アラバスタ王女ビビとともに王国へと上陸した麦わらの一味達。
ビビの幼なじみコーザが率いる反乱軍を止めるために、奔走するルフィ達とビビ。
そして、最悪のことに、王下七武海クロコダイルの王国乗っ取り作戦が本格始動することに!
クロコダイルに立ち向かうルフィ達ですが、他にも、アラバスタの護衛戦士として勇敢に立ち向かうツメゲリ部隊。
しかし、クロコダイルに相手にされずに、最悪の死を迎えてしまった部隊。
今回は、最悪の死を迎えてしまったツメゲリ部隊の一人、「ヒョウタ」を詳しくご紹介します。
【ワンピース】ヒョウタのプロフィール
アラバスタ編で、エリート護衛団ツメゲリ部隊の一人して登場したヒョウタ。
年齢などは明かされていませんが、4人の中では「一角を担う」とされていることから、重要な役割を持つヒョウタ。
ヒョウタ達の上司は、アラバスタ王国護衛隊副官で、ジャッカルのチャカと呼ばれている、イヌイヌの実、能力者「チャカ」です。
【ワンピース】ヒョウタの特徴
ツメゲリ部隊の一人であるヒョウタの姿は、一般のアラバスタ兵士と違い、アラバスタの守り神であるトリを模した兜を被り、マントを身につけています。
ヒョウタは、鍛え上げた大柄な体躯と筋肉、荒々しさが印象的で無精ひげが特徴と言えるキャラです。
【ワンピース】ヒョウタの性格とは?
ツメゲリ部隊のヒョウタは、アラバスタ王国を愛し、そして、護衛団のことからコブラ王を狙う敵から命をかけて守り、王に忠誠心を誓う性格を持っていると言えます。
作中では、国を乗っ取ろうとするクロコダイルに、怒りを見せていることから、国を愛し悪から国を絶対に渡さないと言う必死さが伝わってきたヒョウタです。
【ワンピース】ヒョウタの強さとは?
ツメゲリ部隊のヒョウタは、戦闘シーンが少ないことから、詳しい戦闘能力については明かされていません。
しかし、自分の身長と同等の長さの大剣を愛武器としているエリート戦士。
そして、鍛え上げた大柄な体躯と筋肉をしていることから、かなりの怪力を持つヒョウタと言えます。
悪魔の実の能力を得ていないもしくは、銃武器を使う海賊達や山賊達なら簡単に無双できるヒョウタと想像ができます。
【ワンピース】ツメゲリ部隊とは?
ツメゲリ部隊とは、漫画ワンピースのアラバスタ編で登場した、アラバスタ王国の4人で結成された「エリート護衛部隊」です。
彼らの任務は、護衛のことから、コブラ王や王女ビビをつきそって、守ることが任務。
ヒョウタの他にも、3人の護衛する者達がいるのでご紹介します。
バレル
両手斧を愛武器にし、ツメゲリ部隊メンバー特有の鼻の隈取りとは別に、目の周りと目の下にも模様があるバレル。
見た目はぽっちゃり系で、丸い樽(たる)ようなお腹が特徴。
クロコダイルに闘いを挑んだ時や、死亡する直前のシーンで焦点を当てられるなど、登場回が少ないツメゲリ部隊の中で、描かれているシーンが最多のバレルです。
ブラーム
柄の長い斧を愛武器にし、両手で持つブラーム
長い前髪で目を隠し、ミステリアスな雰囲気を醸し出しているキャラ。
作中では、「貰おうか」と名言を発言した後に、すぐに死亡してしまったため、大活躍したシーンをほとんど見せることができなかったブラームです。
アロー
細い短剣を愛武器にし、長身で細身のアロー。
名前の通り矢の様な尖った面長の顔が特徴。
作中では、「国王様…‼あなたを死守する事が我ら四人の使命」という発言をしていることから、コブラ王への忠誠心が強く、国を愛する勇敢な護衛戦士アローと言えます。
【ワンピース】ヒョウタ登場回
漫画ワンピース、アラバスタ編の第196話サブタイトル「1(ワン)」でツメゲリ部隊、ヒョウタの初登場回です。
ルフィ達が、心配したアラバスタ王宮は、クロコダイルの登場で、最悪の事態を迎えていました。
クロコダイルに体を釘で壁に打ち付けられて流血も激しく拘束されるコブラ王。
コブラ王に、王家に代々伝わる国宝の在り処を聞き出して、アラバスタを足がかりに世界を制服すると発言するクロコダイルに、我慢が出来なかったチャカ。
剣を抜き闘いを挑もうとした時に、上司のチャカより先にクロコダイルに闘いを挑んだのが、ツメゲリ部隊の4人の護衛戦士達です。
【ワンピース】ヒョウタは死亡した?
