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最新ネタバレ『キングダム』699-700話!考察!六将剥奪は無し!政と桓騎の舌戦の結末は!?

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この記事を読むとわかること

  • 政が桓騎に糾弾される
  • 兵士と民の死の線引きの重要性
  • 政が桓騎を赦す理由

大虐殺の報を受け、断罪のために桓騎の元へやってきた王軍

政が直接桓騎に事の次第を問い質しますが、桓騎が政に足を向けるなど無礼な態度の上まともに捕虜を殺した理由を語らないため、桓騎に斬首の命が下されました

摩論が弁明するも怒りは収まらず「以前から殺さなくていい者達を殺し過ぎなのだ!」と糾弾する政。

すると桓騎は「今この世で一番人を殺してんのはお前だぞ、秦王よ」と返したのでした

第699話『首級の数』は緊迫の対談が続きます!

 

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『キングダム』699話!のネタバレ

それでは『キングダム』699話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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長平を思い起こさせる悪業である

桓騎の反駁を政は「子供じみた屁理屈につき合うつもりはない」と一蹴しました

今はあくまでも捕虜の話をしているのです。

「お前が起こした戦争の結果の一部だ」と返す桓騎に「だからそれを断罪しにここに来ているではないか」と返す政。

「責任は全部俺でお前は裁くだけかよ」という桓騎に「戦を始めた手前、暴走したお前を裁くのも俺の責任だ」と政は返しました

「そしてもっと大きな責任は、六国全て滅ぼしてからの話だ」

桓騎には「正に血の王だ」と鼻で笑われますが、その点はすでに政は全て承知の上。

しかしそのために気を払わなくてはならないのが、兵士の死と民・捕虜の死の線引きをすることなのです。

「我々は現六将から“白起”を出すわけにはいかんのだ」

白起はかつての六将で、長平の捕虜40万人を生き埋めにした人物ですね。

長平の話は第75話以降少しずつ触れられていますが、この一件は中華を震え上がらせ、趙に秦に対する凄まじい怨念を生みました

そんな状況を作っては国を滅ぼしても統治など出来るわけがありません。

それを踏まえ桓騎に「此度のお前の所業は、あの長平を思い起こさせるほどの悪業だ」と伝えました。

 

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人は恨み戦い続ける

「戦乱の後“列国と一つに”なることが出来なければ、今やっていることもこれまでやってきたことも全てが無に帰す」と政

そこで桓騎が話を遮りました。

「本気でそう言ってんのか?」

政が言っていることはつまり、他人の土地に侵略し殺し奪って、その上でその連中と一つになれるのかという話

厳しい視線で問う桓騎に、政は迷いなく「そうだ」と答えます。

すると桓騎は笑い飛ばし、黒桜に意見を求めました。

「…キレイ事かと」と黒桜。

雷土にされた仕打ちを考えると、秦が勝ったとしても趙の人間とは一緒にはなれないと黒桜は訴えます

「趙の人間は皆殺しにしてやる!」

このように中華統一は果てしなく困難な道。

しかし政は「だがそれでもいつかは…」と考えています

すると「国を一つにして戦を無くすと言いたいんだろうが“人”はそうはならない。絶対に」と桓騎。

桓騎は暗く沈んだ目で言いました

「お前は“人”に期待しすぎだ、秦王よ」

 

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桓騎を赦す政

目を瞑り桓騎の言葉を受け止める政。

そして目を開け、はっきりと答えました。

「ああその通りだ。それのどこが悪い」

政は自分のことを「“期待”し“信じる”が故に苦難にして“最短の道”を強引に走り抜けようとしている戦国の王」だと言います

「お前みたいに何もせずに“絶望”など…」

そう言いかけた時、政が何かに気づきました

桓騎を見て(絶望…いや…)と考える政

しかし政の言葉が途切れたまま沈黙が続くので、桓騎が「結局どうするんだよこの俺を」と断罪の行方を問いました。

「首をはねたきゃはねろよ」という姿勢の桓騎。

ところが政は、桓騎を赦すという答えを出しました

理由の一つは「摩論の説明に免じて」。

そしてもう一つは「扈輒軍撃破の功」

桓騎軍単軍で扈輒と言う趙軍総司令もろともその本軍を討つというのは予想外であり、昌平君もその成果のもたらすものは計り知れないと評価しているそう。

それらを合わせ鑑みて、政は桓騎を赦すことにしたのでした。

 

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信と再会

「六将剥奪はしなくていいのか」と桓騎が自ら問いかけました。

すると「あの首飾りはそのままお前に預けておく」と政。

六国を滅ぼすには六将の力が必要だという考えは依然変わらないのです

「但し!次にこの様な暴挙に出らば問答無用にその首をはねる故、肝に銘じておけ!」と政は強く言いつけました。

ついでに昌文君が、再び大王の前に足を上げれば即座に斬り落とすと言い足し、王軍は去っていったのでした。

秦の軍律には戦場で取った首を褒賞に換える法があったようで、秦の年紀には戦での敵の首級の数が残っていましたが、『史記秦始皇本紀』にて桓騎の10万斬首以降は記されなくなったそう。

褒賞の証とも言える頭蓋骨の山が無数に広がる光景の中、政は座り込み頭を抱えていました

すると「こんなところにいたのか」との声が。

顔を上げると、そこにはなんと信の姿がありました

趙国戦線で再会した政と信。

今この時この場所で、2人は一体何を語るのでしょうか!?

 

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キングダム』ネタバレ699-700話のまとめ

摩論や厘玉など桓騎軍の面持ちも含めて、とても緊迫感の伝わる1話でした。

政と桓騎が互いに芯を見定めようとしている様子も感じられ、台詞以上に奥深い対談だったのではないでしょうか。

特に政が何かに気づいたような描写が印象的でしたね

桓騎の中にかつての自分と重なる部分を見つけたとかでしょうか。

政は紫夏によって光を掴むことができましたが、桓騎は闇の中という感じですね。

ただし大虐殺が雷土への仕打ちに対するものだったとすれば、桓騎は決してまだ人に対する情・期待を捨てていないのではないでしょうか。

桓騎本人が気づいているかは別として、政はそんな桓騎の心根に触れたということなのかもしれません

というのはあくまでも読者としての期待ですので、これを機に桓騎の内面が描かれると良いなと思います。

しかし政にとって桓騎との対談は現実を突きつける厳しいものであったことは間違いないでしょう

諸国に伝わった大虐殺と言う事実も取返しがつきませんし。

そんな中での信との再会は熱いですね。

次回は桓騎との対談で感じた政の本音を聞けるかもしれません

邯鄲がすぐそこという場所で、改めて2人の道が示されそうで楽しみです!

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『キングダム』701話!廉頗が趙に帰還!?扈輒の後に邯鄲を守る・・

⇒『キングダム』700話!砂鬼は女だった!?敗れた趙では再び李牧・・

⇒『キングダム』698話!桓騎斬首!?政の追及に対する桓騎の答・・

⇒『キングダム』697話!政出陣!六将の暴挙を受け秦王が最前線・・

 

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