最新ネタバレ『約束のネバーランド』特別番外編第1弾!考察!クローネの生き方を変えた悲劇!

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2020年28号で連載を終了した『約束のネバーランド』が、2020年12月の実写映画公開と「約ネバ展」開催を記念して、二号連続で特別番外編を掲載!

2021年1号に乗せられた特別番外編の第1弾は、『自由の空を求めて』というタイトルで、シスター・クローネを主役に描かれています!

 

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『約束のネバーランド』特別番外編第1弾!のネタバレ

白井カイウ・出水ぽすか「約ネバ」特別番外編より引用

それでは『約束のネバーランド』特別番外編第1弾!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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クローネの窮地

若き日のクローネ。

時はハウスから卒業後、出荷ではなくシスター見習いコースに進んだ際の物語です。

白井カイウ・出水ぽすか「約ネバ」特別番外編より引用

しかし出荷は免れたものの、クローネは窮地に陥っていました。

課題であった刺繍を無くしてしまったのです。

恐らく誰かの策略。

自分たちの運命を知っている現在、皆が常に死に怯え、それぞれが生き残るため他者を蹴落とそうとしているのです。

きっとハウスにいた時より過酷な環境でしょう。

クローネは察しました。

(私は蹴落とされた。終わった)

するとそこに「先生これじゃないですか?」とクローネの刺繍を掲げる者が現れたため、クローネは落第(死)を逃れることが出来ました。

クローネの命を救ったのは、明るい金髪の少女。

クローネは彼女に見覚えがありました。

(まさか―)

「セシル?」とクローネが声を掛けると彼女は笑いました。

白井カイウ・出水ぽすか「約ネバ」特別番外編より引用

「やっと気づいたの?クローネ」

セシルはクローネと同じハウスで育った姉であり、2人は2年振りの再会でした。

 

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家族との再会

白井カイウ・出水ぽすか「約ネバ」特別番外編より引用

まっすぐな金髪に青い目…お人形さんみたいだったセシルは当時より痩せてさらに綺麗になっていたため、クローネはこれまで彼女の存在に気づかなかったのです。

セシルは「クローネは変わらないね」と笑いながら、生き残りたかったら「絶対隙を見せちゃだめよ」と注意しました。

しかしクローネはそれどころではありません。

「また会えてよかった」

出荷されたと思っていたセシルとの再会に涙が止まらないのです。

もちろん鬼の支配下という現実は変わりません。

それでもクローネにとって、セシルの存在はこの絶望の中の光となりました。

 

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紡がれてきた希望

ある日突然グランマが言い渡しました。

白井カイウ・出水ぽすか「約ネバ」特別番外編より引用

「今このクラスの中からはシスターに推すのは一人だけとします」

つまり生き残れるのはたった一人。

セシルも含めた全員とひとつのイスを奪い合わなければなりません。

焦るクローネにセシルが囁きました。

「クローネ。ここを脱獄するわよ」

その言葉にクローネは“胸に埋め込まれているチップがある限り無理”だと反論しますが、セシルは“グランマが持っている懐中時計がチップを止める機械になっている”のだと説明しました。

「このチップを無効化できれば脱獄の勝機はある」

セシルの自信は、ある練習用の刺繍にありました。

白井カイウ・出水ぽすか「約ネバ」特別番外編より引用

ところどころ色褪せているその刺繍は、裏返すと青い糸が本部の見取図になっていたのです。

それはこれまで同じように脱獄を考えていたシスター見習いたちが、情報を少しずつ少しずつ刺繍に残し、託してきたもの。

抗えない絶望の世界で受け継がれてきた希望です。

「私もう仲間を見送るのは嫌よ!」

セシルの嘆きにクローネも同意し、覚悟を決めました。

(脱獄―そうよ私達は生きてやる!このクソったれな世界から抜け出すのよ!)

クローネたちは脱獄のための準備を開始しました。

 

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不測の事態と絶望

脱獄は、食事係の制服に着替えて調理場の裏から外へ出る計画。

監視のパターンも監視カメラの位置も把握しています。

白井カイウ・出水ぽすか「約ネバ」特別番外編より引用

あとはグランマの懐中時計のみ。

「それさえ奪えれば」という状況にクローネは外への希望に胸を高鳴らせました。

2人は外に出たら何がしたいかや、すでにこの世にはいないであろうハウスの家族たちに想いを馳せます。

「…ねぇもしこんな農園なんてなかったら、私達普通の女の子になれてたかな」

2人は脱獄を前に、もしもの話に笑い合いました。

 

しかし翌日不測の事態が。

他の者が脱獄を決行したのです。

しかもその者はすぐに見つかり、クローネを含めた候補生たちは、脱獄者がいかなる結末を辿るのか(死)を見せつけられたのでした。

白井カイウ・出水ぽすか「約ネバ」特別番外編より引用

「よく見ておくのよ。あなた達が農園の中でしか生きられない」

クローネは脱獄の難しさを実感します。

それでも「後悔するから諦めたくない」と語るセシルに、クローネは懐中時計を盗む覚悟を決めました。

 

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残酷な結末

クローネはついに懐中時計を盗むことに成功しました。

ところが懐中時計は、見るからにチップを止める機械ではありませんでした。(イザベラが持っていたのと同じ発信機ですね)

クローネは急いでセシルに計画中止を知らせようとしましたが…なんとセシルの背後にグランマの姿が!

