無惨の攻撃に倒れた炭治郎を助けるため、眠っている禰豆子の枕元に父炭十郎が語りかけます。
そして無惨との戦いでは岩柱・悲鳴嶼行冥と風柱・不死川実弥も駆けつけて現柱が全員揃いました。
今回は『鬼滅の刃』185話の内容を、禰豆子の覚醒と無惨との戦いを中心にお届けします。
Contents
『鬼滅の刃』185話!のネタバレ
それでは『鬼滅の刃』185話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
父の呼びかけで目を覚ます禰豆子
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吾峠呼世晴「鬼滅の刃」185話より引用
・・・禰豆子起きろ
炭治郎が危ない
今回の表紙は、父炭十郎が眠っている禰豆子を静かに起こそうとしているところです。
禰豆子は父からの呼びかけに応じるように目を覚まし、突然立ち上がります。
枕元で看病していた鱗滝さんは驚き、禰豆子どうした?と聞きますが、冷や汗をかき驚いた表情のまま反応がありません。
やがて、いきなり戸をブチ破って外に飛び出して行く禰豆子!!
その物音は元音柱の宇髄天元と元炎柱の煉獄槇寿郎のところにも聞こえます。
禰豆子が眠っていた場所は、お館様である輝利哉たちと同じ建物だったようです。
煉獄は扉の向こうにいる輝利哉に向かって、どうしたら良いか判断を仰ぎます。
輝利哉の父・耀哉の言葉
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吾峠呼世晴「鬼滅の刃」185話より引用
鬼の娘が飛び出したと聞いて予想外の出来事に驚く輝利哉。
無惨に操られている?
薬が効いて人間に戻った?
あらゆる予測をしますがどれも決め手がありません。
なぜ禰豆子がいきなり起きて走り出したのか理由がわからないため判断がつかないのです。
とりあえず追わなければ・・・!と指示を出しかけたとき、輝利哉の肩にそっと手を置いて語りかける人物がいました。
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吾峠呼世晴「鬼滅の刃」185話より引用
禰豆子は好きにさせなさい
大丈夫だから
それは、輝利哉の父である亡くなった耀哉だったのです。
誰に禰豆子を追わせるか問いかける妹たち。
もし禰豆子が鬼に捕まるようなことがあっては取り返しがつかないことになってしまいます。
しかし、輝利哉は涙を流しながら追わなくていいと答えます。
父上が
好きにさせろと言ってるんだ・・・
極限状態で指示を出し続けなければならない輝利哉。
生前は厳しかったという父耀哉ですが、輝利哉のところへ助けに来てくれました。
おそらくずっと近くで見守ってくれていたのではないでしょうか・・・?
この父の言葉は温かく、ありがたいものだったと思います。
禰豆子は人間には戻っていない!?
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吾峠呼世晴「鬼滅の刃」185話より引用
禰豆子はどんどん走っていきます。
鱗滝さんは必死でついて行きますが、あまりの速さに差は広がるばかり。
やがて、走り続ける禰豆子の前に再び父が現れ、静かにどこかを指差します。
しかしその先は大きな崖でした。
構わず走る禰豆子!
崖を一気に飛び降り、そのまま走り続けます。
人間ではとても飛べない距離に、人間に戻る薬が効いてないのか?
といぶかり、心配する鱗滝さん。
悲鳴嶼行冥&不死川実弥の参戦
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吾峠呼世晴「鬼滅の刃」185話より引用
一方炭治郎。
無惨の毒が少しずつ体に浸潤しています。
倒れている炭治郎の向こうでは、三人の柱が無惨と戦っています。
三人がかりでかかっても無惨が優勢な様子。
そしてやがて三人とも無惨に傷をつけられてしまいます。
傷の痛みで倒れ込む恋柱、甘露寺蜜璃。
そこに容赦なく無惨の攻撃が・・・!!
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吾峠呼世晴「鬼滅の刃」185話より引用
と、間一髪でその攻撃を破壊した人物がいました。
岩柱・悲鳴嶼行冥です!!
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吾峠呼世晴「鬼滅の刃」185話より引用
無惨が悲鳴嶼に気を取られていると、さらに背後から無惨を一刀両断する人物が!!
