龍水の操縦したドローンは石化武器(メデューサ)を絡み取ることに成功しますが、イバラを石化させることに失敗します。
再度メデューサを手にしたイバラでしたが、そこに龍水が決死の覚悟で付けたイヤホンまでは気が付きませんでした。
自分が賢いと思っている奴ほどハメられるとスピーカー越しに千空はイバラに語りかけ、「5m、1second(秒)」と音声入力しては遂にイバラを石化にさせるのでした。
宝島で唯一生き残った千空。
また一人だと寂しそうな表情を浮かべますが、そこに石神村のルリから電話がかかってきます。
今はもう一人ではない。
そう実感した千空は崖の上で初めて腰を下ろして、科学王国の勝利を噛み締めるのでした。
目次
『Dr.STONE(ドクターストーン)』138話のネタバレ
それではDr.STONE(ドクターストーン)第138話『Z=138 Epilogue of chapter 3(第3章最終話)』の要点をまとめてみました。
メデューサを巡る怒涛の展開を制した千空。
しかし喜びに浸る間はありません。
これから仲間たちを復活させなくてはいけません。
ここのところ、英語のタイトルが続きましたが、よく読むと第3章最終回!?
今週のジャンプ最終ページ(奥付)には、Boichi先生はコハクとスイカでグルメ作品を描きたいと、ほのぼのしたコメントを寄稿していましたが、本作はそれどころではなくなりました。
時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
石上村からの連絡とは?
復活液をかけられて石化が解除されたクロム。
千空だけが一人生き残っていることから、科学王国の勝利を知り思わずガッツポーズ。
千空はクロムの閃きのおかげでゴキブリ並みに生きのびたとハイタッチしながら礼を言います。
これから仲間たちを復活させるのは、詰め将棋のように容易なことですが順番を間違えると即ゲームオーバーです。
まずはお腹が空きました
↓
アマリリスを復活させて食料ゲット
食料を運ぶのは重いです
↓
大樹を復活させて荷物の運搬
だけど料理が出来ません
↓
フランソワを復活させて調理を任せます
そして龍水も復活して、ようやく船長着を身に付けることが出来ました。
食事をしながら石神村からの通信状態を確認しますが、さすがの携帯電話の電池も青息吐息で切れかかっています。
そんな中、ルリからの電話を不審に思うクロム。
千空に電話をかけることは却って邪魔になることぐらいルリは承知しているはずです。
ルリの気持ちを理解するクロムをアマリリスが怪しい関係だと興味津々ですが、かつて千空と結婚して3分でソッコー離婚した話を聞くや大樹と一緒に軽くパニクります。
ペルセウスならば双方向通信が可能ではと判断して船に向かいましたが、ブリッジは宝島の兵士がズタボロに破壊しており、クロムの怒りは収まりません。
しばらくペルセウスが動かないことを知り食堂を作り出すという、フランソワの手際の良さに驚く思うアマリリス。
千空は怒る暇が無かったと割り切って、カセキを叩き起こし人海戦術でペルセウスの修理に取り掛かり、凱旋航海をしようと言います。
抱擁
龍水、カセキ、ゲンたちも石化が解除されました。
大樹は陽を海底からサルベージする中、イバラに裏切られたキリサメの石像を発見して、彼女も引き揚げます。
即破壊を決断するマグマでしたが、千空も即断で迷いなくキリサメに復活液をかけてゲンも驚きますが、こいつはイバラに騙されていただけでだと助けた理由を話します。
復活したキリサメは流石にバツが悪そうですが、千空は欠けた後宮の石像の在処を尋ねますのでした。
そして一か八かのバクチで石化した銀狼も復活します。
兄の金狼は流した涙を人知れずそっと拭きました。
石化が解除されてコハクの胸に飛び込もうとしてボコられる姿を見て、イバラによる傷は治癒されたと周囲は安心します。
千空とコハクはお互いを見つめ合うと、コハクが千空に抱きつきます。
自分は殴られて千空だけずるいと絶叫する銀狼に、恋人同士と誤解したままのキリサメはドキドキしてしまいます。
しかし、これはハグみたいなものだとアマリリスは感じています。
敵は己自身?
