前回のワノ国編では、モモの助とヤマトが鬼ヶ島の落下阻止に奔走しています。
その鬼ヶ島ドクロドームのライブフロアでは、サンジと疫災のクイーンの戦闘が続いていました。
〝ブラキオ蛇ウルス〟で大蛇のような姿になったクイーン。
その中では、サンジの体の異変は進行していました。
それでは第1029話『塔(タワー)』の考察を始めていきます。
『ワンピース』1029話!のネタバレ
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それでは『ワンピース』1029話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
氷の心
疫災のクイーンがサンジに対して振り下ろした刀は折れてしまいます。
武装色の覇気を使わずに異常な耐久性を持ったサンジにクイーンは興味津々でした。
ヴィンスモーク・ジャッジが求めた外骨格、回復力、腕力、氷の心がその息子のサンジにまで現れたのです。
そんな異常事態にサンジは心を失うことを恐れて、そのきっかけがなんなのかを思い起こすために逃げながら考えようとします。
ビッグ・マム猛攻
城内2階ではビッグ・マムとの戦闘中にユースタス・キッドはダウンしていました。
トラファルガー・ローは倒れたキッドをかばうためにビッグ・マムの間近で〝カウンターショック〟を放ちます。
そのすきをついたプロメテウス〝盗まれた火(シュトーレンフォイア)〟がローに直撃します。
謎の頭痛で動けないキッドにはビッグ・マムの縦回転からの斬撃〝マーマ急襲(レイド)〟が襲いかかります。
キッドにはないもの
そのキッドの頭痛の原因はバジル・ホーキンスの能力によるものでした。
ダメージを他人に押し付けるワラワラの実の能力で柱に頭を打ち付けるホーキンスのダメージはキッドに送られていたのです。
親友を人質に取られていてもSMILEの副作用で笑うことしかできないキラーをホーキンスは嘲笑うのでした。
キラーは事情を知らないキッド海賊団の部下たちを制して、キッドの開放をホーキンスに願います。
ホーキンスは四皇に歯向かうことの愚かさをキラーを足蹴にしながら口にしました。
ですがキラーは生き残るためにカイドウの傘下に入ったホーキンスを笑います。
占いで知った未来と異なりキッドとキラーが生存していることに選択を後悔してるのでないかと。
そしてキラーは後悔しないために思いついたことを試すことにしました。
それは赤髪海賊団との戦いで失った左腕のダメージを押し付けられのかと言うことでした。
キラーの思惑通りにダメージを押し付けることができずにホーキンスを左腕を切り落とすことに成功しました。
〝塔〟の意味
ホーキンスの切り落とされた左腕からキッドの藁人形を取り出されて命のストックはついに使い切ったのです。
ホーキンスは引いたカードの暗示に対応した藁人形を作り出す、〝藁人形(ストローマン)ズカード〟の死神正位置で攻撃をしかけます。
ですがキラーは〝斬首爪(クロー)〟で迎撃します。
けして死ぬことのない藁人形を戻して再度カードを引きました。
そのカードは塔、その図柄を見たホーキンスは思考停止してしまいます。
そこをキラーは見逃しません。
〝刃音速(ジンソニック)〟で顔面を縦に斬られてホーキンスは沈みました。
『ワンピース』ネタバレ1029-1030話のまとめ
【新キャラ情報!】新キャラ情報を入手しました!眉が特徴的な魔術師バジル・ホーキンスです! #トレクル pic.twitter.com/EVjsE6SyJj
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バジル・ホーキンスのもつカードはタロットカードと同じ意味を持つもののようです。
塔のカードの暗示は崩壊、それを自身とカイドウたちの崩壊と捉えたホーキンスが怯んだすきをキラーは見逃しません。
キラーをいたぶらないで早くトドメをさしてしまえがよかったのですが、キラーに言われたとおりに我が身かわいさカイドウに下ったことを後悔していたのでしょう。
カイドウに抗うことを選んでも生き続けているキラーの心を折って同じ立場にすることで溜飲を下げることが目的だったと思われます。
これで主だった鬼ヶ島での戦いは小競り合いを除けばカイドウとビッグ・マムに残った二人の大看板のみとなりました。
その一人、クイーンとの戦いはサンジが体の異変のために考える時間を稼ぐために逃げ回っていました。
兄弟たちのような人の心を持たない怪物になりたくないというのは仕方ないと思います。
トニー・トニー・チョッパーのように役に立つ怪物となることを受け入れることは容易ではありません。
次回をお楽しみに。
