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蛙吹梅雨(つゆちゃん)は主人公である緑谷出久(デク)のクラスメイトです。
大きな真ん丸おめめにひの字口が愛らしい、いかにもカエルっぽい面立ち。
髪はツヤツヤロングの黒髪で、腰の辺りの蝶結びがポイントになっています。
かえるっぽいルックスと表情のうらに隠された、彼女の魅力に迫っていきます。
【ヒロアカ】蛙吹梅雨のプロフィール
蛙吹梅雨(つゆちゃん)は雄英高校一年A組。
2月12日生れの150㎝。
好きなものは雨とゼリーです。
ヒーローネームは「FROPPY(フロッピー)」
コスチュームは緑を基調とした水中戦想定のボディスーツに、大き目のグローブ、ゴーグルを着用したシルエットは、まさにカエルそのものです。
【ヒロアカ】蛙吹梅雨の個性は?
彼女の個性は「蛙」。
その名の通り、蛙ができることは大体できる個性です。
いかにも蛙っぽい、水中の自由自在な活動、伸びる舌を自在に使って絡め取る、手足に吸着能力があって垂直な壁に張り付けるなどなど。
そのほかにも、二人位なら抱えた状態で大跳躍できるほどの脚力や、物体を収納できる胃袋、弱い毒性の粘液を出せたり、保護色で周囲に溶け込むこともできます。
USJ襲撃編では彼女自身も「水難なら私の独壇場よ」と言うほどに、多彩な能力なのです。
【ヒロアカ】蛙吹梅雨の性格は?
蛙吹梅雨(つゆちゃん)は、一見ぼうっとしているようですが、洞察力が高くてツッコミも上手い女の子です。
その上、正義感や自己犠牲の精神が強い性格で、自分の死の危機に瀕しながらも人を助ける彼女のマインドは、もう一人前のヒーローとし必要なものが備わっているといっても過言ではないでしょう。
どんなときでも平静を保ち、瞬時に状況を把握できる彼女は、プロヒーローからも一目置かれる存在。
保健室の先生であるリカバリーガールには「課題のない優等生」「人々の精神的支柱になる存在」と言わせるほどです。
そんな彼女にも、繊細な部分があります。
それはデクたちが爆豪奪還に向かった時です。
クラスメイトを思うが故に、心を鬼にして忠告したのに、それを振り切って行動するみんなに、どう接していいかわからず涙してしまいました。
彼女も友人関係で悩む普通の女子高生だと思えるシーンです。
つゆちゃんは1年A組の中で、ある意味一番人間味のあるキャラクターなのではないでしょうか。
【ヒロアカ】友人には「ちゃん」呼びが基本?
元々感情が顔に出にくいのと、中学時代まではお家の事情もあり、お友達が少なめのつゆちゃん。
英雄高校で最初に仲良くなった同級生の万偶数羽生子ちゃんに「つゆちゃんと呼んで」といったのがはじまりで、友達になりた相手には「つゆちゃん」と呼んでほしいようです。
女子に慣れていないデクが、度々「蛙吹さん」と呼ぶたび「つゆちゃんと呼んで」と返しています。
でも、誰にでもそう呼んで欲しいわけではないようで、敵(ヴィラン)連合の襲撃の際、トガヒミコに「つゆちゃん」と呼ばれた時には「やめて、そう呼んで欲しいのはお友達になりたい人だけなの」とキッパリと断っていました。
そして、1年A組のクラスメイトはつゆちゃんからも、みんな「ちゃん」をつけて呼ばれます。
女子はもちろん、男子も、あの爆轟勝己でさえ「爆豪ちゃん」と呼んでいるのです。
これはつゆちゃんが仲良くなりたい人への、メッセージみたいなものなのかもしれません。
【ヒロアカ】蛙吹梅雨の家族構成は?
