楽彰に斬られ、とどめを刺されようとしていた蒙恬。
そこで蒙恬を助けたのは愛閃でした。
愛閃が来たことで楽華は包囲突破の気を失ってしまったものの、「中央から力ずくで李牧の包囲を抜ける」と愛閃。
ただし目の前には楽彰&フーオンという青歌の強将が立ちはだかります。
一方で羌瘣は羌礼ですら追いつけないほどの猛スピードで前進していました。
そしてついに青歌軍を突破!
呼吸はすでに限界を超えていそうですが、果たして李牧の包囲の突破口となるのか、羌瘣の動きに期待が高まります。
第722話『前後の呼吸』は久々にあの2人の見せ場がやってきました!
『キングダム』722話!のネタバレ
それでは『キングダム』722話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
李牧も青歌も慌てていない
【キングダム65巻表紙!!】
今月17日(金)に発売される #キングダム 最新65巻、表紙デザインが完成しました!
今回は、雪と李牧!!
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羌瘣が青歌軍の陣を突破。
それに仲間たちも死ぬ気で続き、ついに羌瘣隊が李牧の壁から飛び出ました。
その様子は李牧の目にも届いていましたが、「まだです」と李牧。
現場の楽彰も落ち着いていました。
何故なら、たかが1点“本体ではない部隊”に突破されただけだから。
信も蒙恬もここにいる以上「飛信隊も楽華もまだここにいる」のだと楽彰は言います。
そして羌瘣隊は陣を抜けたは良いものの、やはり背を追われていました。
この後の動き方と羌瘣の体を心配する羌礼。
すると羌瘣は「“合わせる”必要があるからついて来い」と言いました。
歩兵団到着
上和龍と側近の雲玄・雲慶と対峙する飛信隊の先頭は限界が近いです。
信を3人から引き離そうとしますが、周りの青歌兵が堅くそれを許さない状況で、今にも信に敵の刃が届きそう。
そこへ崇原ら飛信隊の歩兵団が合流!
先頭(騎馬隊)が詰まっているため追いついたのです。
岳雷がやられたことを知った彼らには、すでにいつも以上の殺気が漲っていました。
すると上和龍も自軍の歩兵団を呼び込みました。
つまりすでに激しい潰し合いとなっていた戦場が、歩兵も含めた更に激しい総力戦に発展したのです。
しかし崇原の屈強な歩兵団が入っていっても、戦況はあまり変わりませんでした。
それだけ青歌の兵が堅いのです。
蒙恬が負傷した楽華は総崩れにならないのがやっとのため飛信隊がここを切り拓くしかないのですが、上和龍と雲玄・雲慶の猛攻により信を動かすことが出来ず。
仁淡と岳雷
それどころか、疲弊し上和龍の一撃で体勢を崩した信に、運慶の刃が振り下ろされようとしていました。
しかし、そこで運慶の頭が吹き飛びます。
やったのは弓矢兄弟・仁&淡の矢!
歩兵と共にここまでやって来た仁淡が、岳雷の仇を討つべく弓を引いていました。
仁淡にとっても岳雷は大切な存在でした。
仁淡の父・蒼源は中華十弓に名を連ねる弓矢の名手であり、麃公軍の特殊弓部隊を率いていたわけですが、ある戦場で窮地に陥った隊を救いに行って亡くなったという話を以前岳雷がしていましたよね。
そして岳雷はその救われた隊にいたということで、仁淡に頭を下げたのは印象深いエピソードだったかと思います。
その後、岳雷は飛信隊に正式加入した仁淡に「何かあったらいつでも相談に来い」と声を掛け、2人の加入を喜んで迎えていたようです。
そんな義理堅い岳雷の優しさを知る仁淡も、当然彼の死に黙っているわけにはいかないわけです。
岳雷を想い、今度は上和龍に矢を放つ仁。
ところが上和龍はなんとあの仁の矢を見切り、弾いたのでした。
騒然とする飛信隊。
しかしその一瞬の間は、信が形勢を覆すに十分でした。
上和龍に深い傷を負わせ馬上から突き落としたのです。
羌瘣と挟撃へ!
映画『#キングダム2 遥かなる大地へ』
__ ⚔️__❰ 羌瘣(きょうかい) /#清野菜名 ❱
哀しみの一族とも呼ばれる、千年を超える歴史を持つ伝説の暗殺一族“蚩尤”の一人。
特殊な呼吸法を操る“巫舞”により、その身に神を堕として戦う。#7月15日公開 pic.twitter.com/tBZZHHU8Y4— 映画『キングダム 大将軍の帰還』公式アカウント (@kingdomthemovie) June 25, 2022
上和龍を救おうとする雲玄を我呂が斬りつけ阻止。
ここで戦場は信から上和龍たちを引き離したい飛信隊という構図から、上和龍を守る青歌軍という形に優劣が逆転しました。
すると我呂が信に「敵将は歩兵に任せて、お前は先頭に行って突破をはかれ」と伝えます。
「飛信隊を連れていけるのはお前しかいねえ!」
その言葉に押され、信は飛信隊を引き連れ中央突破を狙う前進を開始。
ところが飛信隊は途中で力尽き、足を止めてしまいます。
楽彰曰く、上和龍の主力は楽彰軍よりも強力なのだそう。
信が足を止めた先には、さらなる軍を率いる上和龍の副将・豪座公(ごうざこう)が待ち構えていました。
もはやここ一番の前進もここまでか…と思われましたが、信は焦ってはいませんでした。
「ここまで来れば十分だろ」と信。
するとなんと前方、つまり豪座公の背後から羌瘣がやってきたのです!
分厚い壁を拓くには前後から呼吸を合わせて掘り進めばいい。
互いに細い穴ですが、双方から掘り進むことで飛信隊はついに李牧の壁を貫通させる道を切り拓いたのでした。
『キングダム』ネタバレ722-723話のまとめ
久々の弓矢兄弟の活躍が嬉しかったですね。
岳雷の蒼源への恩がこのような形で繋がれていたというのがグッときました。
もちろん仁淡や信・我呂だけではない、飛信隊皆の岳雷への想いを感じた1話でした。
このまま弓矢兄弟が敵将を討っても良いのに。
討てずとも凄腕狙撃手がいるだけで敵の警戒を生み、今回のように形勢逆転の隙を作れる可能性があるのだから、楚の白麗のようにどんどん活躍して欲しいですよね。
楽華の方を援護すれば愛閃も暴れられるでしょうし。
ともあれ飛信隊はついに李牧の壁粉砕の機を作りました。
羌瘣はすでに限界を超えていそうですし、後ろを閉じられれば羌瘣隊全滅の恐れもありそうですが、信との阿吽の呼吸で挟撃という形で合流できました。
そしてたとえ細くとも貫通さえすれば、そこから穴を広げることは掘り進むよりは簡単なはずですので、そこから一気に青歌軍崩壊に持っていければいいですね。
飛信隊の切り拓いた穴を楽華がさらにこじ開けて欲しいです。
もちろんそれには楽彰という強キャラ撃破が必須ですし、上和龍もまだ生きています。
だからこそこの戦場の動きにそろそろ桓騎が反応してくれないかなという期待もあります。
青歌軍の強さに動きを止められていましたが、飛信隊が作ったチャンスでようやく大きな動きが見えてきそうで、次回もますます楽しみですね!
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