夜のペルセウスでは科学王国の勝利の宴が繰り広げられています。
コーラを片手に盛り上がる陽。
宝島の王族であるソユーズに片膝をつくるキリサメ。
オオアラシも無事復活できたようです。
そんな周囲を他所に科学チームは休むことなくペルセウスの修理に没頭しています。
何とか通信手段が回復すると、早速石神村のルリに連絡をする千空。
ルリは例の不気味な通信の話をしようとした途端です。
急に大きなジャミングが発生して、別の強力な電波が通信を遮断してしまったのです。
思い当たるのは“ホワイマン”?
するとスピーカーからはモールス信号ではなく人間の声が聞こえてきました。
「12800000m、1second」
スピーカーに近づいてはいけない、とメデューサを持つコハクに注意するアマリリス。
これは明確な攻撃意思でホワイマンは敵だと判断する龍水。
ゲンは石化範囲が12800000mという無茶苦茶さに驚きますが、この数値は地球の直径と知り一堂は愕然とします。
それよりももっと重大な事実に気づいた人間がいました。
ソナーマンで耳の良い羽京。
そしてもう一人。
当事者ともいえる千空です。
スピーカーから聞こえた声は、まさに千空の声だったのです!
この秘密を解くつもりの千空。
「唆るぜ、これは!!」
次回から本章『石化の真相』が始まります。
Dr.STONE(ドクターストーン) ネタバレ138-139話のまとめ
いきなり第3章の最終回という流れに驚いた読者の方も多いのではないでしょうか。
しかも、予告ではこの物語はこれからが本章というオマケまで。
最終回のストーリーとしては、恋愛上手なアマリリスがルリとクロム、千空とクロムの関係に興味津々でしたが、通信が復活して感情抜きに本題に入る千空にはロマンの欠片も無いと感じたようです。
その千空はコハクでしたが最後はコハクが抱きつき、銀狼は嫉妬します。
もっともコハクは初対面の時も千空に助けられたことから、今回も助けてくれると信じていたのでしょう。
アマリリスはハグだとして、恋愛とは別物だと判断したようですが、何となく初めてコハクがヒロインのような所作を見せた気がします。
そしてラストの謎の声。
まさかの千空?という想定外すぎる展開です。
謎の男の容姿は完全には判明しませんが、顔の下半分の特徴ですがやはり千空に見えます。
ただし、皮膚というか顔の表面は石化らしき形跡があったりと、本当に生きているのか不思議に思います。
何となく石化入力する声も機械的な感じがします。
「同一人物が同じ時間帯を共有する」という代表的な物語のジャンルとしては、お馴染みタイムトラベルなどが挙げられますが、今まで合理的に話が進んできた中で、いきなりトンデモレベルに向かうとは考えにくいのですがどうでしょうか。
また声の主は地球の直径を入力しようとしていましが、これだと地球全体が覆われて自分も石化する可能性もあります。
クロムが発見した石化範囲の一定速度を利用して、千空と同じように復活液を浴びて石化を解除するつもりなのか疑問は尽きません。
他に無事な場所としては宇宙?それとも地中の奥深く?
新たな疑問が噴出する中、千空がキリサメに尋ねたように、ソユーズの父が復活できるのならば、メデューサをいつ、どこで、だれから、どのようにして入手したのか、その情報を聞き出すことが可能になるはずです。
第3章は石化光線の発生源である南米航海のはずでしたが、メデューサを入手したことで一旦石神村に帰島して、ルリたちの話も聞きながら、司を復活させてホワイマンとの対決に臨むー。
本章はそんな展開になるかもしれません。
次回はセンターカラーからのスタートになります。

⇒『Dr.STONE』140話!さらば宝島!石神村に帰還せよ!!・・
⇒『Dr.STONE』139話!本章始まる!ホワイマンの本拠地は・・
⇒『Dr.STONE』137話!完全決着!!科学王国の勝利!!・・
⇒『Dr.STONE』136話!飛べ!ドローン!!龍は三度蘇る・・