真に純粋な本物の人間(呪霊)だけがいる世界を実現させるために、「呪術師」にどうすれば勝てると夏油傑に相談する漏瑚。
その勝ち方の方法を、漏瑚に教える夏油。
一つは、両面宿儺である虎杖悠仁を仲間にすること。
二つ目は、五条悟を戦闘不能にすることを言います。
メカ丸を殺害後に、ハロウィンでにぎわう渋谷に帳をはり、人々を閉じ込め五条悟を封印する計画を実行する夏油一派。
呪術師対呪霊、呪詛師の壮絶な戦いが始まろうとしています。
渋谷事変の序盤では、五条悟が渋谷駅に乗り込み、特級呪霊達とバトルが開始され、呪霊達が驚く程の、「領域展開」を見せた五条。
領域展開とは、どんな効果を持っているのか?について詳しくご紹介します。
目次
【呪術廻戦】渋谷事変のあらすじ
2018年10月31日、時刻19時、東急百貨店 東急東横店を中心に半径400mの帳が降ろされます。
渋谷はハロウィンの真っ最中で、「五条悟を連れてこい!」と言う人々。
そして、地下には多くの特級呪霊達がいます。
渋谷ヒカリエシンクスに姿を現す五条。
場所を一回りし、把握した五条は敵の狙いを知り、乗ってやると言います。
漏瑚達に、ここで負けたらいい訳は出来ないと煽る五条の言葉に、お前こそ初めて敗北した時の言い訳は考えてきたか?と言い返す漏瑚。
五条が逃げないように、出口を封鎖し、人間達を人質にする漏瑚。
人質となった人間達を巻き込み、五条悟と漏瑚達の戦いが始まります。
【呪術廻戦】渋谷事変は何巻?
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— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) February 25, 2020
原作呪術廻戦、10巻第83話から16巻137話までが、夏油達の目的である「五条悟を封印」する「渋谷事変編」です。
【呪術廻戦】領域展開とは?
領域展開とは、「術式の最終段階で呪術戦の極致」です。
習得するには、かなり難しいとされ、自在に使いこなせる者はごく限られているとされています。
呪術師側で領域展開を使用できるのは、五条悟を含めて、4名しか存在しません。
それだけ、希少な術式と言えるでしょう。
渋谷事変では、特級呪霊や宿儺を除いて、領域展開を使用したのは五条悟だけ。
効果は、術師の中にある術式、生得領域を結界という形で体外に創り出し、そこにいる敵を引きずり込むことができる技です。
簡単に言えば、結界術の一種で「閉じ込める」ことに特化している術式。
最大呪力を使用する領域展開ですが、メリットはあります。
1つは、「領域内で発動した術者の術式の絶対命中」
二つ目は「環境要因による術者のステータス上昇」
最大のデメリットは、呪力の消費が激しく、一度使えば呪力を回復させるのに時間が必要なことで何度も使用できないことが、欠点と言えるでしょう。
【呪術廻戦】五条悟の領域展開
五条悟の領域展開は、無量空処(むりょうくうしょ)です。
効果は、宇宙空間のような光景が広がる領域で、引き込んだ相手に無限回の知覚と伝達を強制します。
知覚→伝達→行動のサイクルのうちの「知覚と伝達」が無限に終わらないことで、相手は考えを行動に移すことが出来なくなります。
そのため、領域展開され、相手を引きずりこんだ時点で、五条の勝ちが約束されたチート(イカサマ)技です。
【呪術廻戦】0、2秒の領域展開とは?
渋谷事変では一般人・改造人間・呪霊が入り乱れる中で、五条は、0.2秒だけの展開を使用。
この技を、使用したことで、改造人間だけを倒すことができた五条。
目的とする相手だけを倒すと言う0、2秒の領域展開ですが、常人なら半年分の情報量=社会復帰に2ヶ月を要する負荷がかかることも明かされています。
【呪術廻戦】陀艮の領域展開
陀艮の領域展開は、蕩蘊平線(たううんへいせん)です。
南国のビーチリゾートのような生得領域を展開する技。
領域内で「死累累湧軍」を使うことで、必中効果を持ちまともな方法で防御することは不可能。
漏瑚よりも、スピード力がある禪院直毘人は、陀艮の領域展開を使われたことで、片腕を失っています。
【呪術廻戦】伏黒恵の領域展開
伏黒恵の領域展開は、嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)です。
八十八橋にて初めて作った領域展開を作った恵。
初めて作り、経験がなかったことで、不完全なことで、相手を閉じ込めることができなかった恵です。
【呪術廻戦】宿儺の領域展開
両面宿儺の領域展開は、伏魔御廚子(ふくまみづし)です。
牛のような頭骨に象られた巨大な厨子の建物のある領域を展開する技。
「相手に逃げ道を与える」という縛りの効果で、必中効果範囲は最大半径約200mにまで底上げされている呪いの王らしい領域展開です。
【呪術廻戦】真人の領域展開
#呪術廻戦 キャラクターファイル No.21
真人
【特級呪霊】
【発生源:人】
【嗜好・興味:嫌がらせ、人間】 pic.twitter.com/q4SFQqCPYs— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) October 27, 2021
真人の領域展開は、自閉円頓裹 (じへいえんどんか)です。
人間の腕が格子のように相手を囲む技。
真人の手で直接対象に触れければならない「無為転変」が領域の効果で必中があるため、領域対策がない限り回避不能の即死技。
七海はこの技で、死亡するところを、虎杖が外側から領域展開を打ち破ったことで、死亡が待逃れました。
【呪術廻戦】渋谷事変編の結末
真人を助けに来た偽夏油は、真人を取り込みます。
そして、他の呪術師達も参戦。
そこに、脹相が現われ偽夏油は、「加茂憲倫」と発言し正体を明かします。
獄門彊を奪うために、偽夏油は呪術師達を攻撃。
そこに、どんな女性が好み?と言い参戦する、九十九由基。
呪力からの脱却と言う九十九由基に、違う呪力の最適化だ!と言い争いする偽夏油。
偽夏油は、自分達の目的を言い、五条悟が封印されている獄門彊を持ち去っていきます。
まとめ
習得が難しいとされている、領域展開ですが、天元様の話しでは、昔はスタンダードな技術であったらしいとされています。
死滅回游編に突入してからは、旧式の領域展開や過去の術師の復活といった事象で、呪術師側にも使えるものは増えてきています。
五条悟以外でも、凄い領域展開を使用できる術師が現れることを期待したいですね。

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