日和から名刀「閻魔」を受け継いだゾロ。
一方、海賊同盟を結んだカイドウとシャーロット・リンリン。
それぞれが戦力を拡大する中で、いよいよ決戦の時が迫ってきました。
Contents
『ワンピース』955話!のネタバレ
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尾田栄一郎「ワンピース」955話より引用
それでは『ワンピース』955話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
ワノ国の名刀「天羽々斬」と「閻魔」
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尾田栄一郎「ワンピース」955話より引用
鈴後での回想シーン
「おトコのことが心配でたまらないけれど、河松、私はやはり今みんなに会うのはやめておきます。“戦”を前に情は禁物。
みんなで力を合わせ「ワノ国」をどうかお守りくださいませ。」
日和はそういって河松とゾロを見送りました。
ワノ国 久里「編笠村」にて
「まことか!!日和様は生きておられたのか!!!」
「あのおてんばがそんなご丁寧な言葉を!!成長されたものだ!!
河松!!お主が捕まってから悪い想像をして何も聞けなんだ!!」
赤鞘九人男たちは、すっかり大人の女性に成長した日和の言動に感動しております。
「今どこに!?護衛はいるのか!?」
その問いに河松は「心配ない、安全な場所におられる」と答え、それを聞いた錦えもんは号泣しています。
モモの助は幼かった日和がふざけて自分に飛び蹴りを食らわしてきたときのことを思い出し、感慨にふけります。
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尾田栄一郎「ワンピース」955話より引用
「おぬしが助けてくれたのか、ゾロ十郎、かたじけない。日和はがさつだが本当は弱く泣き虫で・・・」
そう口にするモモの助に対しゾロは、「・・・おい、モモ、いつまで昔の気分でいるんだ。あっちはお前より十八歳年上だぞ」と時の流れを再認識させます。
そのやり取りを見ていたサンジは、「まさかあの時お前と一緒にいた美女か!!?」と興奮気味。
そして、「モモの助くん、なにか欲しいものはないかね」と兄であるモモの助に媚びを売っています。こんなときでもサンジはサンジらしいですね。
「用意が出来たぞ!!本当に良いのだな?」おたまの保護者である飛徹が口にします。
河松も、ゾロに閻魔を継承することは承諾済みということは伝えています。
そこにお菊が刀を持って現れます。
「飛徹殿!これを先にルフィ太郎さんが、「兎丼」に没収されていた“二代鬼徹」と、ルフィが勝手に持ち出していた刀を渡しました。
「おお、すまんな、あのぼうず勝手に持ち出しおって」
「鬼徹、やっぱ名刀だったか」バジル・ホーキンスたちと対峙した時にルフィが持っていた刀が一級品ということには気付いていたゾロですが、まさかあの鬼徹だったとは。
「さて・・・わしは天狗山飛徹!!ワノ国の刀鍛冶である!!二十年、この刀をお二人に返納する日をお待ち申し上げておった!!」
飛徹が出した二本の刀は、光月おでんの遺産でした。
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尾田栄一郎「ワンピース」955話より引用
「おでん様のかつての愛刀、天をも切り落とす、「天羽々斬」、そして地獄の果てまで切り伏せる「閻魔」!!
いずれも「秋水」と同じ“大技物21工”に位列している。」
刀を差し出されたモモの助は、竜の姿に身を変え、ひるんでしまいます。
「モモの助様はいかがいたしますか、わしの傑作!!」
それに対してモモの助は、「いや・・・!!拙者はまだ!!恐い訳ではないがまだ預かっておいてくれ」と受け取りを拒否します。
「そして「閻魔」は・・・そなたの物だ!!先に言っておくが。
この国で「閻魔」をてなづけられたのは後にも先にも「光月おでん」ただ一人!!」
刀を受け取ったゾロは、近くにある木を試し斬りしようとするのですが、錦えもんは「ゾロ殿、優しさではっきり言うが、拙者なら貰わぬ・・・」と口にします。
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尾田栄一郎「ワンピース」955話より引用
そして刀を振り下ろすのですが・・・なんと木だけではなく海岸が大きく切れてしまったのです!!!
それだけではなく、武装色の覇気を纏ったゾロの腕が細くなってるではありませんか!!
どうやらゾロの覇気が閻魔に吸い取られているようなのです。
「この・・・返せ!!」
やっとの思いでゾロは自らの覇気を閻魔から取り戻しました。
飛徹が解説します。
「持ち主の“流桜”を勝手に放出し、必要以上に斬る・・・・・・!!普通の剣士なら、お主は今干からびて倒れているところ・・・見事。どうする?他の刀をやろうか?」
使い手の覇気を勝手に放出する刀、閻魔。これではモモの助や錦えもんが受け取りを拒否するのも無理はありません。
「いや、これをもらう・・・!!閻魔か!!こいつに慣れたとき・・・俺はもっと強くなっているってことだろ?」
どこまでも前向きで強気のゾロに、河松も感心しています。
ゾロの覇気が吸い取られずに済んだのも、ミホークとの二年間の修業があったからこそでしょう。
打倒カイドウに向けて戦力拡大
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尾田栄一郎「ワンピース」955話より引用
久里、編笠村。決戦まであと三日。
「私が聞いた情報では「百獣海賊団」の兵力が約二万人。
「将軍オロチ」の行列が一万人。
つまり当日鬼ヶ島には三万人の敵がいるということに。」
ロビンは花魁として得た情報を仲間に伝えます。
それを聞いたアシュラが、「庶民を巻き込まない分“地の利”も敵にあるぞ。屋敷図があってもな・・・!!」
「対する我々の数は今ざっと四千人。まあ、全面戦争ではないにせよ・・・・・・」
錦えもんは兵力の数を計算しますが、やはり戦力差は大きいようです。
久里 伊達港
「さあ、直せお前ら!!時間はないぞ!!十万人集まっても乗れるようにだ!!」
フランキーが声を上げて、修理工人たちを鼓舞します。
はたして決戦には最終的に何人が集うのでしょうか?
