長かった「ゴミ捨て場の戦い」についに終止符がうたれました。
決勝点は研磨のファンブル。
ボールに触れたコートの選手全員の汗がもたらしたエンディング。
セットカウント烏野2-音駒1で烏野が勝利しました。
ハイキュー!!325話のネタバレ
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古舘春一「ハイキュー」325話より引用
それではハイキュー!!第325話『ゴミ捨て場の約束』の要点をまとめてみます。
センターカラーは新キャラ?
少し両チームのユニホームもデザインが違うような・・・。
ト書きは“見据えるは長く続く因縁の先―”
分かりました。
若かりし猫又監督と鵜養前監督ですね。
バック・トゥ・ザ・昭和。
雰囲気出すために色のトーンを少し落としていますかね。
ト書きの文字も時代を感じさせるためにわざとカスレさせています。
ホント芸が細かい。
二人の約束が世紀を跨り実現したこの戦い。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
試合終了の笛が鳴る
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古舘春一「ハイキュー」325話より引用
先週最後の場面から始まります。
研磨はバレーボールを教えてくれてありがとう、と感謝の言葉を黒尾に述べました。
それを聞いて音駒の選手は皆ポカン。
当の本人である黒尾も予想外の言葉にキョトンとしています。
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古舘春一「ハイキュー」325話より引用
リアクションは「あ・・・うん」と返すだけ。
ヨイショと立ち上がる研磨。
一瞬の間。
「・・・は??」
我に返ったか、待て待て待てバカヤロウ!!と逆ギレのリアクション。
整列の号令に促されて両チームが動きます。
研磨は今日絶対熱が出るとボヤきます。
手白はゲームの流れに乗れなかったことを悔いてか今度はコートに入ると誓います。
ピーと試合終了を告げる主審の笛。
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古舘春一「ハイキュー」325話より引用
烏野・音駒「ありがとうございました!!!」
両チームそれぞれの選手がネットを挟んで握手します。
観客席からも健闘を称える拍手です。
地元宮城の居酒屋?でもお客さんが拍手に指笛。
音駒高校の応援席は「やべー」「すげー」の言葉しかでてきません。
試合の圧倒されたのでしょうか全員の目が点になったままです。
ネット観戦の白鳥沢の二人は日向のオープン攻撃も振り返りつつ感想戦。
こちらも解説ありがとうございました。
最後の挨拶
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古舘春一「ハイキュー」325話より引用
コート中では両チームの選手がお互いを称え続きます。
まずは両キャプテン。
澤村の方からネットをくぐり黒尾とハグ。
自分から相手に向かっていく澤村らしい気遣いです。
次に黒尾と東峰、海と澤村、夜久と菅原の両3年生同士。
こちらは山本と田中が熱い握手。
柴山と東峰の身長ミスマッチはお互いがどうも頭を下げて感謝。
夜久と西谷のレシーブ合戦は凄かったです。
黒尾は月島とは握手しつつ頑張れよと言わんばかりに左手で肩を叩いて激励。
珍しく月島が恐縮している微笑ましい場面です。
海は犬岡。
黒尾は福永と山本。
夜久はリエーフと柴山。
3年生たちは涙を流す下級生たちを支えなくてはいけません。
一方烏野の3年生トリオはスクラム。
観客席からの拍手はまだ続きます。
今度はベンチサイドです。
マネージャーの二人も会釈。
猫又監督と武田先生。
武田先生が大分恐縮して両手で握手です。
この人の行動力がなければ練習試合や合宿などは実現できなかったでしょう。
まさに縁の下の力持ちです。
そして猫又監督と鵜養コーチが握手しようとします。
この時―。
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古舘春一「ハイキュー」325話より引用
病院にベッドにいる鵜養前監督が握手する仕草で手を差し出します。
シワがれた手。
同様に年季の入った猫又監督の右手。
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古舘春一「ハイキュー」325話より引用
そして、その手は孫の鵜養コーチと固い握手を交わします。
応援団への挨拶も終わりベンチ前に集合する音駒の選手たち。
猫又監督からはナイスゲームと労いの言葉。
そして
「ありがとう」
それを聞いて思い出すのは小学校時代の黒尾・研磨と監督の初対面。
研磨から黒尾の表情は見えません。
「ありがとうございました!!!」
最後は監督に選手一堂で感謝とお礼の言葉です。
音駒高校の春高バレーは3回戦敗退で幕を閉じました。
もうこの辺りから涙が止まりませんよ。
繋がる「ゴミ捨て場の戦い」
影山は研磨に「またやりましょう」と声をかけます。
言葉が被った日向は改めて言います。
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「研磨!来年もやろうな!!」
古舘春一「ハイキュー」325話より引用
それを聞いて
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「うん やろう」
古舘春一「ハイキュー」325話より引用
と返事する研磨。
喜ぶ日向と後ろには「ワク(ワク)」の擬音ですでにやる気満々の影山。
その様子を見て嬉しそうな猫又監督。
こうして想いは繋がっていきます。
軽口を言って3人に近づこうとする黒尾。
その後ろではチームメイトの海が終わったことに実感がないと言いつつ、
「終わりだけどこの3年間が黒尾と夜久と一緒で良かった」
と笑顔で話します。
これを聞いて泣かせることを、とリアクションをする黒尾と夜久。
泣きながら夜久が真ん中で黒尾・海の肩に手を回す最後のスリーショットでした。
確かに音駒の戦いは終わりました。
しかし烏野の戦いはまだ終わりではありません。
日向と研磨の視線の先には梟谷の木兎!
次回は新ステージに突入か?
ハイキュー!!ネタバレ325話のまとめ
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古舘春一「ハイキュー」325話より引用
戦いが終了しての握手回と全ての人への感謝の回でした。
試合開始は第294話の何と3月!
ということは、半年以上もゴミ捨て場の戦いを描いていた訳です。
その分多くの名場面、名言があったかと思いますが何を思い浮かべたでしょうか?
扉絵の猫又・鵜養の両名が高校生時代からの宿命。
試合後の握手は孫を通して確実に思いは猫又監督に伝わったことでしょう。
握手のシーンはTVカメラも描かれていたので鵜養前監督もしっかり見ていたはずです。
もう思い残すことはないとか物騒なこと言わないでくださいね。
そして前回の最後にも書きましたが、研磨からの感謝の言葉を聞いた黒路の表情はまさかのノーリアクションでした。
他のメンバーも呆気に取られていたので想定外の言葉だったでしょう。
しばらくして待て待てと慌てているあたりから、恐らく黒尾は研磨に語る言葉を予め用意していたのではないかと思います。
それが「あ、うん」と返答したのでは、待て待てと言いたくもなります。
涙腺崩壊必至のキャプテンとしての最後の挨拶シーンでは泣いていたのか表情が分かりませんでしたが、猫又監督にもありがとうと言われて感極まったであろうと思いたいです。
正直、この戦いで最終回の流れも悪くはないと思いましたが、最後のコマに活躍する木兎の姿を描くということは話がまだ続きそうで何よりです。
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古舘春一「ハイキュー」325話より引用
梟谷は東京予選で音駒に勝利しているので間違いなく強敵です。
しかも全国屈指のスパイカー木兎がいます。
影山は研磨、月島は黒尾、とそれぞれ対となる選手がいましたが、音駒には日向と対をなすスパイカーは不在だったので、梟谷戦が実現すれば当然日向と木兎のスパイカー対決となりそうです。
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