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最新ネタバレ『キングダム』660-661話!考察!満羽の悲劇と寿胡王の遺言!不落の什虎城の正体とは!?

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楚軍本陣に勝ち鬨と共に秦旗が立てられたことで什虎軍は全軍撤退

什虎城も魏軍が落とし、秦魏同盟軍が見事楚の要地・什虎奪取への一歩を進めたのでした。

そして寿胡王は騰が討ったと思われましたが、騰は“聞きたいことがある”として寿胡王を生きて捕らえていました。

寿胡王は蒙武を呼んでから話を始める予定。

「お前たちもそうだが、特に蒙武は什虎の…満羽の話を聞く必要がある」

一体寿胡王は何を語るのでしょうか。

第660話は『善か悪か』というタイトルですが、寿胡王が導き出した答えは善でも悪でもありませんので注目です!

 

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『キングダム』660話!のネタバレ

それでは『キングダム』660話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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寿胡王の話が始まる

さて蒙武も到着し、寿胡王の話が始まります。

騰はこの戦いで什虎軍に「これまでの相手をは全く違う何かがある」と感じたため寿胡王を生きて捕らえました。

寿胡王の話は「それは間違いだ」と否定するところから始まりました

「逆に我らは何も持っていない。全てを失った」

そして寿胡王は「満羽と千斗雲、あの二人は失った以上にさらに…」と言葉を続けました。

満羽と千斗雲に何があったのか、それは12年前の話に遡ります

 

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虚無の始まり

当時、小国「汨」の大将軍であった満羽と、小国「暦」の大将軍であった千斗雲。

「汨」と「暦」は四方を楚に囲まれながらも、満羽と千斗雲の力をもって楚の侵略に抗い続けていました

2国は楚軍に勝ち続ける小国の雄とは言え、当然戦ごとに死傷者も増え疲れも溜まってきていました。

兵たちだけでなく汨の民も疲弊しきっていました。

そんな中で満羽は人気もあり人々の精神的支えとなっており、満羽と一緒に戦場に出られる15歳になったことを喜ぶ少年もいたほどでした

 

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汨国との確執

しかし汨王・袁公は「もはや限界だ」として、楚に降る考えを示します

満羽は「ご再考を」と反対しました。

何故なら、国が楚に降伏すれば一部の有力者を除いて殆どの民が財を奪われ生きることに窮する可能性があるから

実際に半年前に楚に降った「圭」という国では、民の半分が奴隷になったというのです。

「そんなことは絶対にこの満羽がさせませぬ」

満羽は国のためを思い強く意志を示しました。

満羽の部下も、千斗雲下で汨と同じように奮戦している暦と手を組むことを提案して再考を勧めます

しかし文官は自国と暦国が元々仇敵同士だとして、「楚に降るより許せぬわ!」と同盟の案を頑として受け入れません。

同盟の話はともかくとして、満羽はもう一度王に告げました。

「この満羽が楚の暴威は防ぎまする。故に楚へ降るという話はご再考を。王よ」

しかしそこから王や大臣たちと、満羽や軍部の間に溝が生まれていきます。

それでも満羽軍は汨の民のために戦い続けました。

 

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満羽軍の悲劇

そうしたある日、満羽軍に思いもよらぬ出来事が起こりました。

なんと、彼らが遠地で戦っている間に汨国が楚に降伏していたのです

言葉を失う満羽。

満羽たちは突如帰る場所を…守るべきものを無くしたということ

その後も満羽軍は投降せず、彷徨いながら楚軍と戦い続けました。

全てを無くし呆然と戦うもなお強い満羽と部下たちはそのまま何日も何十日も戦い続けますが、しかしある日“あるもの”を見てしまいます。

それは汨にいた若者の死体

なんと満羽たちは、知らないうちに祖国・汨の人間を含んだ楚軍と戦っていたのです。

つまり彼らは気づかぬうちに汨国の民だった者たちの敵となり、それを殲滅していたのです。

ここで、それまでの満羽が満羽の中で死んだのでした

 

