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最新ネタバレ『キングダム』582話!考察!ついに動き出した中央軍

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前回は、秦右翼が危機的状況を打開し、趙左翼を追い込む事に成功しました。

さて、ただ、兵糧は残り1食分しかなく、運命の最後の夜を迎えます。

信と王賁の檄により覚醒した飛信隊と玉鳳隊。

士気が高い状態のまま、さらに趙左翼を進撃する事は可能なのか!?

秦右翼の活躍によって、王翦率いる中央軍もついに動き出すのか!?

今回は、戦いを終えた夜の各軍の状況を中心にお届けしていきます。

 

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『キングダム』582話!のネタバレ

それでは『キングダム』582話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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王翦軍中央軍出陣

朱海平原十二日目。

静かな夜に馬が駆け抜け、王翦率いる中央軍本営本陣に近づいてきます。

「急報!急報!

 右翼が趙左翼を後退させました」

部下が、秦右翼の活躍により趙左翼の宿営地を越え追撃し、まだまだ奥深く進撃する勢いである事を王翦に伝えに来たのです。

「どうか王翦様にお伝えをっ!」と息巻いているところに、「ここにいる」と部下の背後から王翦が登場しました。

そして、静かに田里弥に指示を出したのです。

「全軍出陣だ」

指示により動き出す、無傷の3万もの兵。

ついに、待ちにまった中央軍が動き出しましたよ!

秦右翼は結局、暗くなるまで趙左翼を追い込み、前線を押し上げる事に成功しました。

これは、歴史に残る快挙であり、秦と王賁の檄により隊の覚醒がしなかったら、ここまでの快進撃はなかったでしょう。

 

おかげで、秦中央軍も前進する事ができました。

いよいよ夜が明けたら、秦軍VS趙軍の最終決戦が始まりそうです。

 

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蒙恬への朗報

秦左翼本陣にも、良い朗報が蒙恬達に伝えられていました。

「急報!

 中央軍がついに・・・

 ついに前進を始めました」

「本当か!?」と驚く部下達。

「しかし、なぜ急に中央軍は・・・

 ここまで微動だにしなかったのに・・・」

本当に諦めたのかと思うくらい動きがなかったので、部下達が驚くのも納得です。

けれど、蒙恬は詳しく説明されなくても、状況はお見通しのようでした。

「左が膠着したままの中でってことは

 右翼の戦局が動いたってことか」

「右翼が敵を撃破して進んだと!?」と驚く部下に対し、「そこまでは分からないけど、似た戦局になったから中央軍が動いたと考えるのが自然だ」と答える蒙恬。

「しかし、右翼は将 亜光を失ったと報告が・・・」と返す部下に、蒙恬は微笑んで言ったのです。

「うん、だから・・・

 王賁と信、あの二人がやったってことだ」

信・王賁・蒙恬の3人は普段から交流がありますし、期待されている若きエース達です。

蒙恬からすれば、あの2人が動いたとしか考えられなかったのでしょう。

良い信頼関係ですよね!

そんな中、敵である馬呈が、日没が近いにも関わらず攻めてきていました。

その報告に、仲間と共に馬を走らせる蒙恬。

「分かった、行くぞ

 本陣の隊で馬呈を撹乱する!

 対局が動きつつある今こそ

 左の膠着を続けることが重要になるぞ!」

将軍が敗れてから、代わりに秦左翼を支えてきた蒙恬。

正直、左翼が紀彗軍を突破するのは難しい状況でした。

だからこそ、

「王賁、信よくやってくれた」

と心の中で蒙恬は感謝したのです。

 

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最後の配給

秦右翼では、快進撃を見せた1日を終え、仲間と共に喜びを噛みしめていました。

コップを片手に、皆の前で涙ぐむ飛信隊の渕。

「よくやった・・・

 敵将は討てずとも、今日は大勝利と言っていい

 お前達、本当によくやってくれたぞォ!

 酒はないが水で祝杯だァ!!」

「ウオオオオオ!」と拳を突き上げ、飛信隊宿営地に男たちの声が響き渡ります。

辛くともみんな笑顔で、今日の勝利を喜びました。

河了貂は、そんな隊員に対して「お疲れさま」と声をかけていきます。

そして、笑顔であったとしても、隊員達の包帯を巻かれた姿に危機感を持っていました。

なぜなら、その傷の痛みを士気の高さが忘れさせていますが、いずれは、どこかで限界が来て、総崩れになってしまう可能性もあったからです。

なにより、今晩が最後の配給です。

この食事が、本当に最後である事を隊員に伝えるべきか悩んでいたところ、信がアッサリ言いました。

「おーい、お前らー

 最後の配給だぞー」

驚く河了貂。

さすがに隊員達も驚きを隠せません。

その状況を見て、信は河了貂に言いました。

「テン、今日はちょっとやり方変えていーか?」

飛信隊としての最後の配給は、信の一案により隊ごとに集まり、将校達が手渡しする形で行われました。

松左、沛浪、去亥、楚水、崇原など各自が、ねぎらいの言葉とともに配っていきます。

感激する隊員達。

そして、配り役となっていた古参の将校には、信が手渡しで配給しました。

「ほらよ、尾平

 今日はありがとうな」

驚きつつも、「何言ってんだよ、信・・・」と泣く尾平。

それを微笑ましく見る隊員達。

尾平は本当にムードメーカー的存在ですよね。

 