風柱・不死川実弥です。
しかし残念ながら、無惨の体は斬られた直後に修復され、振り返った時には既に元通りに戻っています。
振り返りざま実弥に攻撃する無惨。
実弥は攻撃を避けながら液体の入った数個の瓶を投げました。
攻撃の余波でその瓶は割られ、中に入っていた液体が無惨の体にかかります。
中身は・・・油!
すかさずマッチで火をつけられ火だるま状態に!!
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吾峠呼世晴「鬼滅の刃」185話より引用
小賢しい真似を!と怒り狂う無惨。
テメェにはこれくらいが似合いだぜぇ
ブチ殺してやる
この塵屑野郎
油をかけて火をつけるとは・・・
こんな攻撃よく思いついたな!と思います。
この、正攻法でなく、教科書に載っていないような攻撃をしかけるのが実弥らしいと思いました。
市街地に出たことを利用して、どこかから油とマッチを調達してきたのでしょうか。
無惨が燃えて死ぬということはないにしても、火を消す間の時間稼ぎにはなりそうです。
義勇に炭治郎を託された村田
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吾峠呼世晴「鬼滅の刃」185話より引用
その様子を物陰から伺っている人物がいました。
村田です。
家族の仇である無惨を殺そうと、戦闘に加わろうとしますがなかなか動けずにいます。
そこへいきなり「村田——!!」と声をかける義勇。
炭治郎が動けないので手当をしてほしいと頼みます。
炭治郎に声をかけ、安全なところへ運びます。
村田は水柱である義勇が自分の名前を憶えていたことに感動しています。
二人は最終選別のとき一緒だった同期なのです。
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吾峠呼世晴「鬼滅の刃」185話より引用
すごい差がついちゃったけど同期なんだぜ俺たち・・!!
最終選別でお互い生き残り、スタート地点は一緒だった二人。
ということは二人とも錆兎に助けられたということですね。
死んでしまった錆兎、そしてそこから戦い続けて今その元凶である無惨を倒すため同じ場所にいる二人。
村田は、階級をどんどん上げてついには水柱となった義勇に対し尊敬や劣等感など、色々な思いがあったのではないでしょうか。
そして今、無惨という共通の敵とそれぞれの形で戦っているのです。
村田によって運ばれている炭治郎は、死の淵で夢を見ています。
目を開けると青空が広がっていました。
夜が明けたのか?いやそんなはずはない・・・
そしてあることに気づきます。
あれ?
匂いが全然しない
次号へ続きます。
『鬼滅の刃』ネタバレ185-186話のまとめ
今週はとっても盛沢山な内容でした!!
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吾峠呼世晴「鬼滅の刃」185話より引用
まずついに禰豆子が覚醒しました。
しかし、人間に戻る薬を服用したのに、その目はまだ鬼のままでした。
これは、本来であれば薬の効果があらわれてから自然に目を覚ますはずのところ、父炭十郎の呼びかけに応じて途中で覚醒してしまったからでしょうか?
鱗滝さんが追いつけないほどの速さで走ったり、崖から飛び降りて無傷ということからもまだ鬼であるということがわかります。
禰豆子の血鬼術は鬼の毒を解毒する作用があり、炭治郎を助けるためには禰豆子の血鬼術が必要ではあるのですが、珠世の薬は効いていなかったということなのでしょうか。
結局薬は効いていなかった、という展開はなさそうな気がするので、これから先の展開で何か影響があるような気がしてなりません。
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吾峠呼世晴「鬼滅の刃」185話より引用
そして最後の場面は、炭治郎ではなく炭治郎の先祖、炭吉でしょうか?
額の痣と耳飾りはつけていませんし、薪割りの途中らしく斧を持っています。
炭吉の姿の夢を見ているということは、記憶の遺伝で炭治郎の意識が炭吉の中に入り込んだ状態?
ここで炭吉の夢を見ているとすれば、これは何を意味しているのでしょう。
炭治郎の時代までは伝えられることのなかった、当初十三あったはずの日の呼吸の十三番目の技のヒントをつかむことができるのでしょうか。
さらに、無惨に怪我を負わされた義勇、伊黒、甘露寺の状態も気になります。
生存している柱五人が全員揃ったので鬼殺隊側としては現在の最高戦力ということになりますが、これでもまだ無惨は余裕に見えます。
そして炭治郎・・・炭治郎の復活が鍵を握っていることは間違いありません。
頑張れ炭治郎!!

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