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尾田栄一郎「ワンピース」955話より引用
「兎丼」囚人採掘場にて
ルフィが鉄の壁を前に武装色の覇気の鍛錬に励みますが、鋼鉄は木っ端みじん。
しかし本人はまだ力みがあることに不満があるようです。
編笠村 竹林にて
ゾロとモモの助が鍛錬に励んでいます。
「ゾロ十郎「スナッチ」は言ってはならんと言われた」
モモの助はゾロに“スナッチ”の意味を訊ねますが、ゾロもよく分かっていないようです。
「昔・・・村のジジーに習っただけで俺も言ったことないしな」
どうりでこれまでの作中に「スナッチ」のフレーズが使われていなかったわけです。
ゾロに“スナッチ”の言葉を教えた人物は、ワノ国に来たことがあるのでしょうか?
ついに始まる火祭り
尾田栄一郎「ワンピース」955話より引用
討ち入り二日前
おたまとチョッパーがナミや飛徹の元に帰ってきました。
そして各地のヤクザの親分たちが、締めて二百人の戦力を連れてきたのです!!
「これで戦力は役四千二百人。ロー殿から連絡が来ないが・・・」
それに対してしのぶは「来ないならそれでもいいんじゃない?」とどこまでもお気楽な様子です。
「いや、メチャクチャ強いんだぞあいつ!!」
チョッパーはドレスローザからローのことを見ているからこその言葉でしょう。
王下七武海のひとりであるドンキホーテ・ドフラミンゴを瀕死寸前までに追いやったトラファルガー・ローの存在は、打倒カイドウのためにも不可欠です。
何より、トラファルガー・ローはワノ国の人物と出会う前から打倒カイドウの計画を持っており、ルフィに海賊同盟を持ちかけた作戦があるでしょうから、なんとしてでも戻ってきてはもらわないと困ることでしょう。
一方、ルフィは修業のし過ぎの疲れで緊迫感に包まれた周囲を気にすることなく熟睡していました。
花の都 羅刹町牢屋敷にて
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尾田栄一郎「ワンピース」955話より引用
(都で捕まった者たちは無念であろうがどうにもできぬ。抗議した家族まで捕まる始末!!)
錦えもんも、その中にこそ屈強な侍がおるのだが・・・・・・!!と無念な様子です。
「おい、役人!!」もうすぐ祭りだ!参加したい!!」
侍たちは牢屋から声を上げますが、一蹴されます。
(くそ!!最後のチャンスだぞ!!みんなが命懸けで戦うときに・・・・・・・!!)
錦えもんはタニシで全員に告げます。
「皆の者ご苦労であった!!残る時間は移動と準備に使ってくれ。約束の港で会おうぞ!!」
囚人やヒョウ吾郎もその言葉に鼓舞されます。
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尾田栄一郎「ワンピース」955話より引用
そして討ち入り前日!!
錦えもんたちはルフィより先に出発することになります。
ルフィはサニー号のある場所から鬼ヶ島へと向かうようです。
ワノ国には無数の煙突があり、その数より多くの不幸な労働者がいます
その労働者たちは小声で家康、そして今回の討ち入りの噂話をしています。
光月家は二十年前にあんな目に遭わされて、「万が一“錦えもん”たちが生きていたとしても心はへし折られているだろうと老人の労働者は口にします。
「俺たちは奴隷のままさ・・・」
「こんな閉ざされた国には助けも来ない・・・!!
ましてや誰も、カイドウには歯向かえない・・・!!」
そんな悲しき労働者たちの嘆きの裏で、赤鞘九人男をはじめとする有志たちが動き出しているとは、誰もが思いもしないでしょう。
修業中のゾロに飛徹が声を掛けます。
「小僧、閻魔は手になじむのではないか?
お前の持つ三代目鬼徹はわしの作品だ。」
それを聞いたゾロは吃驚します。
「“妖刀”と理屈は同じ。弱いものには扱えぬ・・・・・・・」
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尾田栄一郎「ワンピース」955話より引用
「そして手になじむ一番の理由はどういう縁か、“和道一文字”と“閻魔”の生みの親は同じ人物!!名工“霜月コウ三郎”五十年以上前にこの国を違法出国した男だ。
日和様はその刀に気付いて“父の形見”を譲ったのかもな。
閻魔はまだ黒刀になっておらぬ!!お前次第で“位列”も上がるぞ。」
そしてルフィも、新たな流桜をマスターしつつありました。
「ししし、見てろ、カイドウ」
一方、オロチ城では
「兎丼が無事?」
「はい、問題ありません!」
「なんだ、誤報か・・・!?」
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尾田栄一郎「ワンピース」955話より引用
「信用ならない真似しやがって・・・まあこっちを抑えれば充分か。
“刃武港”から“常影港”に変更・・・!!光月日和生存・・・!!北の地か・・・」
不敵に笑うオロチ。作戦はどこまでばれているのでしょうか。
さあて!!お立合い!!
空は晴れ桜舞い散る“花の都”時はついに「火祭り」の日を迎え、その陰で世界の運命をも揺るがす“戦”が始まる!!
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尾田栄一郎「ワンピース」955話より引用
ワノ国 第二章
~完~
『ワンピース』ネタバレ955-956話のまとめ
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尾田栄一郎「ワンピース」955話より引用
これまで順調すぎるまでに進んできたルフィサイドですが、ラストシーンのオロチの不敵な笑みが非常に気になりますね。
ワノ国、決戦の第三章。
一体どんな展開になるのか、こうご期待です!!

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