約100年前に世界を震撼させた海賊「巨兵海賊団」は誇り高き戦士「エルバフ」出身の巨人族で構成された海賊団です。
この「巨兵海賊団」では『赤鬼』ブロギーと『青鬼』ドリーの2人が頭を務め、100年前としては異例の高値とされる懸賞金一億ベリーを掛けられていました。
ですがとある理由から『赤鬼』ブロギーと『青鬼』ドリーは「エルバフの誇り」を賭け、決闘を始めてしまいました。
今回はその「巨兵海賊団」の存続に関わり、ブロギーとドリーの決闘のキッカケになった少女ユキを詳しく見ていきたいと思います。
Contents
【ワンピース】ユキのプロフィール
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ワンピース/©尾田栄一郎
ユキは12月17日生まれの少女です。
出身は「グランドライン」にあるとある島とされています。
その他、詳しい事は明かされておらず不明となっています。
【ワンピース】ユキの特徴
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ワンピース/©尾田栄一郎
「グランドライン」出身のユキはおかっぱより少し短い丸みを帯びた髪型とカバーオールが特徴です。
登場は少ないながらまだあどけない印象を持ちます。
【ワンピース】ユキの性格とは?
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ワンピース/©尾田栄一郎
まだあどけない少女ユキは好奇心旺盛な性格だと推測されます。
それは当時、世界を震撼させていた「巨兵海賊団」の巨人を相手にしても物怖じしていません。
その性格から当時は最高額の懸賞金1億ベリーを掛けられた『赤鬼』ブロギーと『青鬼』ドリーにも素直に疑問をぶつけています。
【ワンピース】ユキ登場回
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ワンピース/©尾田栄一郎
巨人族を相手にも物怖じしない性格を持つユキは「ワンピース」原作第129話「まっすぐ」で初登場しました。
この時、この世界ではもう誰も太刀打ち出来ないとも言われた「巨兵海賊団」ドリーとブロギーを止めたのはこの少女ユキでした。
【ワンピース】ユキの一言とは?
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ワンピース/©尾田栄一郎
「巨兵海賊団」ドリーとブロギーの快進撃を止めたユキ。
ユキの生まれたとある島に「巨兵海賊団」が滞在していた時、その日の狩りの話で盛り上がっていました。
それは大型の海王類をドリーとブロギーがそれぞれ一体づつ仕留めたと言う話です。
この出来事に「巨兵海賊団」の船員達は興奮冷めやらぬ様子で、我ら巨人族の中でもあんな大物を仕留めれるのはお頭達しかいねぇと話します。
ドリーとブロギーもそれを認め、「あんな大物は生涯で1番だ」と誇ります。
そして、そのドリーやブロギーの話を羨ましそうに眺めていたユキはある疑問から一言発しました。
それは「どっちが大きかったの?」という一言です。
【ワンピース】ドリーとブロギーはなぜ決闘を始めた?
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ワンピース/©尾田栄一郎
このユキの「どっちが大きかったの?」と聞かれたドリーとブロギーは「どっちが?」と聞き返します。
そして、2人はそのまま捕らえた海王類の元へ行き大きさを比べます。
ドリーは「見よ、ブロギーよ、おれの方が少々でかいようだな」といいますが、ブロギーも「アホぬかせ、俺のが3センチばかりでかいわ」と返します。
これを聞いたドリーは「何を」と言い、ブロギーも「何だ」と応戦します。
そして、「お頭達、やめてくれ〜」と言う「巨兵海賊団」の部下達の言葉も耳に入らず、決闘が始まります。
そして、その戦いは100年続く事になります。
【ワンピース】決闘の終結とは?
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ワンピース/©尾田栄一郎
ユキの一言でドリーとブロギーは部下の制止も届かず決闘を始めてしまいます。
その舞台となったのは後に巨人島と言われるようになる「リトルガーデン」です。
この「リトルガーデン」には真ん中山と言われる火山があり、その噴火が決闘の始まりの合図とされています。
ルフィ達が「リトルガーデン」に上陸した時もまだ、この決闘は続いていました。
ですが、この2人の決闘を邪魔した「バロックワークス」Mr.3の策略により「エルバフの誇り」が汚されてしまいました。
この事に激怒したルフィはMr.3を倒します。
そして、互いに命のあったドリーとブロギーは「リトルガーデン」から出港する「麦わらの一味」の為に自身の武器を犠牲にし、出港を手伝いました。
約100年続く戦いで原型を保っているのが奇跡と言われた武器は無惨にも崩れ去ります。
ルフィ達を見送る2人で武器もなくなり決闘も終わりかと思いましたが、真ん中山が噴火した事で再度、決闘を再開しました。
余談ですが激しい戦いをするドリーとブロギーでしたが、ユキの一言から始まった決闘の「理由などとうに忘れた」と嬉々として話していました。
まとめ
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ワンピース/©尾田栄一郎
世界を震撼させ、四皇ビッグマムも欲しがる巨人族で最も有名な戦士が『赤鬼』ブロギーと『青鬼』ドリーです。
この2人は100年前には超高額の懸賞金1億ベリーがかかっている海賊でした。
最早、止める事の出来ないと思われていたこの2人を止めたのは「グランドライン」のある島に住む少女ユキでした。
このユキはドリーとブロギー、それぞれが捕らえた海王類に「どっちが大きかったの?」と素直に聞きます。
そして、このユキの質問から2人は大きさを巡って決闘を始めてしまいます。
この2人が決闘を始めた事で、「巨兵海賊団」は活動がままならくなく、消滅してしまいました。
ウソップが憧れる事になる「勇敢なる海の戦士」である2人は現在も決闘を続けています。
ユキの一言で始まった決闘の理由も忘れてしまったと言う2人。
その発端となったユキはその後、どうしたのかも知りたいですね。
