後に「最悪の世代」と呼ばれる11人の超新星が集った時点での懸賞金額がルフィを上回り最も高かったユースタス“キャプテン”キッド。
彼は二年後の世界で大きな傷を負い、なんと左手まで失ってしまいました。
ユースタス・キッドとは何者なのか。そして二年後の世界で何があったのか。
それを紐解いていきたいと思います。
Contents
【ワンピース】キッドの出身地
キッドの出身地はサウスブルーです。
登場時の年齢は21歳、身長は205cm。
好きな食べ物はロールキャベツで嫌いな食べ物はカレーうどんです。
音楽鑑賞や武器うを集めることが好きといった一面も持ちます。
海賊王になることを目標としており、シャボンディ諸島までの間にその夢を笑った者はキッドに皆殺しにされてきたといいます。
【ワンピース】キッドの性格
上記のように非常に凶暴でキレやすい性格をしており、敵に対して一切の手加減をすることはなく、たとえ相手が降伏しても完膚なきまでに叩きのめします。
仲間を除く周囲にも気を遣うことなく暴れ回るために、一般庶民にも莫大な被害を与えるなど、危険度の高さはルフィを上回るほどでした。
【ワンピース】悪魔の実の能力
何らかの悪魔の実の能力者で、恐らくはパラミシア系の磁力を操る能力を持っています。
身体に周囲の大量の金属を接着させ、身体の数倍もの大きさの腕で相手を圧倒する能力です。
また、飛んできた砲弾に磁力を与えて、相手に向かって弾き返すことも可能です。
【ワンピース】億越えの部下キラーとの関係
超新星のひとりでありキッド海賊団の戦闘員である仮面の男、キラーとは、上司と部下の関係にありますが、ルフィとゾロのようにタメ口で会話をしたり、冷静さを失ったキッドをキラーがなだめるなど関係は対等のようです。
また、SBSのコーナーでは二人が子供の頃に同じ女の子を好きであったという記述もあり、二人の関係は幼少期からの物なのかもしれません。
【ワンピース】懸賞金の推移
初登場時にはルフィの3億ベリーを上回る、3億1500万ベリーの懸賞金が掛けられていました。
これに関しては戦闘能力がルフィより上という意味ではなくて、シルバーズ・レイリーの嫁、「シャッキー」曰く、一般庶民などに多大な被害を与えたためという理由からです。
二年後には新世界の強豪海賊として知られるようになり、懸賞金額も4億7000ベリーへと上がっています。
他にもシャーロット・リンリンの船を沈没させるなど四皇相手にも臆することなく海賊活動を行っており、今後の活動次第ではますます懸賞金額が上がっていく可能性も考えられます。
【ワンピース】シャボンディの人間屋で共闘
シャボンディ諸島での人間オークションの際、出口を包囲していた海軍の兵隊に対し、ルフィとトラファルガー・ローとユースタス・キッドは一時的に共闘します。
ルフィはギア3で、トラファルガー・ローはシャンブルズで、そしてユースタス・キッドは磁力を使って集めた金属による巨大な腕と、自らを狙った砲弾を弾き返す「リペル」を駆使して包囲網を突破しました。
【ワンピース】2年後満身創痍で左手は義手
キッド海賊団はバジル・ホーキンス、スクラッチメン・アプーらと海賊同盟を結び、赤髪海賊団の襲撃を企てていました。
しかし、そこに落ちてきたのは「空島」から飛び降り自殺を図ったカイドウで、その時にカイドウと何らかのやり取りがあったと思われます。
傘下に付いたバジル・ホーキンス、今のところ消息の掴めないながらも傘下についたと思われるスクラッチメン・アプーとは異なり戦闘を挑んだであろうユースタス・キッドは、ボロボロの姿でワノ国の監獄に入れられてしまいました。
その後同じくして逮捕されたルフィと強制労働の際に交わした会話の中で、失った左手は赤髪のシャンクスと関係しているという旨の発言をしています。
キッド海賊団がライバルたちと海賊同盟を結ぼうとした経緯は、一度赤髪海賊団に敗れたからというのが有力な見方でしょうか。
【ワンピース】アプーやホーキンスと同盟
新世界でキッド海賊団、ホーキンス海賊団、オンエア海賊団は海賊同盟を結びます。
上記に記したように、その狙いは赤髪のシャンクス。
しかしそこに現れたカイドウにより、現在は同盟は崩れたものと思われます。
【ワンピース】空から落ちてきたカイドウに惨敗
空から落ちてきたカイドウに、真っ先に歯向かったのはユースタス・キッドだと予測されます。
バジル・ホーキンスやスクラッチメン・アプーが無傷でいたのは、そのカイドウの圧倒的な戦闘能力に屈し、傘下に入ることを選んだからでしょう。
しかし結果は惨敗に終わります。
前述したとおり、ユースタス・キッドはワノ国の獄中に入れられてしまい、現在も反撃の意思はあるものの、カイドウの下で支配されている状況にあります。
【ワンピース】覇王色の覇気の持ち主?
カイドウ曰く、ルフィが覇王色の覇気の持ち主だと気づいたときに、「覇王色は二人もいらねぇ」と発言していました。
このもう一人の覇王色の覇気の持ち主とは、ユースタス・キッドのことでしょう。
その他の「武装色の覇気」、「見聞色の覇気」を扱えるかは今のところ不明ではありますが、覇王色の覇気の持ち主は他の覇気も相当に鍛えられているケースが多いため、恐らくユースタス・キッドも全ての覇気を扱えると予測できます。
【ワンピース】ワノ国でルフィと一緒に労役中
現在はワノ国の牢獄でルフィと共に労役中であるユースタス・キッドですが、ルフィと同じくカイドウへの反撃を誓っております。
海楼石の手錠を付けられて能力が落ちているにもかかわらず、ルフィとユースタス・キッドは他の罪人も驚くほどのペースで仕事を進めています。
このことからも、ユースタス・キッドはルフィにも負けずとも劣らない体力の持ち主であることが伺えます。
なお、牢獄でルフィからは「ギザ男」と呼ばれている模様です。
【ワンピース】カイドウとの戦いで味方になる?
今後カイドウとの戦いで、麦わらの一味とハートの海賊団の同盟の味方をすることは考えられるでしょうか。
ユースタス・キッドの性格上協力する意思はないにしても、シャボンディ諸島でルフィやトラファルガー・ローと好まざるを得ず一時的に共闘したように、打倒カイドウという目的は同じなため、カイドウを倒すための重要なピースの一つになることは十分に可能性のあることだと思います。
まとめ
四皇相手にも臆することのない、海賊王を目指すキッド。
その実力はまだ計り知れない物があります。
カイドウとの戦いで共闘した後、同じく海賊王を目指すルフィと戦闘することになる可能性も大いに考えられます。
行方不明のキラーをはじめ、巨大な戦力であることが予測されるキッド海賊団。
彼らとルフィたちの戦いにも注目していきたいところですね。
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