最新ネタバレ『キングダム』626-627話!考察!信を凌駕する武人龐煖

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龐煖(ほうけん)に対極の力で挑む信。

前回は、対局の力とは「関わる人達の思いを紡いで束にして戦う力」と李牧が説明したところで終わりました。

前回の話はこちら⇒最新ネタバレ『キングダム』625-626話!武神に勝る信が束ねた思いの力

さて、満身創痍の信を支える漂や尾到。

王騎(おうき)や麃公(ひょうこう)までが姿を現し、龐煖を驚かせました。

個人で強さを極めてきた龐煖にとって理解のできない力であり、手に入れられない力でもあります。

信は命を落とした仲間の思いを胸に、龐煖を倒すことができるのか!?

武神の力は、束にした人の思いですら凌駕するのか!?

今回は、予想外な李牧の発言と、異変が出始めた信の様子を中心にお届けしていきます。

 

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『キングダム』626話!のネタバレ

それでは『キングダム』626話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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支えてくれる仲間達

原泰久『キングダム』626話より引用

信の攻撃によって、地に跪いた龐煖。

一定の距離を保って睨み合う両者。

信と龐煖の周りには、犠牲となったたくさんの兵士の屍が広がっています。

渕(えん)副長は信じられませんでした。

あの龐煖がよろめく姿など初めて見たからです。

 

敵である趙兵も驚愕。

しかし、信も無理をし過ぎたのか、体が痙攣し始めていました。

それどころか、信は下を向いたまま何やらブツブツと独り言を始めています。

「大丈夫だ、まだ戦える

 戦れるぜ、漂

 ああ」

原泰久『キングダム』626話より引用

まるで漂と会話しているかのような口ぶり。

応援していた田永(でんえい)と田有(でんゆう)も、信の異変に動揺します。

 

龐煖の目にも見えたように、信も手を貸してくれた仲間の存在に気づいていました。

漂だけではありません。

匂いから王騎や麃公、尾到も側にいると分かっていました。

ただ、みんな命を落とした者ばかり。

死人と会話できるなど前代未聞。

信がいかに追い込まれているのかが分かります。

むしろ、信がもうすぐ仲間の元へ行ってしまうのかと心配になるほどでした。

 

信がブツブツと言っていた言葉が、少しずつハッキリしてきます。

関わる人たちの思いが、信に呼びかけているのでしょう。

力を貸してくれているのは信もわかっています。

分かっているからこそ、龐煖には何がないのか気づいていました。

信は声を荒げます。

「それがねェから

 龐煖の刃は・・・

 痛ェだけで重くねぇんだ」

龐煖と信が初めて戦ったのは蕞(さい)の時でした。

あの時から龐煖は何も変わっていません。

信は痙攣する己の体を引きずり、矛を振り上げて叫びました。

「龐煖

 お前の刃は重くねェんだよ」

原泰久『キングダム』626話より引用

 

ただ、武神も負けてはいません。

歯を食いしばって怒りをあらわにする龐煖。

そのまま信を攻撃。

防御する間もなく体に直撃し、信はその場に跪きました。

少しでも気を抜けば意識を失ってしまいそうです。

どう考えても信はギリギリの状態。

でも、信は龐煖の攻撃を「効かない」とつぶやいていました。

 

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龐煖が探していた答え

信の言い分に龐煖は激怒。

矛の柄を地面に叩きつけ怒鳴ります。

「ほざけ!!

 何度も何度も同じことを」

原泰久『キングダム』626話より引用

以前も説明されていた通り、龐煖は求道者のひとり。

争いをなくすためには“情”はいらないと判断。

人を救済するために、龐煖は“情”を捨てて己の強さを極めました。

だからこそ、受け継ぐ思いこそが間違い。

人同士の争いをなくすためには、思いは邪魔でしかありません。

受け継ぐ思いなど、縛りつける鎖と同じ。

龐煖は刃を信に向け叫びました。

「その暗き鎖を打ち砕くのが我が刃

 我龐煖

 我“武神”也」

原泰久『キングダム』626話より引用

信の考えを全否定した龐煖。

ところが、二人の会話を聞いていた李牧は言いました。

「違う」

李牧が突然否定したので、隣にいたカイネと部下は驚きます。

 

要するに、龐煖の言っていることは間違い。

龐煖が武神であるならば、十七年前に王騎相手に敗戦するなどありえません。

再戦することもなく、王騎を両断しているでしょう。

麃公に対しても同じことがいえます。

合従軍の時に、麃公に腕を折られることもなかったでしょう。

もっと言えば、秦左翼を夜襲した時に、故漸(こぜん)に足を貫かれました。

李牧からすれば、老兵ごときに武神が刺されるなどありえません。

武の極みに立っていながら、龐煖はその矛盾に気づいていませんでした。

だから、麃公は気づかない龐煖に「阿呆」と言ったのです。

 

