ヴィラン連合奇襲編が終わると、雄英高校体育祭が開催されました。
緑谷出久(デク)に、「お前には勝つぞ!」と宣言する轟焦凍。
理由はデクにライバル心がある事と、エンデヴァー(父)が試合をみている中で父から受け継いだ個性を使わなくても優勝する事でした。
試合では両者はガチ勝負となり轟は母から受け継いだ個性だけで勝利しようとします。
轟が全力を出していない事に「全力でかかってこい!」と挑発するデク!
焦凍は試合中に過去の事を振り返りデクに「俺だってヒーロー」にと言います。
これまで父の個性を否定して使ってこなかったのですが、父の事を忘れていたので炎の個性は発動。
両者は本気でぶつかり、場外に吹き飛ばされたデクは敗者となり勝利したのが焦凍でした。
試合が終わり、廊下で父と会う焦凍。
炎の個性をコントロールするにはまだ甘い所があるが、素直に炎の個性を使い完璧な上位互換となった事に喜ぶエンデヴァー。
これまで父を否定してきた焦凍でしたが、少し考えると言って去ります。
父が過去にしてきた事を恨んでいるのは、焦凍だけではなく次男の夏雄も父を許していません。
しかし、姉の冬美だけは父の事を理解して恨んではいませんでした。
何故なのでしょうか?
母親の代わりとなって父や夏雄や焦凍を心配して心掛けている優しい姉、冬美についてご紹介します。
【ヒロアカ】冬美のプロフィール
轟冬美のプロフィールをご紹介します。
- 本名 轟冬美(とどろきふゆみ)
- 性別 女性
- ヒーロー名 なし
- 誕生日 12月6日
- 年齢 22歳
- 身長 160㎝
- 職業 小学校教諭
- 出身地 静岡県
- 好きなテレビ番組 ドラマ
冬美の髪の毛は、白髪で少し赤毛が混ざっていてメガネをかけている所が特徴。
家では、母の代わりとなって家事をこなして弟たちの事を気にかけている優しい姉です。
弟たちだけではなくヒーローとして、大活躍している父(エンデヴァー)や入院している母(冷)を気にかけている娘でもあります。
アニメ版の冬美の声を担当している声優は、耳郎響香の声を演じている真堂圭さんが担当しています。
ロック好きの響香と焦凍の優しい姉である冬美の声を、二役演じている真堂さんは凄い技術力のある声優さんですね!
【ヒロアカ】冬美は轟家の家族関係を保つかすがいの役割
入院している母に着替えやお見舞いに行っている冬美。
そして、焦凍がデクたちを家に来た時は料理をふるまっていました。
デクたちに「焦凍の友達になってくれてありがとう」と言います。
焦凍はとても大人しい性格で自分から話しかけるような事はしないので、高校に入学するまで友達がいなかったのではないでしょうか。
初めて弟が友達を家に連れてきた時は、とても嬉しそうでした。
大型脳無と戦い勝利したエンデヴァーでしたが、重症を負ってしまいます。
父が脳無に重症を負わされた時の、映像をみていてとても心配そうな顔をしていた冬美。
手術とリカバリーガールの個性能力のおかげで一命をとりとめる事ができて助かりました。
無事に退院して轟邸に帰って来たエンデヴァー。
父を優しく出迎えたのは冬美だけで夏雄と焦凍は何故帰ってきたと言いそうな顔をしていました。
父を労うために、二人を家に呼んだのですが冷たい顔をする弟たちに父の事を嫌いだからと言って顔にだしすぎだよ!と言う冬美。
父の顔を見たくない夏雄はその場を、はなれようとする息子に父は言いたい事があるなら言えと言います。
これまで父をしてきた事を黙っていましたが、これまで我慢してきた事が爆発して父に怒りの言葉をぶつける夏雄。
幼い夏雄たちをほったらかしてオールマイトを超えるヒーローに育てるために、焦凍を虐待にちかい教育してきた事、母(冷)を精神がおかしくなるまで追い詰めてしまった事が許せなかった夏雄。
一番に許せないのは父のせいで燈矢(兄)が死んでしまった事です。
兄は父が修行に使っていた山で火事に巻き込まれて亡くなっています。
この事があって夏雄は焦凍よりも父への憎しみでいっぱいでした。
過去の事を償うために心変わりしてよりもどそうとするのは遅すぎると言いたい夏雄。
父は夏雄に追い打ちをかけるかのように、これから向き合い償うつもりだ。と言います。
その言葉に、完全に父の事を嫌いとなり「あっそ!」と残しさります。
焦凍はヒーローとしてのエンデヴァーは認めていますが、過去に母(冷)にしてきた事を許していないと話します。
これから、ヒーローとしてではなく父としてどう変わるのか?を見てみたいと言います。
焦凍の言葉を聞いた父は、「今更でも償い返す他の道はない」と誓い「夏雄にかける言葉を間違えた」と話す父。
そして冬美は、焦凍が雄英高校に入学して母(冷)に会うようになり手紙を送るようになり変わった事が心から嬉しがっていました。
父は母(冷)と面会はしていませんが、何度かは病院に出向いています。
母からその事を聞かされた冬美は、うちだって家族になれんるんだ!と焦凍に話していました。
【ヒロアカ】冬美の個性は母親に似ている??
