「ワンピース」では、ルフィ達「麦わらの一味」が活躍する本編だけでなく、多くの伏線を散りばめた「扉絵」連載も大人気です。
今回はこれまでの「扉絵」での伏線と回収、そして未回収の伏線を詳しく見ていきたいと思います。
目次
【ワンピース】エースの死
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「白ひげ海賊団」火拳のエースと「黒ひげ海賊団」黒ひげとの戦いが描かれた回ですが、「扉絵」で描かれていたのが「エネルのスペース大作戦Vol.10」です。
この黒ひげとの戦いに敗れたエースは、その後、「海軍本部」大将・赤犬ことサカズキに体を貫かれて死亡してしまいます。
そして、この「エネルのスペース大作戦Vol.10」で描かれていたのが、スペーシー中尉が宇宙海賊に刺されているシーンでした。
全く同じ構図でスペーシー中尉は貫かれており、エースの死を描いていた伏線ではと考察されています。
また、余談ですがスペーシー中尉は体を貫かれてなお生存が確認されており、エースも「もしかしたら生きているのでは」という淡い期待も抱かせています。
【ワンピース】サボ生存
ルフィにとってエースはかけがえのない義理の兄ですが、もう1人の義理の兄として慕っていたのがサボでした。
少年時代にルフィとエースとサボは「義兄弟」の盃を交わし「三兄弟」として「深い絆」で結ばれていました。
ですが、サボは一足早く海賊として出港した際に「天竜人」に殺されてしまいます。
この後、「頂上戦争」によりエースも死亡してしまいますが、「ワンピース」668話の白ひげとエースのお墓が描かれた「扉絵」でサボ生存の伏線が貼られています。
それがエースの墓の前にある「酒瓶」と「3つの盃」が置いてある事です。
そして、この後、ルフィは死んだと思っていたサボと再会する事になります。
【ワンピース】エースの意志を受け継ぐサボ
生存していたサボですが、エースの意思を継ぐような「扉絵」も描かれています。
それが、エースが投げたリンゴを革命軍・サボがキャッチしてる場面です。
リンゴは「悪魔の実」と思われ、エースからサボに「メラメラの実」を継承したことを示唆していると推測されています。
【ワンピース】ロビンと革命軍の再会
「ワンピース」421話の「扉絵」は「麦わらの一味」ロビンがコアラとビリヤードを楽しんでいる様子が描かれています。
この時、ビリヤード玉で確認できるのは「3」「5」「8」です。
そして、この数字が革命軍の「3サボ」「5コアラ」「8ハック」の3人を表しており、774話で再会し伏線が回収された事になります。
【ワンピース】サンジの正体
「ワンピース」原作124話で描かれた「扉絵」では、サンジが「The secret」「1830」「ドクロマーク」のステッカーが貼ったカバンを持っているのが描かれています。
これには「The secret」=「サンジの秘密」と1830年フランス「7月革命」=「貴族」ルイ・フィリップで「サンジ=貴族」ではないかと思われていました。
また、バス停の鶴=渡り鳥=生まれ故郷という図式の伏線となり、それが後に「ヴィンスモークの息子」で政略結婚とこのサンジの「扉絵」の伏線が回収された事になります。
【ワンピース】おでんの存在
「ワノ国」光月おでんですが、「ワンピース」581話の「扉絵」で登場の伏線が描かれています。
それがシャンクスとバギーがおでんを食べながら語り合っている姿です。
この2人は「ロジャー海賊団」の見習いであり、後におでんも一緒に乗船している事が明かされます。
大将のゴリラも涙を浮かべ笑っている事から、シャンクスとバギーの2人はおでんの「生き様」を話していたと思われます。
【ワンピース】光月家の家紋と龍
「ワンピース」310話の「扉絵」では、着物や鎧を着たルフィ、ウソップ、ロビン、バックには桃色の龍が大きく描かれています。
更にルフィが着ている着物には、「光月家」の家紋が描かれていました。
まさしく「ワノ国」やモモの助の伏線であり、「ワノ国」編に突入した959話ではルフィがこの「扉絵」と同じ鎧を着て登場しています。
【ワンピース】月光と墓標
「ワンピース」第107話「月光と墓標」での「扉絵」はナミが鏡に映った自分を見ている姿でした。
そして、それは反対から文字を読めということを意味しているのか、「月光」を反対から読むと「光月」となります。
この事からもう既に作者・尾田栄一郎には「ワノ国」光月家の構想があった事を表しています。
【ワンピース】ゾロとワノ国の関係
ニュース|フィギュアP.O.Pシリーズにワノ国編のゾロが勇ましいポージングで登場! #onepiece https://t.co/PP6kW5OLS2 pic.twitter.com/xX9Xq9zgGb
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ゾロが「スリラーバーグ」で手にしたリョーマの刀「秋水」ですが、「ワノ国」に返還するのではと思われるのが「ワンピース」265話の「扉絵」です。
この「扉絵」は腹巻きをしたリスがカッパを着たゾロに葉っぱを渡している様子です。
このゾロが着ているカッパのマークが「ワノ国」侍の着ている服のマークと同じで、「カッパ=河松」ではないかという事です。
また、リスが大切である葉っぱを渡しているのはゾロが「秋水」を返還するのを示唆していると推測されています。
また、937話の「扉絵」でゾロが持っている地図には「閻魔」と書かれており、後の名刀「閻魔」を手に入れる伏線となっています。
【ワンピース】未回収の扉絵伏線とは?
今まで多くの伏線を張り回収している「扉絵」ですが、まだ未回収の伏線があります。
「ボン・クレー生存、再登場」
「エネルのスペース大作戦」
「クロッカスと一緒に飲む人物」
「結婚式に出席するシャンクス」
「マキノの子ども」
「ロメオの「赤髪海賊団」の海賊旗、燃やす事件」などなどです。
ボンちゃん以外は、全く予想がつかず特に「マキノの子ども」や「エネルのスペース大作戦」は数多くの考察が上がっており、明かされるのが期待されています。
まとめ
「ワンピース」では本編だけでなく、「扉絵」でも伏線がかなり張られています。
それは本編にも負けないくらいの重要な伏線もあり、ファンの間で盛り上がっているほどです。
中にはナミの鏡を見ている伏線のように面白い示唆もあり、「扉絵」だけでも十分楽しめるのも魅力となっています。
遂に「最終章」に突入しましたが、まだ未回収の「扉絵」の伏線もある事から一体いつ明かされるのか話題にもなっています。
今後、明かされるであろう未回収の伏線がどんな重要な意味を持っているのか、楽しみにしたいですね。
