「ワンピース」作中でも多くのキャラクターが最強を目指す中で、最も「最強」に執着しているのがダグラス・バレットです。
このバレットは「ONE PIECE STAMPEDE」で登場する人物ですが、「最強」に固執しているのは何故なのか?
今回はこのダグラス・バレットを詳しく見てみたいと思います。
Contents
- 1 【ワンピース】バレットのプロフィール
- 2 【ワンピース】バレットの特徴
- 3 【ワンピース】バレットの性格とは?
- 4 【ワンピース】バレットの悪魔の実の能力とは?
- 5 【ワンピース】バレットの強さとは?
- 6 【ワンピース】バレットの覇気とは?
- 7 【ワンピース】バレットの懸賞金とは?
- 8 【ワンピース】映画「ONE PIECE STAMPEDE」の紹介
- 9 【ワンピース】バレットの過去とは?
- 10 【ワンピース】バレットの目的とは?
- 11 【ワンピース】バレットは死亡した?
- 12 【ワンピース】バレットはインペルダウンの脱獄者?
- 13 【ワンピース】バレットとロジャーの関係性とは?
- 14 【ワンピース】アニメ・バレット役の声優は誰?
- 15 まとめ
【ワンピース】バレットのプロフィール
ダグラス・バレットは本名、懸賞金、誕生日など詳細が不明な45歳の海賊です。
出身は「グランドライン戦争の終わらない国」で、一時期は海賊王ゴールド・D・ロジャーのオーロジャクソン号に乗船し活躍していました。
「鬼の跡目」という異名を持ち、ひたすら「世界最強」を目指している戦闘狂の危険人物です。
【ワンピース】バレットの特徴
最強を目指す戦闘狂ダグラス・バレットは、金色の長髪に水色の瞳、4メートル近い筋骨隆々の身体に左腕のタトゥーが特徴です。
また、全身に歴戦の細かい傷、特に左上半身の火傷のような傷痕が目立ち、ちぎれた右耳を隠す為にサプレッサーイヤーマフを装着しているのも特徴的です。
常に黒い軍服で胸には複数のバッジをつけているのも確認できます。
【ワンピース】バレットの性格とは?
大柄な身体に左腕のタトゥーが特徴のバレットは非常に好戦的且つ攻撃的な性格をしています。
他人を全く信用せず、常に単独で動いており組織などには全く興味を示していません。
目指すの「強さ」のみでまさに「孤高」を体現している人物です。
また、この「強さ」のみを追い求めている為に支配や権力、善悪といった思想など全くない性格でもあります。
【ワンピース】バレットの悪魔の実の能力とは?
「最強」という頂を目指すバレットは、超人系悪魔の実である「ガシャガシャの実」を食べた能力者です。
この「ガシャガシャの実」は触れた無機物を融合、変形、合体させることが可能な能力で、自身に取り込んで合体することも可能な武器人間です。
実際、バレットは自身の潜水艇「カタパルト号」と合体することで巨大なロボットのような姿の状態での攻撃は大地を割るほどの破壊力を生み出しています。
【ワンピース】バレットの強さとは?
「ガシャガシャの実」の能力者であるバレットは、その能力と覇気を使用した戦闘では「四皇」に匹敵するほどの強さだと言われています。
また、能力を使用していなくても「シンプルに強い」人物で、覇気を使用した戦いでルフィを含む「最悪の世代」を一掃しています。
更に覇気だけでなく六色まで使いこなせるバレットの強さは「海賊王に迫る程」と評されています。
実際、14歳の少年時代に戦争を終結させ、自軍と自国までも滅亡させる程の力を要し、ロジャーやレイリーにもタメを張る強さだったと言われています。
【ワンピース】バレットの覇気とは?
「海賊王」に匹敵する強さを誇るバレットですが、当然のように「覇王色」「武装色」「見聞色」の3種の覇気も取得しています。
特に「覇王色」はルフィと衝突し合う覇気は遠く離れた場所から観測可能なほど強力で、これが「四皇に匹敵する」や「海賊王に迫る程」と言われる由縁になっています。
【ワンピース】バレットの懸賞金とは?
「ガシャガシャの実」の能力者で強力な覇気の使い手バレットは、その強さからかなりの懸賞金がかけられていると思われますが、その金額は明かされていません。
この理由について作者の尾田栄一郎は「懸賞金が無い」と明言しています。
【ワンピース】映画「ONE PIECE STAMPEDE」の紹介
バレットが登場する「ONE PIECE STAMPEDE」は2019年に公開されたアニメ「ワンピース」の劇場作品です。
テレビアニメ放送20周年記念作品として制作され、世界一の祭典「海賊万博」に集結した海賊たちによるお宝争奪戦を描いています。
舞台は新世界の「デルタ島」で、ルフィ達「麦わらの一味」はもちろん、「最悪の世代」「CP0」「革命軍」「海軍」など全勢力が揃う壮大なストーリーとなっている作品です。
【ワンピース】バレットの過去とは?