母(冷)は氷を操る個性を過去に一度だけ使っています。
幼い焦凍に火傷を負わせてしまい傷の熱を冷やすために使用しました。
姉の冬美の個性は、今の段階では不明になっていますが髪の毛が母と同じ白髪なので氷の個性を持っていると予想。
完全に白髪ではなく毛先が赤毛になっているので父の個性ヘルフレイムも受けずいているのではないでしょうか。
父や焦凍のように大きな炎を出す事はできないと予想しますが、ロウソクに火をつけるような小さな火なら出せると考えます。
【ヒロアカ】冬美はそうそうにエンデヴァーから捨てられた
エンデヴァーは、オールマイトをライバルとして彼を超えるために努力していたのですがマイトと言う壁が高く超える事ができませんでした。
オールマイトを超えるヒーローを誕生させるために、妻である冷と結婚します。
恋愛結婚ではなく、轟家の名誉と金の力で仕組まれた結婚なので冷が持つ個性を子供たちに受けづかせるため道具として使っていたエンデヴァーでした。
そして、エンデヴァーが求める個性は以下の通りです。
『氷の個性』によって『炎の個性』による体温の上昇を調節し、長時間強力な炎による戦闘を行える事。
強い『氷の個性』と強い『炎の個性』を併せ持ち、『氷の個性』と『炎の個性』の利点をそのまま同時に発揮することのでき、それぞれの欠点である体温の低下と上昇を互いに打ち消し合いながら戦闘をできる事。
この条件に近い個性を持っていたのが長男の燈矢でした。
エンデヴァーは望通りの子供ができたので期待していたのですが、燈矢が成長するにつれて母(冷)の暑がりの体質が出てしまい上手く個性を発揮する事が出来なくなった事から父から失敗作とされ見放されてしまいます。
夏雄と冬美は、母(冷)の氷を操る個性が強く出て父の個性ヘルフレイムを十分に調整する事ができないので燈矢と同じように失敗作と父に言われてしまいました。
【ヒロアカ】冬美は焦凍に何も出来なかった過去から教師を目指す
父と母の両方の個性を受けづいて生まれた焦凍。
父は焦凍を、ナンバー1ヒーローへと育てるために虐待に近い教育をしていきます。
焦凍は、外で遊ぶ姉たちを見てうらやましそうにしていました。
それを見た父は、姉たちとは違う世界に住んでいるから関わりを持ってはいけないと言い聞かせます。
この事で冬美は、姉として弟に何もできなかった事が心残りだったのでせめて学力を教えたいと考えていたので教師を目指して今では小学校の教諭を務めています。
【ヒロアカ】冬美はエンデヴァーに恨みはほとんど持っていない
脳無にやられるエンデヴァーの映像を見た冬美たち。
夏雄は敵わない事を、理解して諦めて逃げろと言いますが冬美は父が諦め悪い事を分かっていました。
冬美は理解できても納得できない事があるでしょ?と夏雄にいいます。
偉大な父である事が、冬美には分かっていて幼い時にほったらかしではなくオールマイトを超えるヒーローを育てるために一生懸命だった事も知っていたので父への憎しみはなかったのではないでしょうか。
【ヒロアカ】冬美は個性を使う日は来ない??
冬美は個性を使う時がくるのでしょうか?
これは予想なのですが、個性を使う所は描かれないと考えます。
母(冷)は焦凍に火傷を負わせてしまったので助けるために個性を使っています。
冬美は職業がプロではなく教諭なので個性を使う事はないと断言します。
まとめ
冬美がいなければ、轟家は最悪な事になっていたのではないでしょうか。
焦凍が無事に雄英高校に進学できたのは冬美が、教諭となって学力を教えたおかげと考えます。
家族たちが少しずつ変わっていくのも冬美の影響があったからなのではないでしょうか。
ヒロアカが最終回を迎えるころには、轟家が笑顔でむかえている所を描かれて事を願います。

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