バレた!殺される!と絶望するクローネ。

しかしセシルの言葉でその絶望が罠の内だったことに気づきました。

白井カイウ・出水ぽすか「約ネバ」特別番外編より引用

「あなたの懐中時計を盗んだのはクローネです」

なんとまさかのセシルの裏切り。

彼女はクローネだけでなく、これまでも不穏な動きをするシスター見習いを上に報告していたというのです。

すべては自分が生き残るため。

初めにクローネの刺繍を隠したのもセシルでした。

「隙を見せる方が馬鹿なのよ」と薄ら笑うセシルを残し、クローネは檻に入れられてしまいました。

残酷な裏切りによってクローネは強く実感します。

白井カイウ・出水ぽすか「約ネバ」特別番外編より引用

「この世界では裏切り蹴落とし引きずり落として生き残っていく道しかないんだ」と。

 

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クローネは生きる

その後、落第者として指名されたのはなんとクローネではなくセシルでした。

クローネが見取図の刺繍を証拠に、セシルを脱獄の首謀者として告発したからです。

セシルの処分が決定しました。

『競え』

それがクローネが知った世界の掟。

この一件からクローネはがむしゃらに成績を上げ、晴れてシスターになるまでになりました。

そして10年後、クローネはエマたちのいるGFハウスに。

クローネはハウスに派遣されるシスターにまで昇格したことをセシルに誇ります。

白井カイウ・出水ぽすか「約ネバ」特別番外編より引用

「あんたが出し抜いたように、ママの座だって必ず手に入れてみせる」

それがGFハウスに来た時のクローネの心境だったわけです。

 

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セシルの願い

「よかった。全てうまくいった」

これは死を目前にしたセシルの心境。

実はセシルの裏切りはクローネのためでした。

セシルはクローネと再会したことを本当に喜んでおり、彼女を「死なせたくない」と願っていたのです。

農園からの脱獄が不可能なことはすでにわかっていたセシル。

だからこそセシルはクローネに農園で生きていける冷酷さを身に付けさせようとして、あの裏切りを演じたのでした。

白井カイウ・出水ぽすか「約ネバ」特別番外編より引用

「ごめんねクローネ。あんたは生きるのよ」

それが姉としての願い。

生を妹に託し、セシルが最期に望んだのは“本当に自由になって見上げる空”。

「その時はクローネ、あなたも一緒よ」

後にクローネも出荷されてしまいますが、2人は同じ自由の空の下で仲良く手を繋いでいたのでした。

 

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『約束のネバーランド』ネタバレ「自由の空を求めて」のまとめ

これを読むとイザベラを蹴落とそうとしていた本編でのクローネの言動に納得がいきますよね。

本編でも最終的に「このクソみたいな世界をぶっ壊して欲しい」と子どもたちに託すなど、クローネの苦悩を窺い知ることが出来ましたが、その背景にはやはり辛い過去、それも慕っていた姉に裏切られるという悲劇があったのでした。

しかしその悲劇は、姉が妹を生かすためのものでした。

セシルもクローネが来る以前は生き残るために必死になって他者を蹴落としていたのかもしれませんが、クローネを犠牲にしてまで生きることは出来なかったのでしょう。

生きるためには冷酷に他者を蹴落としていく強さを持たなければならない。

今回の話はそんな『約ネバ』世界の非情さがより色濃く伝わりました。

白井カイウ・出水ぽすか「約ネバ」特別番外編より引用

セシルは無理やりクローネに冷酷な強さを身に付けさせましたが、そのクローネも結局出荷されてしまったというところも、この世界の残酷さとして際立っていますよね。

2人とも残酷な運命に命を奪われてしまいましたが、どうか天国だけではなく実際に2人揃って今度は自由な空の下に生まれ変わって欲しいですね。

さて2週に渡って掲載される特別番外編、次回の第2弾はイザベラ編!

本編でも彼女の本心を垣間見ることが出来ましたが、超優秀な飼育監としてグランマにまで上り詰めた彼女もまた、残酷な運命に翻弄されたひとり。

恐らくレスリーとの過去が描かれるのではないかと予想しますが、果たしてどんな物語が見られるのか次回も楽しみです!

 

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