蛙吹梅雨(つゆちゃん)の家族構成は、両親と弟、妹の五人家族です。
両親の見た目は蛙そのもの。
妹や弟もどこかしらに蛙っぽい要素があります。
つゆちゃんはそんな蛙一家の長女です。
つゆちゃんは、お父さんとお母さんは仕事が忙しかったため、家のことをすべて引き受けていました。
そのせいで、学校が終わるとすぐ家に帰らなくてはいけなくて、中学生まではお友達が少なかったみたいです。
落ち着いた大人の雰囲気は、そんな彼女の生い立ちにあるのかもしれません。
梅雨ちゃんはまさにA組のお姉さん的存在です。
【ヒロアカ】梅雨は鋭い分析力を持っている?
英雄高校に入学したての頃、デクに「緑谷ちゃんの個性、オールマイトに似てる」と言っています。
出会って日が浅いのにもかかわらず、デクの個性をほぼ言い当てていたのです。
その直後に起こるUSJ襲撃事件の時にも、敵を冷静に分析し対策を練っていました。
これはプロヒーローになるためにとても重要なこと。
そういった、彼女の実力が高く評価され、インターン活動では、プロヒーローのリューキューの事務所にスカウトされています。
【ヒロアカ】梅雨と仲がいい生徒は?
特定の人と仲良くしているというより、みんなと平均的に仲良しです。
しかしインターン編以降は、活動先が同じリューキュー事務所ということもあるせいか、クラスメイトの麗日お茶子とよく一緒に居る印象です。
【ヒロアカ】梅雨は冬眠をする?
蛙吹梅雨(つゆちゃん)の「蛙」は、応用性のある個性ですが弱点があります。
それは冷気と寒さ。
蛙は変温動物のため寒さに弱く、すぐに冬眠したように身体が動かなくなってしまうのです。
仮免試験の時、他校の生徒に閉じ込められたときには、部屋の温度を氷点下まで落とされ再起不能になってしまいました。
また冬になるとそれは如実に表れ、一緒に過ごしているクラスメイト達も注意して過ごしているようです。
【ヒロアカ】梅雨の可愛いシーンは?
「しっかりカエル顔なのにきちんと可愛い」つゆちゃん。
普段の立ち姿は、猫背気味の前傾姿勢で軽くひざを曲げ、椅子のない場所では蛙座りの姿勢でしゃがんでいることも。
何かしら思うところがあると、口元へ人差し指を当てる癖があります。
体育祭では「女子の応援団が演目をやらなければならない」と峰田実にだまされたA組の女子たちが、チアガール姿で登場したシーン。
つゆちゃん、実はナイスバディでした。
普段は小柄で猫背気味な立ち姿のため、目立たないだけだったようです。
もう一つは、寮の外にみんなを呼び出し、普段あまり表情を変えないつゆちゃが大粒の涙を流しながら思いの丈をデク達にぶつけた時。
自分はみんなの事を想って厳しいことを言ったのに、それを無視して爆豪の救出に行ってしまったこと。
だから「今まで通り接することができなくなってしまったけれど、このままみんなと仲良くできないことはそれ以上に辛いことなの」と。
複雑な感情が交差する女子高生らしい一面が見れてとても可愛らしいです。
お茶子たちも、なかなかトモダチを作る機会の無かったつゆちゃんの過去を知っていますから、彼女の告白には胸を締め付けられるものがあったでしょう。
まとめ
蛙吹梅雨(つゆちゃん)はヒロアカ屈指の人気女子キャラです。
ちなみに、2015年に行われた第一回キャラクター人気投票では、得票数589票で6位、女性キャラのみでは2位にランクインしています。
女性キャラ1位の麗日お茶子は652票、わずか63票差でした。
社交的で、誰に対しても分け隔てなく接することができるつゆちゃん。
その上高校一年生とは思えない、冷静沈着な判断力も持っています。
つゆちゃんは、ヒーロー科1年A組の精神的支柱でもあり、ヒロアカのヒロインなのです。

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