人の存在を引き上げるために、人を超える存在になろうとした龐煖。

武を極め、超越者になった己を天に示そうとしました。

しかし、思いを束にして人の力を体現する者達には勝てない現実。

李牧は断言しました。

「つまり、それは・・・

 誰がどう足掻こうが

 人が人を超える存在には成り得ぬ

 所詮、人は人でしかないという

 天からの残酷な“答え”です」

原泰久『キングダム』626話より引用

唖然とする周囲。

カイネも驚き、右目からは涙が流れていました。

 

李牧の説明では、どれだけ武を極めようとも人を超えることなど不可能。

結果として、答えはすでにでていたのです。

カイネは李牧に尋ねました。

「龐煖様は飛信隊 信に

 敗れるのですか?」

李牧の話を聞いていれば、そう思うのは当然でしょう。

しかし、李牧は少し沈黙したあとに答えました。

「いえ

敗れるとまでは言っていませんよ

 カイネ」

 

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命がけの戦い

原泰久『キングダム』626話より引用

激しくぶつかりある信と龐煖の矛。

防御と攻撃を同時にしているらしく、常人には目で追えないスピードです。

しかし、龐煖の方が一歩上なのかもしれません。

信は再び攻撃を受けてしまい、その場へと座り込みました。

目はうつろ。

耳からは血がドロッとでて、目からは血の涙が流れていました。

呆然と空を見上げる信。

何かに突き動かされるかのように、再びスッと立ち上がります。

周りが驚いたのも束の間、信が龐煖へ攻撃!

顔面に直撃しました。

よろめく龐煖。

田永と田有はいけると思ったのでしょう。

声をあげて応援しました。

「いけェっ

 とどめを刺せ、信

 いけェっ」

 

矛を振り上げ走り出す信。

しかし、何もないところで倒れてしまいます。

一体どうしたというのでしょうか?

動揺する飛信隊の仲間達。

ところが、倒れたのが嘘のように再び信は立ち上がります。

原泰久『キングダム』626話より引用

信に異変がでてきた頃、羌瘣が目を覚ましました。

意識が戻った羌瘣に喜ぶ尾平(びへい)と昻(こう)。

抱き抱えた状態で、尾平は話しかけます。

「み・・・見えるか、羌瘣

 信が・・・信が頑張ってるぞ」

朦朧とする意識のなか、信に視線を送った羌瘣。

何かに気づいたのでしょう。

目を見開き、震える手を信へと伸ばしました。

 

一方で、後ろで待機していた河了貂(かりょうてん)。

今いる場所からは信の姿は見えません。

でも、何か異変を感じとったのでしょう。

突然つぶやきました。

「信の元に・・・

 行かなくちゃ」

隣にいた那貴(なき)は驚きました。

河了貂が最前線までいったら、金毛に狙われたように討たれる危険性があります。

万が一、信と一緒に討たれたら飛信隊は再起不能。

動けなくなることを危惧して、河了貂の指示で待機していたのです。

しかし、河了貂は怯えた表情で言いました。

「そ、そうだけど・・・

 やっぱり信のとこに行かないと

 何か・・・変な・・・

 感じがさっきから・・・」

原泰久『キングダム』626話より引用

嫌な汗が流れる河了貂。

姿は見えなくても、長年の付き合いから異変に気づいたようです。

那貴にも同行してもらい、河了貂は馬を走らせました。

 

羌瘣と河了貂が気づいた信の異変。

李牧はもしかしたら、戦いの結末を分かっているのかもしれません。

戦場を見つめたまま、李牧は口を開きます。

「龐煖が極みにいることは

間違いありません」

対して、人を超えようとする龐煖を否定したのが、対極にある束ねた思いの力。

体現してきたのが王騎であり、麃公であり、今は信が受け継いでいます。

でも、思い出して下さい。

龐煖を止めるために、王騎と麃公は命を落としました。

まさに、命がけ。

李牧は言いました。

「先の王騎も麃公も

 その“否”の答えを示すところまでで力尽き

 皆、龐煖に刃の下に命を落としています」

原泰久『キングダム』626話より引用

 

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『キングダム』ネタバレ626-627話のまとめ

今回は、やはり人は人を超えられない事実と、武神に勝つためには命を捨てる覚悟が必要なのだと李牧から明かされました。

最初は威勢がよかった信が、どこか上の空で遠くを見つめている状況。

原泰久『キングダム』626話より引用

さらに、亡くした仲間と対話をする極限状態。

どれだけ信が追い込まれているのか、羌瘣と河了貂は先に気づいたようですね。

このままだと、龐煖を倒せたとしても信が命を落とすのは確実。

李牧は龐煖が勝つと思っているから、逃げずに二人の戦いを見届けているのでしょう。

でも、忘れてはならないのは、思いを受け継いだのは信だけではありません。

もっと言えば、飛信隊は同じ夢を目指す同志です。

最後まで信が一人で戦う必要などありません。

今まで尾平や渕が戦わずに信を応援していたのは、常人では武神に近づくことすらできなかったからです。

龐煖も少しずつダメージを受けていますよね。

今生きている仲間達の思いが束になれば、龐煖を打ち破ることもできるはず。

はたして、最後に生き残るは誰なのか!?

次回の結末が楽しみです!

 

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