前回のワノ国編では、混戦の鬼ヶ島では新世代の海賊たちは体制を立て直していました。
その中で恩義に報いるために同盟を破棄したビッグ・マム。
そしてナミも子供を傷つけたうるティへの怒りをあらわにします。
それでは第1013話『Anarchy In The BM』の考察を始めていきます。
『ワンピース』1013話!のネタバレ
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それでは『ワンピース』1013話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
〝鳴光砲〟
お玉を傷つけたうるティにビッグ・マムは激怒していました。
うるティに怒りを燃やしていたのはビッグ・マムだけではありません。
ナミも子供に手をあげたうるティが許せなかったのです。
乗っていた狛ちよも傷つけられたために俊足のパキケファロサウルスから逃げることをやめて、ここで倒すことをナミは心に決めました。
ナミは完成当時からクリマタクト最大の技だった〝トルネード〟=〝テンポ〟を放ちます。
ですがうるティは発動前にその危険性を察知して回避されてしまいました。
逆にナミはうるティに拘束された状態での渾身の頭突き〝ウル頭銃〟の態勢に持ち込まれてしまいます。
大技のためにできた隙をビッグ・マムは見逃しません。
太陽のプロメテウスが二角帽のナポレオンを咥えてました。
さらに切っ先に雷雲のヘラが包んだ状態で放つ合体技の〝鳴光砲〟メーザー砲がうるティの身体を貫通して、後ろにいた雑兵たちも巻き込んだ大爆発を起こしたのです。
ゼウスとヘラ
〝鳴光砲〟の大爆発のどさくさ紛れにナミとウソップはお玉を連れて逃げ出そうとしていました。
そこでナミはビッグ・マムの元に帰れずにいる雷雲のゼウスを見つけました。
プロメテウスが彼女がほしいとママに願ったことで生まれたヘラと三人で和気あいあいとしていたのです。
ゼウスは帰る場所を失ってナミにもそっぽを向かれただけではなく、ビッグ・マムはヘラにゼウスを食ってもっと強くなれとまで言い放ちました。
逃げ出すナミたちに気づいたビッグ・マムは、お玉をウソップから奪って二人を仕留めるために追い回し始めます。
行き場を失ったゼウスは、ナミを助けるために最後の力と勇気を振り絞ってビッグ・マムに逆らいます。
が、エネルギー切れを起こしてあっさりと捕まってしまいました。
二転三転する戦い
力尽きたゼウスは魂を抜かれてヘラに捕食されてしまいました。
そんな非情なビッグ・マムに戦慄するナミとウソップの手をお玉が引く形で逃げ出します。
ですがそれに気づいたビッグ・マムは大嫌いな〝去る者〟だとして、お玉にまで二角帽のナポレオンを振りかざしました。
その凶刃を鉄クズの腕が受け止め、さらにビッグ・マムの顔面を地面に叩きつけたのです。
鬼ヶ島ドームの屋上から追いかけてきたユースタス・キッドが追いついたのです。
ビッグ・マムを自分の獲物だと言い放ったキッドの姿に、希望を見出したナミとウソップは感涙していました。
カイドウの嘆き
その頃、鬼ヶ島の屋上では人獣化を解いたカイドウは息を切らしながらも後悔をしていました。
強い武器を手に入れて調子に乗っただけの若造を倒すことは難しくなかったが、希望を捨てられない者たちをくじくためには首級を挙げて勝利宣言すべきだったのに熱くなりすぎてしまった…と後悔していました。
…ルフィは気を失って空高く舞い上がっている鬼ヶ島から落下していたのです。
『ワンピース』ネタバレ1013-1014話のまとめ
【#メガホビEXPO】衝撃の大きさ、そして存在感あふれる彩色をとくとご覧あれ!お待たせしました!「P.O.P‟WA-MAXIMUM”百獣のカイドウ」彩色初公開です! #POP15th #onepiece pic.twitter.com/QiiKZqxDLq
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ビッグ・マムのホーミーズたちの合体攻撃は〝鳴光〟でメーザーと読ませました。
メーザーとは本来はマイクロ波を増幅、誘導放射したものなのですが…その原理は深く考えないほうが良いと思います。
カイドウとのたもとを分かったことは確実なのです。
ビッグ・マムはルフィにコケにされた恨みのほうがカイドウの不義理よりも重いようです。
それにしてもコロコロと態度を簡単に変えるビッグ・マムは機嫌次第で敵味方を簡単に変えて、 自分を慕っていたゼウスをもあっさりと切り捨ててしまうのですね。
ビッグ・マムが君臨する万国(トットランド)の住民から徴収した寿命を無生物に入れることで生まれたホーミーズは、寿命を長くは生きられなかったのでしょう。
慕っていたお玉ですら即座に殺そうとする情緒不安定さは恐ろしさを感じます。
そしてルフィは…覇王色の覇気をまとうことでカイドウにダメージを与えられるようになっても、たった一人で立ち向かうことは無謀でした。
気を失ったまま海に向かって落ちるルフィの運命はいかに。
そんな気になる終わり方ですが、次号は休載のため、次回は再来週の週刊少年ジャンプ26号での再開予定となりますのでご注意を。
次回をお楽しみに。
