世界に情報が流れない侍が住む鎖国国家「ワノ国」で長きに渡り支配を続ける将軍オロチ。
元大名で国を追われた「黒炭家」の怨念を晴らすべく「四皇」カイドウをバックに復讐の為に好き放題していました。
そして、その「四皇カイドウ」と将軍オロチを討つために「ワノ国」に向かったのが、「忍者海賊ミンク侍同盟」でした。
今回は「ワンピース」でも重要なストーリーといえる「ワノ国」編を詳しく見ていきたいと思います。
目次
【ワンピース】ワノ国編に至るまでの経緯
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「麦わらの一味」が鎖国国家「ワノ国」出身の侍・錦えもんと出会ったのが、「パンクハザード」でした。
当初、錦えもんはモモの助を息子と偽っていました。
その後、仲間である雷ぞうを探しに訪れた「ゾウ」で「ワノ国」大名・光月おでんの子だと明かされます。
この時、「ゾウ」は「百獣海賊団」大看板ジャックが強襲しており壊滅状態で、救ったのがチョッパーをはじめとする「麦わらの一味」でした。
また、そのゾウ「モコモ公国」の2人の王ネコマムシとイヌアラシもおでんの家臣だったのです。
実は鎖国国家から出てきた錦えもん達は過去から来ており、20年前に討たれた光月おでんの意思を継ぐ為に「四皇」カイドウ、将軍オロチを討つための助っ人を探していたのです。
そして、ドフラミンゴを討伐し「四皇」カイドウを標的に同盟を組んでいたロー率いる「ハートの海賊団」との利害も一致し、「忍者海賊ミンク侍同盟」を組んだルフィ達は「ワノ国」を目指す事になります。
【ワンピース】ワノ国編のあらすじ
「ワノ国」に潜入した「忍者海賊ミンク侍同盟」達はそれぞれに分かれて、来たる火祭り当日の「鬼ヶ島」討ち入りを果たす為の任務を遂行します。
その中で騒ぎを起こしたのが、やはりルフィとゾロでした。
その騒ぎの中で、お玉や菊の丞などと出会う事もありましたが、いきなり登場したのが「四皇」カイドウです。
そして、「四皇」カイドウに負けてしまったルフィは兎丼の囚人採掘場に入れられてしまいます。
ですが、そこで出会った老人ヒョウ五郎に「流桜」を教えてもらい、ルフィは飛躍的な強さを手に入れました。
更に囚人採掘場にいた侍達の心を掴んだ事で、大きな戦力となります。
また、錦えもんや元大名である康イエの死をかけた作戦がみをむすび、迎えた火祭り当日を迎える事になります。
そして、「鬼ヶ島」討ち入りを果たす為に集まったのは「麦わらの一味」「ハートの海賊団」、「赤鞘9人男」「キッド海賊団」、そして「ワノ国」の侍達や各郷のヤクザ達と錚々たる面子が揃います。
【ワンピース】麦わら一味の目的とは?
「ワノ国」を支配する「四皇」カイドウ、将軍オロチを討つ為に「鬼ヶ島」に乗り込んだ「忍者海賊ミンク侍同盟」。
もちろん目的はモモの助や錦えもん達と協力し、「四皇」カイドウと将軍オロチを討ち取る事です。
また、「海賊王」を目指す上で「ワノ国」は避けて通れない道であり、ルフィ個人にとっては「腹一杯食える国」にしてやるとお玉と約束しているからです。
【ワンピース】ワノ国編の主要キャラ
「ワノ国」編で多くのキャラクターが活躍しますが、その主要キャラクターは
- 「忍者海賊ミンク侍同盟」
- モンキー・D・ルフィ (麦わらの一味)
- ロロアノ・ゾロ (麦わらの一味)
- ヴィンスモーク・サンジ (麦わらの一味)
- ナミ、ウソップ、チョッパー、ロビン、ブルック、ジンベイ (麦わらの一味)
- 光月モモの助 光月日和 (光月家)
- 錦えもん、カン十郎、雷ぞう、傳ジロー、菊の丞、イヌアラシ、ネコマムシ、河松、アシュラ童子 (赤鞘9人男)
- トラガルファー・ロー率いるハートの海賊団
- キッド、キラー率いるキッド海賊団
- ヒョウ五郎や各郷のヤクザの親分
- お玉、おトコ、おつる 康イエ(ワノ国)
- 不死鳥マルコ、イゾウ (元白ひげ海賊団)
- 光月おでんを名乗るヤマト(カイドウの息子)
- 「四皇」カイドウ ビッグマム
- 大看板キング、クイーン、ジャック
- 真打ち飛び六砲
- 「ワノ国」将軍 黒炭オロチ
- オロチ御庭番衆
- 「ビッグマム海賊団」
など多くのキャラクターが登場します。
また、五老星、CP0など重要な人物が関わっているのも特徴です。
【ワンピース】ワノ国編の見どころ
「ワノ国」編では数多くの出来事が起きており様々な見どころがあります。
まず、編笠村のお玉とルフィの出会いです。
お玉は以前エースとも関係があり、その後の「ワノ国」編で重要なキャラクターになります。