「ガシャガシャの実」の能力者であるバレットは偉大なる航路「戦争の終わらない国」に生まれた孤児でした。
それを救ってくれたのが軍事国家「ガルツバーグ」でした。
その後、バレットはダグラス・グレイ部隊所属の最強の兵士として活躍する事になります。
ですが、仲間からの迫害や余りにも強くなったバレットに恐れをなした部隊長ダグラス・グレイの裏切りを受け、暴れ回った末にガルツバーグを滅亡に追いやるという「ガルツバーグの惨劇」を引き起こしました。
そして、その後、海賊として海に出ることになりますが、初めての敗北を喫する事になります。
その相手こそ海賊王ゴールド・D・ロジャーでした。
このロジャーに感化された再挑戦の意味も含めバレットは、その後「ロジャー海賊団」に加入します。
そのロジャー海賊団でも無類の強さを見せるバレットは、「鬼の跡目」と呼ばれるようになりました。
ですが、ここで新たな試練がバレットを襲います。
それはロジャーの余命を知った事と、ロジャーに感化された自分は弱くなっているのではという考えでした。
そして、焦ったバレットはすぐにロジャーに再挑戦するも敗北し、再びロジャーに挑む為に海賊団を離れ1人で活動する事になります。
その後、ロジャーの死刑執行を耳にしたバレットは目標を失った苦悩と失意から、海賊として暴れ回るしかなくなりました。
この暴れ回るバレットに手を焼いた海軍は、遂にバレットにだけ向けたバスターコールを発動します。
こうして捕縛されたバレットは、「海底監獄インペルダウン」に投獄され、20年間を過ごす事になります。
【ワンピース】バレットの目的とは?
「海底監獄インペルダウン」に投獄されたバレットでしたが、心折れる事はありませんでした。
「インペルタウン」LEVEL6に入れられたバレットは20年間一人黙々と極限の集中力で体を鍛え続けます。
そして、またロジャーを超えるための答えを模索すると共にある答えを出します。
それは「四皇」や「海軍大将」など全ての強者を倒し、自らが世界最強の「海賊王」になることでした。
【ワンピース】バレットは死亡した?
世界最強の「海賊王」になることを決意したバレットは、祭り屋ブエナ・ビスタと手を組みフェスタが主催する「海賊万博」でバスターコール誘発し、それを突破する事と海賊皆殺し計画を立てます。
そして、お宝バトルの最中に突如登場したバレットは、ルフィや「最悪の世代」を相手に圧倒する力を見せます。
更に「ガシャガシャの実」の能力でカタパルト号と合体すると海軍をも圧倒していき、遂にバスターコールまで発動させました。
これにバレットは「俺は世界最強へと駆け上がる!」と野望に胸を熱くします。
ですが、ルフィ達の反撃にあってしまい、能力で作ったバレットはことごとく破壊されてしまいます。
そして、ルフィと生身の状態で戦う事になったバレットは覇気を使って激しい一騎打ちとなりました。
この時、バレットはあくまで一人であることが最強だと主張しますが、ルフィに「この海を一人で生きてる奴なんているわけねェだろ!!」と返されてしまいます。
このルフィの言葉にロジャーを思い出すバレット、この生まれた隙を見逃さなかったルフィに攻撃されて倒されてしまいます。
その後、バレットの様子は描かれておらず生死や消息は不明となっています。
【ワンピース】バレットはインペルダウンの脱獄者?
インペルダウンに投獄され20年間を過ごしたバレットですが、黒ひげが起こした脱獄騒動の隙をつきインペルダウンを脱獄しています。
因みにバレットに興味を示し海賊団に勧誘しようとしたのはバージェスですが、「あいつだけはやめとけ」と黒ひげに制止されており、バレットの危険度が分かるエピソードといえます。
【ワンピース】バレットとロジャーの関係性とは?
「最強」を目指すバレットでしたが、唯一敗北したのが、海賊王ゴールド・D・ロジャーでした。
そして、バレットはロジャーに再挑戦を目指しながらも感化され、「ロジャー海賊団」に加入する事になります。
その後はロジャーやレイリーに並ぶ強さを見せると「鬼の跡目」と呼ばれるほどに名を売る事になります。
ですが、ロジャーの余命を知った時に自身が求める強さの違いに気づき、再挑戦を急ぎました。
ですが、またしても敗れたバレットはこの直後「ロジャー海賊団」を離れ1人で活動する事になりました。
そして、ロジャーの死刑執行を知るバレット。
目標を無くし暴れ回り、インペルダウンまで入れられますが、バレットを復活させる決意をさせたのもロジャーでした。
この事からバレットはロジャーに感化されながら、超える事こそ自身の証明になる憧れの存在だったと分かります。
【ワンピース】アニメ・バレット役の声優は誰?
「最強」を目指したバレットを劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」でバレットを演じているのは1950年生まれの磯部勉です。
俳優としてNHK大河ドラマや時代劇、2時間ドラマに出演するバイプレイヤーとしても活躍し、洋画声優としてアクションヒーローや悪役など数多くの吹き替えを担当している人気声優です。
まとめ
劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」で大暴れするダグラス・バレットは、一時的「ロジャー海賊団」の船にも乗っていた「最強」を目指す人物です。
もはや戦闘狂ともいえるほど好戦的で、海賊を一網打尽にしバスターコールでさえ1人で立ち向かい乗り越えようとしていました。
そのバレットですが、あくまでも孤高であり少年時代の過去を引きずっている悲しいキャラクターでもありました。
「四皇」や「海軍大将」をも凌ぐほどの強さを持ち合わせていたダグラス・バレット。
もし原作「ワンピース」に登場していたらと考えると恐ろしくなりますね。