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信の覚悟

後の兵糧を配り終わり、「ありがとうな、お前ら」と改めてお礼を言う信。

あまりにも優しく言うので、尾平は不安になって言いました。

「やめろよ信、こんなの・・・

 何かこれが最後みたいじゃねェか」

「最後なのは兵糧だけで十分です」と渕も言います。

「もちろん、そんなんじゃねぇよ」と返す信。

今日の戦いぶりを見て、本当に感謝していたからこその言葉でした。

なにより、これから最終局面を迎えます。

信は腕を組んで言いました。

「王翦将軍も前に出てきて、いよいよ決戦の刻が近づいてきた

 お前らには明日からも気合い入れて戦ってもらう」

「ったりめェだ!隊長、やりますよ俺達っ」と、尾平達が叫ぼうとしたら、離れたところにある玉鳳隊の宿営地からも雄叫びが聞こえてきました。

戦いが終わったあとに、玉鳳隊も王賁の檄で士気が高まり奮戦したと知ったようです。

河了貂は、そんな状況だからこそ、危機感を持って言いました。

「でも、今日の勝ちはうちと同じくらい玉鳳も強かったからだよ

 今、この右翼の主功は間違いなく、飛信隊・玉鳳

 どちらかが欠けてもダメだ!」

それを聞いた信は、静かに語り出し、最後に力強く言ったのです。

「欠けはしねぇさ

 さらに、そこに王翦の力も合わさって・・・

 絶対、李牧の首を取る!!」

その言葉に、干斗の手は震えました。

そして、心の中で誓うのです。

「絶対、勝つ・・・!!」

信が考えた配給の手渡しは良いアイデアでした。

そのおかげで士気も下がらず、むしろ和やかな空気で最後の夜を迎える事ができました。

いつもより小さい最後の兵糧。

隊員達もケガだらけです。

それでも、飛信隊も玉鳳隊も勝利を信じて、前に進むしかありません。

 

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李牧の自信

一方、趙中央軍本営本陣でも、戦いの準備をしていました。

「頌次・上府、配置につき夜営に入りました」

「砂東もです!これで陣形は完成しました」

その報告に耳を傾け、「ご苦労様です」と答える李牧。

この状況に「ようやくっスね、うちらも」と傳抵が言い、他の者はガッカリしているようでした。

「しかし、よもや左が押し込まれて

 こちらが守勢に回る形になろうとは

李牧様の助言で、亜光を退場させておきながら」

けれど、李牧は冷静でした。

「いえ、左翼の後退立て直しは賢明でした

 ここに来て敵が化けたようです

 いよいよ侮れない存在になってきました

玉鳳隊と飛信隊は」

李牧も意識はしていたみたいですね。

そして、慌てる様子もなく、部下達を静かになだめました。

「何もうろたえる必要はありません

 尭雲達左翼は、明日、敵右翼を撃破する力を十分持っています

 そうなれば、前に出てきた王翦こそ、我らの挟撃の的になります」

李牧としては、左翼と中央軍で〝はさみうち″にして討とうと考えているようです。

李牧は右手を前に出し、さらに話を続けます。

「それに、敵にはもう兵糧がほとんど残っていません

 この絶対的勝利がある限り、我らが敗れることはありません」

すごい自信ですね!

もう勝利を確信しているかのようです。

「尭雲の左翼が抜ければ、討って出て王翦を討つもよし

 そうでなければ、ただ守って連中が骨と皮になるのを待つのもよし

 いずれにせよ、この戦いの勝者は私達です!」

李牧は侮れない男ですからね。

カイネを通じて、尭雲に入れ知恵をしたようなので、趙左翼も様子が変わってくるかもしれません。

今はとにかく、秦右翼が心配です!

 

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『キングダム』ネタバレ582話のまとめ

今回は、決戦前の各軍の状態が分かる回でした。

やっと王翦も動き出しましたし、秦右翼も良い雰囲気なので、このまま討ち取りたいところですが、李牧は余裕みたいです。

どちらに転んでも勝つ自信があるようなので、士気が高い状態とは言え、秦軍にとって厳しい戦いである事は確かです。

でも、王翦軍中央軍は無傷ですから、左翼と右翼がもう少し耐えて前進する事ができれば、それこそ挟撃で李牧の首を討ち取る事も可能なはずです。

いよいよ秦軍と趙軍の全面対決が始まります。

飛信隊と玉鳳隊は、趙左翼を撃破できるのか!?

次回が待ち遠しいです!

 

この記事の関連記事はこちらからです⇩

⇒『キングダム』584話!狙われた王賁・・

⇒『キングダム』583話!王賁の危機・・

⇒『キングダム』581話!覚醒を繰り返す飛信隊と玉鳳隊・・

⇒『キングダム』580話!奇跡の快進撃・・

 

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