他にも「ワノ国」将軍オロチとCP0の密談や「四皇」カイドウとビッグマムの海賊同盟なども見物です。
また、康イエの処刑や「SMILE」の名前の由来など満載になっています。
その中でもやはり1番の見どころは「鬼ヶ島」討ち入りとモモの助やルフィなどの成長です。
更にカイドウの息子ヤマトの登場もあり、どの場面も見落とす事の出来ないストーリーになっています。
【ワンピース】ワノ国編の伏線
見どころ満載の「ワノ国」編では多くの伏線が回収されました。
まずは「赤鞘9人男」傳ジローがオロチに仕えていたヤクザの親分・狂四郎だった事です。
日和=小紫を斬って捨てたのも傳ジロー=狂四郎がオロチから守っていたと言うことです。
また、「ワノ国」編ではポーネグリフは誰が作ったのかも判明しました。
それはモモの助の父である光月おでんでした。
更にゾロの使う刀「和同一文字」がなぜ「東の海」にあったのかや、生死不明だったジンベイの登場というサプライズもありました。
そして、最大の伏線であった太陽の神「ニカ」だった事やジョイボーイとの関係も少しずつですが回収されています。
また、「ワノ国」では新たに伏線も敷かれている様子で、この先の回収が楽しみで仕方ないといえます。
【ワンピース】ルフィVSカイドウ
「ワノ国」最終決戦となったルフィとカイドウですが、CP0の横やりもありルフィは敗れてしまいます。
その後、カイドウは勝者の特権と言いモモの助を差し出せ、そして「ワノ国」を自身が恐怖で支配すると触れてまわります。
ですが、この時ルフィの体には異変が起こり「解放のリズム」が響き渡っていたのです。
そして、近くにいた象主が「ジョイボーイ」が帰ってきたというように「ゴムゴムの実」が覚醒し本来の呼び名「ヒトヒトの実」幻獣種・モデル”ニカ”となります。
その後は五老星の言う「ゴムそのものの性質を持ち、さらに覚醒によってニカの力が目覚めると、その身体にさらなる腕力と自由を与える」の通りにルフィは自由に戦いカイドウを圧倒していきます。
そして、ルフィは巨大な手と化した「ゴムゴムの猿神バジュラング銃ガン」をカイドウに撃ち込み、マグマだまりまで減り込ませます。
【ワンピース】ワノ国編の結末
「四皇」カイドウ、ビッグマム、そして将軍オロチを討ち、勝利を手にした「忍者海賊ミンク侍同盟」。
新たに「ワノ国」将軍となる光月おでんが統治する事を皆に宣言しました。
そして、おでんの「開国」こそ果たせていないながら勝利の宴を行います。
この時、「海軍本部」大将・緑牛が来襲しますが「ワノ国」を守ると意気込むモモの助と「赤鞘9人男」により、撤退させました。
その後、ルフィ率いる「麦わらの一味」は「ワノ国」を出港する事になります。
「寂しい」というモモの助に「麦わら大船団」の海賊旗をかかげろと言い、「オレの仲間に手を出すって事は、俺たちに喧嘩を売るって事だ」と伝えました。
「仲間」と聞き涙を流すモモの助は「おでんを超える」と宣言し、何かを託されたヤマトは「ワノ国」に留まり、「麦わらの一味」を見送ります。
【ワンピース】最終章の見どころ
\このあと9:30〜 放送!/
TVアニメ『ONE PIECE』
シャンクスの特別総集編‼️『伝説の記録!赤髪のシャンクス!』
お見逃しなく👀#OP_FILMRED#ONEPIECE pic.twitter.com/3TMoHuwtWV
— 『ONE PIECE FILM RED』【公式】 (@OP_FILMRED) August 27, 2022
「ワノ国」編が終幕した「ワンピース」は遂に最終章に入りました。
そして、その1番の見どころはやはり、ここにきてラスボス説の出てきた「赤髪のシャンクス」である事は間違いないと思われます。
イム様や五老星を含む「世界政府」や天竜人との関係性、黒ひげやここにきて「ワンピース」を目指すといった言動など、目の離せない感じになってきました。
また、新たに四皇となったバギーや予告されている「麦わら大船団」の大事件など見どころ目白押しと言えます。
まとめ
光月おでんの意思を継ぎ「ワノ国」開国と将軍オロチを討つ事を目指したモモの助や錦えもん。
おでんのいう20年後に現れる「助っ人」を探し20年前の「ワノ国」からやってきていたのです。
そして、その「助っ人」として確信したのがルフィや「麦わらの一味」でした。
その後、錦えもんの確信通りに「鬼ヶ島」討ち入りを果たす事を果たし、「四皇」カイドウと将軍オロチを討ち取る事ができました。
こうして「光月家」が統治する事になった「ワノ国」の戦いはルフィ達の勝利で幕を閉じました。
遂に「最終章」に突入する「ワンピース」。
この先、どんな展開が待っているのか楽しみですね。