雄英高校1年A組の委員長で、主人公・緑谷出久とも非常に親しい飯田天哉。
「生真面目で時に空回りをしてしまう」というようなキャラクターですが、兄・インゲニウムがヒーロー殺しに襲われた際には意外な一面を見せました。
その後も作中描写を追っていくと、意外に感情的なところがあることや、成長していることが分かります。
今回は、そうした飯田天哉の意外な一面や成長と、個性やプロフィールなどの基本的な情報をまとめていこうと思います。
目次
【ヒロアカ】飯田天哉のプロフィール
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— 僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ アニメ公式 (@heroaca_anime) August 22, 2018
- ヒーロー名…インゲニウム
- 個性…エンジン
- 誕生日…8月22日
- 身長…179cm
- 血液型…A型
- 好きなもの…ビーフシチュー、勉強
有名なヒーロー一家に生まれた次男で、いわゆる「坊っちゃん」です。
しかし、坊っちゃんと呼ばれるのが嫌で、そう呼ばれないために俺と言っています。
非常に勉強熱心で、学力テストでは2位でした。
【ヒロアカ】飯田天哉の個性は?
飯田天哉は、「エンジン」という個性を持っています。
この個性のおかげで猛スピードで走ることができ、発動時は主に素早い蹴りなどで戦います。
エンジンは、1速・2速・3速と距離によってギアの変更が可能です。
「50mじゃ3速までしか入らんな…」と言っているので、通常の使い方では距離がないと速度が出せないと思われます。
また、「エンジン」の燃料はオレンジジュースですが、炭酸を燃料とするとエンストしてしまうといいます。
足から生えているマフラーは引き抜くことが出来ます。
合宿時には何度も引き抜くことによって、頑丈なマフラーを生やす特訓を行っていました。
飯田天哉には、3つの個性を使った必殺技があります。
一つ目は「トルクオーバー・レシプロバースト」で、通常よりも加速度を急激に上げることができます。
しかし、一回発動させた後は一分近くのインターバルが必要になり、その間は殆ど個性が使えなくなるという欠点もありました。
かなり体に無理を強いるらしく、あくまで奥の手として考えていたようです。
二つ目は「レシプロ エクステンデット」で、レシプロバーストの猛スピードで出す蹴り攻撃です。
ステインに出久と同時攻撃を仕掛けたときに使っていました。
三つ目は「レシプロターボ」です。
これは、レシプロバーストの過負荷を特訓によって軽減できたので、少ない負担になり十分間ほど猛スピードを出せるようになっています。
上記のマフラーを抜く特訓は、この技の状態を維持するためにしていました。
【ヒロアカ】飯田天哉の性格は?
七三分けに眼鏡という風貌からもわかる通り、委員長肌の生真面目な性格です。
服装を乱さない廊下を走らないなど、規律を重視して学校生活を過ごしています。
それに、自分と同じように模範的に振る舞おうとする兄を尊敬しています。
しかし、その真面目さが裏目に出ることも多くあり、周囲から浮いてしまうこともしばしばです。
デクに対しては、最初の内はあまり良い印象を持っていなかったようです。
飯田がデクのことを誤解していたのですが、それも生真面目さが前面に出たためでした。
しかし、誤解を解けてからはデクとかなり親しくなっています。
2人とも根が真面目なので気が合うのかもしれません。
また、規律を重んじる一方で、情熱や野心を持て余してしまうこともあります。
【ヒロアカ】真面目過ぎて空回り気味?
飯田はあまりに生真面目なので、相手の意図が汲めなかったり、その場にそぐわない行動をとったりします。
戦闘訓練の際はヴィランの役をすることになりましたが、真面目に悪役をこなそうとしていたため、滑稽に見えるほど熱心に演じていました。
委員長の投票を行った時には、自分が選出されたいと思っているにも拘わらず、自分以外に投票しています。
他にも「チェーンの切れた自転車」「非常口飯田」というような渾名を付けられてしまうほど、空回りしてしまう事があります。
雄英高校には崇拝に近い感情をもっており、どんな教育方針にも真っ当な意味があると都合よく解釈してしまいます。
そうした飯田の行動は、学校や教師にとっては都合が良いので、担任の相澤は便利に使っています。
真面目過ぎるあまり激しく手を動かして、素早いジェスチャーをしながら会話することもしばしばです。
【ヒロアカ】飯田が憧れるヒーローは兄
飯田家は祖父母の代からヒーローをしており、兄のインゲニウムは大手事務所を構える人気ヒーローでした。
飯田はそんな兄のことを尊敬していて、自身も兄のようなヒーローになりたいと思っています。
しかし、インゲニウムはヒーロー殺し「ステイン」に襲われ、ヒーロー活動ができない体になってしまいました。
【ヒロアカ】規律と情熱の間で揺れ動く飯田
飯田は生真面目な人間ですが、野心や情熱がない訳ではありません。
爆豪がヴィラン連合に拉致された際には、プロヒーローに任せるべきだと主張するも、心の中で爆豪の安全を心配しています。
デク達が爆豪を救出しに行こうとした時には、憤るあまりデクを殴っていました。
そして、「僕の気持ちは……どうでもいいっていうのか……!」と熱い感情を露にしています。
結局、飯田は監視目的で付いていきましたが、ただ真面目なだけの人間だったのなら教師に報告したはずです。
【ヒロアカ】兄からインゲニウムを受け継ぐ
飯田は、兄・インゲニウムがヒーロー殺しに襲われたと聞いて病院に駆けつけました。
その際、インゲニウムから「この名…受けとってくんねえか?」と伝えられ、ステインに相対したときにはインゲニウムを名乗っています。
【ヒロアカ】因縁の相手ステインと対決した結末は?
飯田は、兄・インゲニウムを引退させた恨みから、職場体験先を事件があった保須市にします。
そして、ヒーロー殺しを見つけることができましたが、全く敵いませんでした。
しかも、恨みから人命救助を怠ったことをヒーロー殺しに指摘されてしまいます。
そこに、駆けつけたデクや轟が自分のために立ち向かう光景を見て、自身の行動を省みます。
純粋に兄に憧れていた頃の感情を思いだし、デクとの同時攻撃で何とかヒーロー殺しを倒しました。
ただ、この事件は飯田の心に強い影響を与え、成長するきっかけにもなっています。
学校では上鳴の「(ステインは)かっこよくね?」という失言に対し、怒る訳でもなく大人な態度で対応していました。
【ヒロアカ】委員長としてクラスを熱心にサポート
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飯田は入試で人助けを怠り悔いを残しており、ヒーロー殺しと対面した際には感情的になりすぎていました。
ですが、仮免試験では自分よりクラスメイトのことを優先するなど成長が垣間見えます。
まとめ
この記事では飯田天哉の基本的な情報や、インゲニウム・ヒーロー殺しとの関係、意外な一面をもつ性格、これまでの成長についてまとめてきました。
インゲニウムの名を継いだのは、インゲニウムがヒーロー殺しに再起不能にされたからでしたね。
ヒーロー殺しと相対した時には自分を見失い、デク達と爆豪を救出しにいこうとしていた時にも感情的になっていました。
しかしその後は、仮免試験で自分よりクラスメイト達のために尽力するなど大きく成長しています。
入学当時は変わった性格の委員長キャラとして皆にイジられていましたが、巻を追うごとに頼れる委員長として評価されるようになっています。
今後もクラスのリーダーとして活躍してくれることでしょう。

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