アルゼンチンのプロリーグで活躍する及川と偶然ブラジルのビーチで再会をした日向。
地元のペアから草ビーチの対戦を申し込まれて受けて立ちますが、慣れない屋外競技もあり敗北を喫します。
リベンジマッチに臨む二人。
プレーをするうちに、及川は上を目指すには苦しいことが多いけれども「バレーは楽しいもの」、日向は相手を見据えた及川のプレーを目の当たりにして「バレーは繋ぐもの」とそれぞれ原点を思い出すのでした。
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Contents
ハイキュー!!374話のネタバレ
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古舘春一「ハイキュー」374話より引用
それではハイキュー!!第374話『初志』の要点をまとめてみます。
前回のラストで及川に「ヘタクソー」と茶化していたのはどうやら彼のチームメイトのようでした。
地元では名の知れたガブリエルたちに対して、リズムが噛み合ってきた日向&及川ペア。
ここからいかなる反撃が展開するのでしょうか楽しみです。
時間のない場合は、目次に内容をまとめていますので参考にしてください。
及川の金言
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古舘春一「ハイキュー」374話より引用
得点は14-14の同点となります。
ビーチバレーでは風や日光などの環境に左右されやすい競技のため、コートチェンジが頻繁に行われます。
やはり高いトスは風の影響を受けやすいから打ち辛いようです。
レシーブが遅かったりスパイカーの攻撃態勢ができていないと、そのしわ寄せでトスを高く上げざるを得ません
そうならないためには攻撃態勢を早く取ることで、理想は砂に足を取られて倒れないことです。
“一歩目をもっと速く!”と相手サーブに対応する日向は、すぐ立てすぐ立てと次の攻撃に入るために素早く姿勢を整えます。
その日向をチラ見しながら及川は、相変わらずイヤな存在感だと思いつつ、スキアリッとツーアタックで相手コートにボールを落とします。
ぐぬぬのガブリエルたち。
得点が決まり高笑いする及川。
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古舘春一「ハイキュー」374話より引用
攻撃の選択肢が増えると頭で分かっていて、それが6人制よりプレーに反映させやすいビーチを“めっちゃ直結している”と驚きを隠せない日向。
逆サイドにドンピシャでツーを決めた及川は実は背中にも目があるぞと日向をからかいながらも、「相手を見る」だけでなく「相手にどう見られているか」も計算することが大事だと話します。
1プレーごとに上手になる日向&及川ペアにガブリエルたちも戸惑いを隠せません。
及川の挑戦はさらに続きます。
今度は「チャレンジャーッ!!」と叫びつつ、ライト方面からの移動攻撃を仕掛けます。
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古舘春一「ハイキュー」374話より引用
ビックリした日向は慌てながらも及川の位置を確認しつつ、風の動きを踏まえて高さと距離に注意して自分もチャレンジャーだと言わんばかりにバックトスを上げるのでした。
“いいじゃん”と思いつつスパイクを決める及川。
ビーチは2人だからボールにいっぱい触れるから、色々しなければ勿体ないと笑顔で答え、日向は「及川さん強えー!!」もう叫ぶことしかできません。
そして試合は見事に日向たちが勝利をするのでした。
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日向をライバル視する
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古舘春一「ハイキュー」374話より引用
試合が終了してガブリエルたちに自分はインドアのプロだと答える及川の立場もあり、最後は4人で食事をする日向たち。
楽しかったと別れたガブリエルたちは、”ケン・ワタナベ”だと勘違いしたままのようでした。
そして及川もリオでの滞在が終わり日向との別れになります。
「チビちゃん」と言いそうになりますが、改めて「ショーヨー」て日向に対して言葉をかける及川。
感極まりウルっときた日向。
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古舘春一「ハイキュー」374話より引用
自分も初心に戻れてリフレッシュできたと及川は礼を言いつつも、日向が2年後日本に戻ることを確認し、全員倒すから覚悟しておけ、と宣言するのでした。
倒すべき相手に自分も対象であることに無自覚な日向でしたが、またネと再会を予想しながら笑顔で及川は去って行きました。
リオの砂場でニンニンニン及川と別れた日向のそれからです。
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古舘春一「ハイキュー」374話より引用
食事での管理。
ヨガなど取り入れた体幹トレーニングに筋力強化。
インドアでのバレーの感覚を忘れないために地元ジュニアと一緒の練習。
左打ちも試してみます。
そして、もちろんビーチの特訓も。
それら堅実な練習は高く飛びスパイクをするまでの確かな助走のようなものでした。
そして月日が流れます。
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古舘春一「ハイキュー」374話より引用
ビーチの観客が盛り上がる視線の先には、スパイクを決める“ショーヨー”。
「Japanese ninja」
そう形容される日向がそこにはありました。
ハイキュー!!ネタバレ374-375話のまとめ
時系列的には分かりにくい感じもありましたが、及川との再会は日向がブラジルに渡って程なくしてのようです。
この時の試合がこの後の日向のモチベーションに繋がったかと思うと、早いタイミングで出会えたのは幸運でしたね。
1プレーごとに進化する日向&及川ペアでしたが、どちらかというと及川が日向を引っ張っていくような印象でした。
インドアとジャンルは違えどやはりプロだけのことはあります。
一つのプレーごとの及川の言動に日向がはっとする場面を見ると、プロとアマの意識の違いを感じました。
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古舘春一「ハイキュー」374話より引用
別れのシーンでは及川に下の名前で呼ばれるようになり、ついにライバルに昇格した感のある日向。
「全員倒す」の及川のセリフの真意が日向は読み取れなかったようですが、これは高校時代の日向と影山の関係のように「お互いに負けたくない」という気持ちの表れでしょう。
ラストでようやく出てきた「ninja」の称号。
いよいよ次回からブラジル編の本格始動になりそうです。
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