犬には通用せずに、エースの腕は焼かれてしまいます。
インペルダウンから無理を続けてきたルフィは限界を迎え、ほんの一瞬反応が遅れたルフィに対して赤犬は拳を振りかざします。
両者の間にとっさに入ったエースの身体を、赤犬の拳が貫きます。
内臓を焼かれて致命傷を負ったエースは、仲間たちとルフィへ感謝の言葉を告げた後、亡くなったのでした。
【ワンピース】ルフィとサボが引き継いだエースの想い
頂上戦争から二年後、ドレスローザでルフィはある物を目にします。
それは、エース亡きあとの「メラメラの実」でした。
ドフラミンゴの策略でルフィが最も欲しがるであろうメラメラの実を優勝賞品にしたコロシアム大会に参加させてルフィとローを引き離そうと企てますが、一回戦を突破したルフィの元に、死んだと思われていたサボが現れます。
「優勝したらメラメラの実は俺が食っていいか?」とのサボの問いに、ルフィは快諾。
見事コロシアムを制したサボは即座にメラメラの実を食べて「火拳」を披露します。
そして、ルフィを狙う、バージェスに、エースに代わりルフィは俺が守ると宣言。サボは、エースの意思と能力を引き継いだのでした。
そしてルフィもエースの死から立ち直り、かつて三人で語り合った夢のため、進み始めるのでした。
まとめ
作中でも多大な人気を誇ったエースの死にショックを受けた読者は、当時相当な人数がいたでしょう。
エースの死を目の当たりにして自暴自棄に陥っていたルフィですが、仲間たちとの再会と共に新たに出航します。
これから先も、ルフィとサボはエースの想いを引き継いで自らの道を突き進んでいくことでしょう。
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