スタンリーたちの追撃を振り切りながら、南米に針路を取る千空たち。
百夜たちがレコードに残したメッセージから、千空とゼノは緯度経度に至るまで石化の発光地点を正確に突き止めるつもりです。
日本とアメリカのそれぞれで、石化の波が襲来した方角と時間差を元に、クロムが驚くほどの高速計算で一歩ずつ真実に近づいていきます。
2人の頭脳が突き止めた石化の発信地点は、南緯3度7分、西経60度1分でした。
『Dr.STONE(ドクターストーン)』172話のネタバレ
それではDr.STONE(ドクターストーン)第172話『Z=172 叡知の道標』の要点をまとめてみました。
表紙は読書の秋だとばかりに制服姿がレアなコハクがいます。
そして巻頭カラーは月面をイメージした楽しそうな扉絵です。
2人のDr.が叡知を結集して辿り着いたポインドはアマゾン川の上流です。
石化の謎に迫るべく、南米編がいよいよスタートします。
時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
行け!爆心地!
人類を滅亡した源に何が眠っていようとも欲しい!と願う龍水。
確かに何千年も経過して何も残っていない可能性もありますが、南米へは超合金の街づくりとして向かうので、爆心地に寄らない手はありません。
アマゾンへの大冒険&お宝探しに早くも興奮の大樹やクロムですが、危険地帯のアマゾン踏破は21世紀でも死ぬレベルです。
ボートでブラジルを向かう場合、海岸沿いに外回りする必要がある千空たち。
気の遠くなるルートに驚くゲンですが、問題は燃料です。
海岸沿いを進むことで燃料が尽きる度に上陸して木材を現地調達。
ボートに搭載された6機のエンジンを木炭ガスで回し、牛歩のように地道に進むつもりです。
しかし、追跡するペルセウスは石油が燃料のため、スピードがまるで違います。
必ず追い詰めると意気込むスタンリー。
地理の専門家
千空たちは、その都度木材を伐採しますが、船員たちの体力は限界に達しようとしています。
少しでもみんなが休めるようにと夜通し作業を続ける大樹。
すると、大樹は夜空に光る文字を発見します。
大樹が恐怖した夜空の文字は、「HELL=地獄」。
メッセージを見た大樹は慌てて、月のホワイマンの仕業だと千空たちに連絡をします。
怖がるルーナ。
しかしコハクは目を凝らすと、光の文字の周りにフレームの存在に気が付きます。
それを聞いて、凧と蓄光塗料だとその正体を見破る千空とゼノ。
その発光地点に向かう一行は、宙にぶら下がる巨大な巣を発見しました。
何者かの存在に心当たりがないゼノ。
すると地上に球体の物体が舞い降りてきました。
よく見るとカボチャを衣服代わりとして、目を細める女性が一人。
奇妙な表情に心当たりがあるスイカは、相手が自分と同じボヤボヤ病(=近視)であることに気が付きます。
距離感が掴めずスイカとすれ違う様子を見て、よく生きていたものだと感心するクロム。
ともかくメガネと探検隊ルックに着替えた少女。
その姿を見たDr.チェルシーだと気が付いたゼノ。
チェルシーは有識者会議に招待されていたのです。
10代の若き天才地理学者の頭には地球が丸ごと収まっていると、ゼノに褒められて照れるチェルシー。
彼女はゼノから遅れること3年後に石化解除しましたが、近眼のせいで北に集合するという立て看板を読むことが出来ず、二択で南に進んでしまったようです。
あまりの残念ぶりに誰もが天を仰ぐ中、アホの子扱いするなとチェルシーは弁解しますが、その超フィールドワーカーぶりで凧と塗料で助けを求めていたようです。
そこでゲンはメッセージが「HELL」ではなく「HELP」であることに気が付きました。
ロードマップはバイク!
話を進める千空は、石化の発信源に向かうため、スタンリーの追跡を振り切ることが出来る裏ルートがないかチェルシーに質問をします。
すると地球儀を見ながら思案するチェルシーは、1か所だけあると南米横断ワンチャンルートを示します。
エクアドル北部から上陸後は山越え。
その後はアマゾン川をウォータースライダーでぶちかましです。
しかし問題は上陸後の移動手段です。
歩行は勿論のこと、車でも途中の熱帯雨林を抜けることは不可能です。
オフロードを走破出来る小さい乗り物、例えば「バイク」があればと話すチェルシー。
それを聞いた千空は「無いなら作るまで」と地面にロードマップを描き始めました。
ボートをスタートに辿り着くゴールはバイク!
納得のゲンに、大興奮のチェルシー、ゴムはあるのか疑問のゼノ。
いよいよ南米横断作戦が開始です。
『Dr.STONE(ドクターストーン)』172-173話のネタバレのまとめ
地理のエキスパートとして登場したチェルシー。
千空、ゼノに続く3人目のドクターですが、近眼ということで衣服など裁縫することが出来なかったのか、カボチャで身を包むという凄い出で立ちで登場しました。
この辺りは時節柄、ハロウィンを意識したのかな?
チェルシーにはスイカ以来のメガネっ娘ですが、少し残念属性もありそうな気も。
ギリ10代ということで石化前の年齢は19歳でしょう。
社交的な性格のようで千空たちともすぐ馴染んでいました。
これからは頭部のカボチャがトレードマークとなりそうです。
居住は両端を縄で引っ張り空中に浮いた繭のような外観でした。
地上を避けたのはやはり危険が多いと感じてのことでしょう。
最後は、久しぶりのロードマップ。
無ければ作るという千空のスタイルにゲンも既に慣れっこです。
大概の材料はボートからの流用で済み、現地調達について木炭は問題ないでしょう。
しかし最後の難関はやはりゴム。
確かに原料の硫黄は箱根で発見されました。
しかし、ペルセウスに運搬してきたのか不明なのが一つ、仮にあったとしても北米脱出の際に硫黄をボートに持ち込む時間があったとは思えません。
果たしてバイクが完成するのか気になります。

⇒『Dr.STONE』174話!さらばラボカー!跳ねる新技術のゴムを・・
⇒『Dr.STONE』173話!洋上のF1カー!逃亡のヒントは凧?・・
⇒『Dr.STONE』171話!石化発光地点Xを探せ!!科学者たちの・・
⇒『Dr.STONE』170話!ボートVS空母の追撃戦!日米科学会談・・