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最新ネタバレ『キングダム』735-736話!考察!桓騎の怒りはこの世のあり方!?桓騎も宜安到着で流れが変わりそう!

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この記事を読むとわかること

  • 桓騎の指揮で砂鬼一家が狼甫一家を潰す。
  • 桓騎は追っ手の死体を苛烈に扱い、イメージ戦略を成功させる。
  • 桓騎は中間層を憎み、世界の構造を変えようとする。

「奪われることが当たり前になっている」と指摘した桓騎の指揮のもと、一念発起して狼甫一家のトップを潰した砂鬼一家。

しかしそのせいでこれまで作り上げてきた大事な居場所・聖地を捨てて狼甫一家の追っ手から逃げる生活が始まってしまいます。

そこで桓騎が行ったのが、追っ手の死体を弄ぶような苛烈な残虐行為。

吐き気を催すほどおぞましい光景でしたが、桓騎はこれが生き延びる手段・この先誰1人傷つけられないための手段なのだと言いました。

理解した砂鬼一家は覚悟を決め徹底した残虐行為を開始。

するといつしか狼甫一家の追っ手は無くなり、ついでに砂鬼一家に「人じゃない」という恐ろしい噂まで付くように。

かくして桓騎プロデュースのイメージ戦略は大成功し、砂鬼一家が砂鬼一家となっていったのでした。

という“砂鬼一家の始まり”を知ることが出来たところで砂鬼一家の召(しょう)が、桓騎を知るには「僕の顔を焼いた領主を、桓騎が襲ったあの日のことを話さないといけない」と言いました

那貴が知りたがっていた“桓騎の根っこに流れる怒り”がいよいよ明かされそうです。

第735話『中間の奴ら』は桓騎の怒りの矛先が明らかに!?

 

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『キングダム』735話!のネタバレ

それでは『キングダム』735話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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領主を襲った日

桓騎を桓騎たらしめているのは“すべてへの怒り”。

砂鬼一家が桓騎の根底に流れているそれを知ったのは、召の顔を焼いた領主を桓騎が襲った日ですが、恐らく今も変わらず、むしろ“より激しく”燃え盛っているはずだと召は言いました

当時領主の元へ向かったのは、彼が貯め込んだ財宝を盗むため。

と砂鬼一家は思っており、実際に持ちきれないほどの財宝を手に入れました。

そして皆早々に立ち去ろうとしましたが、ところが桓騎は冷酷な表情で家臣を拷問・殺害しながら領主の部屋に向かっていました

 

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桓騎の目的は仇討ち?

桓騎は領主の寝室につくと眠っていた彼をそのまま縛り付け、「今からお前がやってきたことと同じ目に遭わせてやる」と宣言。

偲央が止めに入りますが、「財宝を奪いに来たのではなく、こいつをやりに来たんだ」と言って、召に見せるように領主の顔をじっくり焼き始めました。

そんなことをして何の意味がある!?

偲央がそう責め立てると、桓騎は意味なんて必要なのかと問い返しました。

無抵抗の子どもだった召の顔を焼き、偲央姉妹を体中斬りつけながら犯し続け、他にも皮を剥いたり、腕を切断してその腕を犬が喰うのを見せたり…そんな連中相手に。

「奪われる側を終わりにして“きっちり取り返しに”行く」として砂鬼一家を変えた桓騎ですが、もしや彼ら全員分の仇討ちをしようとしているのでしょうか。

 

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桓騎が憎んでいるのは中間層

桓騎の狙いは単に仇討ちというわけではありませんでした。

桓騎曰く、この世には下記の3種類の人間がいるそう。

  • 高い所に立って好き放題やるバカども
  • 彼らの犠牲になる底辺の者たち
  • その中間の者たち

無論砂鬼一家は底辺であり、その仇は高い所にいる者たちです。

そのため今回の領主のように高い所にいる者たちにきっちりやり返すつもりですが、それだけでは終わらないと桓騎は言います。

桓騎が考える底辺が本当に怒りを向けるべき相手は、無関係を決め込んでいる“中間”の者たちでした。

いわゆる普通の人たちであり、砂鬼一家には何もしていません。

しかしこの世の殆どを占める彼らが何もしないせいで、世の中の「構造」が変わらないのだと桓騎は言いました。

つまり怒りをぶつけようとしている相手は“底辺以外の全ての人間”であり、桓騎は世界のほぼ全てを憎み否定していたのです。

 

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桓騎宜安へ

桓騎の意外な真実に言葉を失っていた信たちの元に、物見からの「桓騎の一団が向かっている」との報告が入りました。

桓騎は部下たちに「宜安城には秦の旗が立っている」と伝えていたようなので、桓騎も砂鬼一家を信じて進んでいたのでしょう。

砂鬼一家は桓騎の到着に「やっぱ生きてやがったか」と笑いました。

桓騎が約束通り来たということで、砂鬼一家の話はここでおしまい。

ただ最後の1つだけ、偲央はどうしたのかと那貴が質問をしましたが(現在の長は衣央ですからね)、召曰くすでに亡くなったそう。

偲央が亡くなった後に桓騎は砂鬼を出て行き、自分の一家を作ったのだそうです。

そして日陰者たちの王=闇の王になったと召は言いました。

さてまだまだ話が聞きたいところですが、今はまだ敵地の中にある大劣勢な状況。

衣央は「過去の話などどうでもいい」と切り上げ、桓騎との合流に備えます。

「窮地には変わりないが“反転”の兆しとは成り得るはずだ」

桓騎の入城で再び大きく流れが変わりそうです!

 

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キングダム』ネタバレ735-736話のまとめ

桓騎の怒りは「世界の構造に無関係を決め込んでいる中間の者たち」ということで、現代にも通じる痛烈批判でした。

桓騎の行動には、この世で最も多い中間層の意識を変えなければ世界の構造は変わらないという考えがあることが分かりましたね。

理解は出来ますが、ただ戦に関係ない村の者たちを殺害したりと今は自分が“高い所に立って好き放題やる立場”になっているのではないかと。

もしかして桓騎は将軍になることでそういった問題を公に知らしめようと、世界の動きに“中間層”を巻き込もうとしたのでしょうか。

以前桓騎は政との対談で「人に期待しすぎ」と言っていましたが、意外と桓騎が誰よりも人を信じているのかもしれないというのは明るすぎる見方ですかね。

しかし桓騎がやろうとしていることは恐らく政がやろうとしている中華統一よりも途方もないことですから。

この考えに至り“岩をも溶かすほどの怒り”となるには、やはり砂鬼一家との出会いだけではなく桓騎の出生も関係していそうですのでその辺も描かれればいいなと思いますし、偲央の死についても知りたいですが今回はここまで。

さて宜安攻めにあたり蒙恬が言っていた「秦が助かる2つの条件」の1つ、桓騎が生存どころか合流しようとしており、まさに反転の兆しが見えてきたところ。

宜安までまだ距離がありそうですし、そろそろ趙軍も駆けつけてきそうですが、未だ劣勢ながらも桓騎合流で趙北部攻略戦が再び動き出しそうで楽しみです!

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

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