前話では、いろいろな謎が少しずつ解明されていきました。
怪人王オロチは元々ただの人間でしたが、ギョロギョロが作り上げた存在だったという事や、S級ヒーロー8位のゾンビマンは、実は進化の家で実験作り上げられた不死身シリーズの生き残りだったという事。
そして、進化の家のジーナス博士は、サイタマの強さの秘密を、自分のリミッターを努力のみで破壊した存在だったという事を教えてくれました。
怪人協会に勧誘されていたガロウも、怪人として相応しいかどうかを見極める為に、後を付けられていた蟲神とキリサキングと戦う事になりましたが、その中で人質にされてしまったタレオに情が湧いてしまった自分に気付かされます。
ヒーローの首を獲って来たら、怪人協会の幹部にしてやるという誘いを受けていましたが、怪人になる覚悟が出来ていないと気付かれたガロウは、その弱味に付け込まれてズタズタにされてしまう所で前話が終わりました。
人質として連れ去られてしまったタレオはどうなってしまうのか?
キリサキングに切り刻まれたガロウは無事なのか?
気になる130話を追ってみましょう!
Contents
『ワンパンマン』130話!のネタバレ
それでは『ワンパンマン』130話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
サイタマ帰宅、そしてクセーノ博士の訪問
食い逃げで追い掛かけたガロウと一悶着あり、彼を一蹴して帰ってきたサイタマが自宅に戻ると、まだバングやキング達が家に残っていました。
ガックリと肩を落とすサイタマを心配そうに問い詰めると、六千円入っていた財布を落としてしまったと言います。
あげくの果てには、せっかく買った白菜までファミレスに置いてきてしまいました。
そんな事を嘆いているそばから、ファミレスで同席していたフブキが帰って来ます。
サイタマが食べた飲食代を払わされ、話も途中で出て行ってしまった事に腹を立てたフブキは、無理矢理サイタマに謝らせました。
フブキを目の前にしても、問い詰められない限り自分から謝ろうとする気がない、神経の図太さが実にサイタマらしいと思わせる場面でしたね。
そして、高エネルギー反応を感じとったジェノスは、敵がサイタマ宅にやって来る事に気付きます。
バングやボンブは負傷している為、まともに戦えるのはキングだけだと判断したジェノスは、無理矢理キングに戦わせようとしますが、時既に遅く、キングは普通に招き入れてしまいます。
しかし、そこに現れたのは敵ではなく、ジェノスをサポートしてくれているクセーノ博士でした。
この辺りのシーンは、フブキと言い、クセーノ博士と言い、いろいろな人な良いタイミングで登場する所が面白いですね。
話の長い自己紹介をするクセーノ博士を、早く帰そうとするサイタマでしたが、手土産に持って来たプレミアム牛肉の極上ギフトセットを貰ったとたんに、手のひらを返して仲間として認めてしまいます。
フブキがどんなに仲間に引き入れようとしても、なかなか上手くいかなかったサイタマでしたが、実は手土産の肉につられてしまうという、分かりやすい奴でした。
怪人達のそれぞれ
蟲神とキリサキングが、人質にしたタレオを連れて怪人協会のアジトに戻って来ると、ギョロギョロはヒーロー協会に場所が見つかるのは時間の問題だと判断します。
ギョロギョロは、この後S級ヒーロー達と全面戦争になる事を予想している為に、各自に戦闘準備をしておけと命令します。
サイレスラー、フェニックス男、努Sは各自でヒーローを迎え撃つ準備をし、元々忍者の里出身である疾風のウィンドと業火のフレイムは、お互いで手合わせをしながら戦闘準備を整えていました。
バンパイア、魔ロン毛、ニャーンといった幹部レベルの怪人達も各々で戦闘準備に入り、災害レベル竜クラスの新怪人達もいろいろと控えているようでした。
童帝がヒーロー協会の指揮官!?
今回の人質救出作戦の指揮をとっているヒーロー協会のセキンガルは、怪人協会のアジトを探させている童帝と話をします。
場所の特定はある程度出来ましたが、童帝はボフォイ博士の言葉を思い出し、信用出来る人間だけで戦う事を提案します。
戦力的には問題のないジェノスですが、怪人協会のアジトがあるゴーストタウンに住んでいる事とまだルーキーだという事で、もしかしたら内通者の可能性も拭えないという事もあります。
そのため、今回の作戦からは除外させるように童帝は勧めます。
バングに関しても、弟子のガロウに情けをかける可能性があるとして、除外してもらう事になりました。
意外と童帝の話がすんなり協会側に通用する所を見ると、童帝自身がかなり信用されている事が分かります。
かなりの手練れが多いS級ヒーロー達の中で、5位をキープしているのにはそれなりの実積を挙げてきたという事なんでしょう。
ヒーロー同士で食べる鍋は格闘技!
サイタマの家では、お腹を空かせた野獣達の戦いが繰り広げられようとしていました。
サイタマ、バング、ボンブ、キング、ジェノス、フブキ、そしてクセーノ博士を加えた7人で1つの鍋を囲み、高級肉が入った鍋が煮えるのをひたすら待ちます。
そして鍋が煮えた瞬間、達人達は容赦なく鍋を貪りました!
食材は宙を舞い、箸で取り合う攻防が繰り広げられます。
何故か仕切りに回ったジェノスは、超能力で肉を操作しようとしたフブキを、サイタマ先生の肉だと言ってサイタマの食事を確保しようとします。
クセーノ博士に無礼を働くフブキを許さないジェノスですが、クセーノ博士は楽しく鍋を囲んでいるジェノスを見る事が実に嬉しかったようです。
戦いと復讐の事しか頭になかったジェノスが、サイタマと出会った事で人の心を取り戻していく姿が実に新鮮だったのでしょう。
一方、全く鍋を食べる事が出来なかったキングは、達人達の取り合いの中で序盤で伸びてしまっていました。
怪人協会やヒーロー協会のように緊迫した空気とは全く違うサイタマ宅は、なんだかんだ言って和気あいあいとした雰囲気でした。
『ワンパンマン』ネタバレ130話のまとめ
今回は、怪人協会、ヒーロー協会共に、お互いの戦力を整理し、全面戦争に向けての準備をするような話でした。
新しい怪人の出現やガロウの復活もあり、状況を見ると怪人協会の方が戦力が揃っているように思えますが、サイタマには関係ない事にも思えます。
怪人達よりも癖の強い性格を持つヒーロー達は、今後分かり会える事があるのか不安になってくるほど、まとまりが無い事も改めて分かった回でもあります。
トータル的に見ると、サイタマを崇拝し過ぎているジェノスが、毎回話をややこしくしているようにも思えますね。
全面戦争前の伏線をいろいろと張ってある今回は、今後いろんな展開が出来るように工夫されていますの、で次回への妄想を掻き立てられます!
やっとここに来て、ヒーローが怪人達から子供を助けるという普通の構図が出来上がったので、次回からこの王道のストーリー展開を期待して楽しみたいと思います!
⇒『ワンパンマン』131話!考察!正義のヒーロー!?怪人ガロウがアツい!
コメントを残す