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不落の什虎の正体

満羽は王だけでなく、守っていた民たちにまで裏切られたということ。

これが“背負っていたものに裏切られた”の真相でした。

千斗雲も同じような境遇に陥り“壊れた”そうです

「大衆の心を騙し操るのは大して難しいことではない」と語る寿胡王は、両国がしぶとかったために楚国が“離間の策”を仕掛けたのだろうと推測していますが、ともあれ満羽と千斗雲はそこでついに楚に降伏したのでした。

玄右も寿胡王自身も似たようなもので、国を失い彷徨っていたのだと言います。

そんな4人に、春申君が什虎城を与えたのでした。

「心は壊れても戦は強い。重要拠点をただ守らせるだけならうってつけと思ったのだろう」

全てを失い身体も心も行き場を失った者たちに与えられた根城、それが“不落の什虎”の正体でした

 

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寿胡王の興味

今回の戦で敗北した原因を“満羽の変化”だと捉えている寿胡王は、自身が“性悪説”の荀子の元で学んだ儒学者だったことを明かしました

当時“性善説”と“性悪説”の研究に没頭していたという寿胡王。

しかし軍師として戦場に出るようになって、それが“机上の空論”としてバカバカしくなったそうです。

何故なら、戦いがあってそこには善と悪が交錯しており、それを二分することも、する意味もないと悟ったから。

そして寿胡王が辿り着いたのは一つの答え。

「儂はただこう思う。人は愚かだと」

何故こんな話を始めたのかと言うと、満羽に変化を見たからです

寿胡王は満羽という男が虚無の底で死んだことを悲劇だと感じており、それはそのまま悲劇で終わると思っていましたが、今変化が生じたのです。

「どうやらその変化を生んだのは蒙武、お前だ」

寿胡王はその変化の要因が何かは分かっていませんが、その変化に、満羽の悲劇の先に“何かある”ことを願っていました

「人の愚かさの先に“何かがある”ことをな」

そして寿胡王は「学者気取りがすぎたな」と笑い、自身の首を差し出しました。

「満羽のことは語った。その結末を見届けるのはお前たちに任せる」

寿胡王の遺言をもって、此度の戦いは終わりを迎えます

 

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キングダム』ネタバレ660-661話のまとめ

満羽が“背負っているものから裏切られた”というのは感じていましたが、その内容が国の裏切りというだけでなく、あれほど守ろうとしていた民が敵となり且つ自分の手で殺めてしまったというのはなかなかしんどいですね。

そして同じく、千斗雲も見方が変わってきました。

初めはただの戦闘狂のように見えましたが、守るものも帰る場所も失った彼らは虚無の中、戦に死に場所を探しているのかもしれませんね。

彼らは今回撤退しましたが什虎城も落とされているはずで、また帰る場所を失ったと言えますのでこの後どんな行動を起こしていくのか気になります。

少なくとも寿胡王が満羽と蒙武のことを「天が導くなら二人はいずれ相見えるだろう」と言っているので、2人がまた対話する時が来そうです

それはやはり昌平君絡みの時なのかなと予想しますが、満羽の変化と今回寿胡王の話を聞いた蒙武の心情によってその再会がどのような形になるか、その結末が如何なるものとなるのか我々も見届けましょう!

そして寿胡王は満羽の話を遺言として自ら首を差し出しましたが、騰が捕らえたこともあり処刑は免れるのではと期待しています。

最初はこの人も狂人のイメージでしたが、彼もまた戦乱の渦に呑み込まれた小国の大将軍でありその本質は学があり思慮深いので、是非満羽の行く末を見届けて欲しいと思ってしまいますね。

さて戦は終わりを迎えましたので、この後の秦魏同盟軍の動きにまた注目です!

 

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