「国王様、あなたを死守するのがわれら4人の使命・・・手を出さないわけにはいきません。七武海となれば卑怯などとも言っておれぬ」
「勝手をお許しください。」「どうしてもこの男に知らしめねば・・・コノ国ノ痛ミヲ、コノ男ニ・・・コノ国ノ・・・”怒リ”ヲ!!!!!」
と発言し、チャカや国王が止めるのも聞かずに、クロコダイルに闘いを挑むツメゲリ部隊の4人達。
しかし、ヒョウタ達の肌には、アザが浮かび異変が!
ヒョウタ達は、愛する国やコブラ王を守るために、命とひきかえとして、一時の力を得る命を削る水禁断と呼ばれている、「豪水」を飲んでいました。
とても強力な水ですが、飲んだ後には、必ず死亡してしまう程の副作用を秘めている危険でヤバい水。
豪水を飲んだことに、気づき能力を使って城の上に移して、ヒョウタ達が自ら苦しんで死んでいくのを高見の見物をしながら「間抜けってのは、まさにこの事だな!!」と発言しながらあざ笑うクロコダイル。
ヒョウタ達は「アアア…チャカ様」と言いながら倒れ死亡してしまいます。
【ワンピース】死因はチャカの一言?
【海賊祭予告】
6/13 12:00より海賊祭に新登場するのは
アラバスタ王国の護衛隊副官「チャカ」‼️「我…アラバスタの守護神
ジャッカル!!!」詳細はアプリ内おしらせをチェック✨#トレクル pic.twitter.com/SDAehaunZF
— ONE PIECE トレクル【公式】 (@ONEPIECE_trecru) June 12, 2022
クロコダイルは、ヒョウタ達が豪水を飲んでいることに気づいて、戦うことをしなかったのでしょう。
それには、チャカの一言が、原因でした。
「やつら一時の力を得るために、命を削る水を…豪水を飲んでいる。もはや数分の命…助からぬ‼」とクロコダイルに説明したことで、クロコダイルに気づかれてしまいました。
チャカは、クロコダイルに説明したことに気づかず、「戦うことすらしないのか・・・!!」「外道め!」と言いチャカは理性を抑えることができずに、クロコダイルに向かうのですが、クロコダイルの鉤爪の一撃にあっけなく倒されてしまいます。
【ワンピース】アニメ・ヒョウタ役の声優は誰?
アニメ・ワンピースのツメゲリ部隊のヒョウタを演じているのは、鈴木 貴宏(すずき たかひろ)さん
千葉県出身で、青二プロダクション所属の男性声優。
ヒョウタの他にも、ビリオンズを演じています。
アニメ、ののちゃん、ちびまる子ちゃん、キン肉マン二世、陸上防衛隊まおちゃんに登場するサブキャラを演じ大活躍していたのですが、2002年に声優界を引退した鈴木さんです。
まとめ
アラバスタ王国を愛し、コブラ王に忠誠を誓い、護衛任務を務めたヒョウタ達。
最後の「アアア・・・チャカ様」の言葉は、何故?ここでクロコダイルに豪水を飲んだことや副作用のことを教えるのですか!
と無念の言葉に聞こえます。
チャカのうっかり発言がなければ、クロコダイルに傷を負わせることができた可能性があります。
チャカの言葉で、功績を残せないで無駄死にしてしまった、ツメゲリ部隊のヒョウタ達です。
